かつてのアルノーの意思を、アーネが継げばいいのに。
全ての汚れ仕事は、ある意味アルノーがしてしまっているし…などと、つい思ってしまいます。
アルノー、死んでも罪を償い続けるのですね…胸が痛いです。
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
アルノーの遺志とそれに対するアーネのスタンスは、この章中に明確な答えを出そうと思っています。
そこにアーネがっつり辿り着くまでが、二章の内容といったところでしょうか。
今は平和主義の理想と、厳しい現実のギャップにもがいている、といった感じです。
アルノー、夢か現か謎の世界で、なお絶望に浸っております。
私もアルノーが大好き(手前味噌)なので辛いシーンですが、今後に進むうえでこのシーンは削れず……。
いつもアルノーの側に立ったコメントを頂き、ありがとうございます。賛否両論の主人公なので、作者としてはとても嬉しく思います。
アルノー!!(T-T)
と叫びたくなったのは僕だけではないはず……
なんか切ないですね。アーネさんの気持ちを考えると苦しいです。
作者からの返信
碧絃様、コメントありがとうございます!
謎空間にて、アルノーとアーネの不思議な再会でございました。
アルノーは一章の事件を経て、心がポッキリと折れています。
でも現実世界は否が応でも覗けてしまう、死んだ人ともすれ違ってしまうという始末なのです。
そして、その状況をアーネも知ってしまうという負の連鎖。
後のアーネのとある行動にも大きな影響を与える予定です。
余談ですが、執筆再開前の、構想段階から書きたかったエピソードなので、この回に反応を頂けるととても嬉しいです。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
とても興味深く、面白い回でした。まさかアルノーがこのような形でまた物語に絡んでくるとは思いませんでした。
あに、アルノーの残した水人形のような思念体にアルノーの人格が戻ってくるのかと…
二度目の別れ…でも、アルノーの居場所が分かっただけでもアーネにとっては希望になるかもしれません。
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
不思議空間での、久しぶりの再会回でございました。
それもこれも、アーネの夢かもしれないと言う前提は置いておいて……。
アルノー自身はここに囚われの身となっております。
水の異形は操作下にありませんので、あれはあれで勝手に自立起動している個体ですね。
この出会い、何やらアーネにとって特別な意味を持ちそうです。
道場の遺言や、戦勝回の絵や、エルの言葉など、二章は彼女にとっての転換点だらけではあるのですが……。
生死の狭間で死者と会話して現世に帰る、という定番のシーンでこうも辛くなりますか。文章の力もあって、このしんどさが胸に響きます。
やっぱりこんな状態でもちゃんと話せてないので、どうにかして二人は腹を割って話し合ってほしいですね。
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
お褒めのお言葉、大変恐縮です。
二人の邂逅に感じ入って頂き、作者冥利に尽きます!
この二人1章からそうなのですが、
思い合いが強すぎて、最後の一歩を踏み込まない面倒くささがありました。
アルノー目線では、野望に巻き込んでおいて失敗してしまったら、彼女も重罪に問われてしまう。
アーネ目線では、出世の邪魔にならないよう(甘え倒すのは別として)に、と言った感じで。
それが更に終盤拗れて、相手へのイメージや理想の押し付け合いも始まり、それが解消する前1章ラストになってしまった感じです。
今回の邂逅も、それを引き摺っている形でしょうか。
きちんとした話し合いができれば、あのような結末を辿ることも無かったのですが……。
ずっと心の澱で濁っていた時、ようやくアルノーに会えたのに、その事実は余りに辛いものでしたね……。
生も死もない世界で、ただ見る事だけ許される世界で、ただひたすら苦悩させられるのでしょうか。
苦悩すら出来なくなったとしても、やはり究極の傍観者として見続ける事になるのかもしれませんね。
これを罰や報いと考えるのも分かりますが、ここからの解放も願って已みません。
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
人が死したのちに行くべき地に、行けなくなってしまったアルノーでした。
何かを変えたいと願って行動したアルノーにとって、穏やかで平和だけど変化の余地が無いこの空間は、ある意味では地獄以上に地獄かもしれません。
強いて言えば現世の様子を見続けることができますが、それが心の慰撫に繋がるかと言うと……。
アーネも、死したのちのこのアルノーの境遇には衝撃を受けましたが、それ以上にショックだったのは、完全に心が折れたアルノーの姿だったり……。
アルノーがこの空間に放り込まれた理由もあるのですが、開示できるのは結構後になりそうです。
ううっ、つらい……。
天国でも地獄でもない場所だけども、もう彼は生きてはいない。でもアーネさんは戻らなきゃいけない。二度も別れることになるのも、つらいですね……。
作者からの返信
朝倉様、コメントありがとうございます!
