編集済
ティト・ユメル、重要な役目を引き受けながらも、アルノーは嫌いだったんですね。この先でどんな役目を果たすのか。
※追記 本心…笑
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
ティトは、他の門下生とは明確に立ち位置が異なるキャラになっていて、色々と彼女にしかできない役割も、今後振っていく予定です。
アルノーのことが嫌いかと聞かれれば、間違いなく「嫌いです」と答えますし、何なら、何度か直接本人に言ってます。
そんなティトのことを、アルノーはそれもまた良しと重用していました。
この辺りのお話は、いずれ何かの形で書くかもしれません。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
こんばんは。
「道場の門下生年長組にしてデュノア家女中長の娘、ティト・ユメルが去って行く。」
すみません、ティトさんが、こんな複雑な人物だったとは、ノーマークでした……!
どこへ去っていったのか……。莫大な力のみをアルノーから学びとって……。
アーネさんを見守るつもりはあるようですが、アルノーに対しては、ただの師匠への敬愛、とかいう感情ではないようです。
「ずっと、貴方が嫌いでした。これでお別れ。さよなら、アルノー・L・プリシス」と