アルノーはどこにも還ることができず、アーネはそれを救えず、眺めるだけの構図となりました。
アーネは無念だけが募っていると思います。
この辺り、本来の作中の死生観念であれば……。
イメージ的には、生物は死後レイラインに還って、人や動物、植物に関わらず全てが一つになる。
そして地球を巡るエネルギーの奔流になる、といったところでしょうか。
後々、作中でも詳しく触れることになると思います。
編集済
この章、濱丸先生のお作品のキャラをとことん愛してしまったものにはものすごく辛いんですが、文章と世界観があまりに素晴らしくて毎回涙腺直撃され、更新まだかなと覗きにくる度に何度でも読んでしまいます
きっと濱丸さまは書く上でここまでいくつも超えがたい山を越えてきており、さらにこの先を書くのも越えがいのある大きな山があるのでしょう
読者としてはついつい続きが気になって気になって、「更新まだ〜」などと言ってしまうのですが、もうど〜んと構えて待つしかないのですね
いつまでもお待ちしておりますm(_ _)m
作者からの返信
みかぼし様、コメントありがとうございます!
そしてすみませんっ!m(_ _)m
物語的には暗い話のところで、丸1週空いてました……。
何度も読んで頂いて、猛烈に嬉しい反面、間隔が空いて申し訳無く思います……。
更新日、お知らせした方がいいかなと思いつつ、筆の進みが乱高下する傾向があり、はっきりした日付を言うに言えず……。
進捗的には、二章分は書き終わっており、手直し→冷却→手直し…の段階です。
合間に、三章の本書きを進めてる感じですね。
……うん、もうちょっと公開ペース上げられそうですよね。
一応、1/週ペースでは頑張ろうと思っております。
次回分は、明日明後日くらいには発表できると思います。
頂いたご期待に沿えるよう、頑張ります!
コメント失礼します。
これはしんどい展開に。
アルノーさんの語りを聞くと泣きそうになりました。天国も地獄もどこにも行けないなんて辛すぎる。死してもなお、彼に何か役目が残っているのでしょうか。
アーネさんの心情を考えると、出会えたことが良かったのかどうか。伝えたい言葉を伝えられず別れてしまって、胸が痛い思いです。
とりあえず、アルノーさんがアーネさんをとっても大切にしてるところに救われます。
作者からの返信
森羅秋様、コメントありがとうございます!
夢破れて、心が折れてしまったアルノーでした。
死してなお、彼の心に安らぎは訪れません。
この不思議な再会は、少しだけのちの展開に影響を与えることになりそうです。
アーネの心情的には、会わない方が良かったのかも知れないのは、その通りでございます。
きっとアルノーはこの後も、海辺に映る現世をぼんやり眺めながら、アーネを思い続けるのでしょう。
おぁぁぁぁ…
これは、きつい…アルノーがなんやかや生きていたらそれはそれで帳尻が合わないなぁ、などと麦城なことを思っていた私なのですが、この有り様はきついやつでした。
この先、アーネは一体どうするのか…アルノーのなしてきたことに何かしらの救いは得られるのか。胸が詰まるようなエピソードでした。
作者からの返信
遠野例様、コメントありがとうございます!
我ながらアルノーには、無惨な目に遭わせてしまっていると思います……。
とは言え初代主役ではあるので、彼の生き様には妥協しない方向です。
一応、この状態の彼が現れたことには結構意味があるのですが、回収はだいぶ先になりそうです。
メタ的には、謎の水使いの異形がアルノーそのものでは無い、ということの示唆も込めていたりします。
幸せな末路かは分かりませんが、物語におけるアルノーの評価については、キチンと蹴りをつけるつもりです。
多分、ホントのラストになるとは思うのですが。
賽の河原ですね。
石を積んでは崩されるように。
何かを為そうとしても、成し得ない。
そんな状況でもアーネと会えて、言葉を伝えられたことは、アルノ―にとって救いだったのかも。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
賽の河原に似ているというのは、そうかもしれませんね。
何もできず空虚な時を過ごすことになり、夢破れたアルノーの心も折れ切っています。
天国でも地獄でもない、夢(?)の世界におけるこの出会い。
アルノーにとってもそうですが、アーネの方についても、今後の大きな転換期となっていきます。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。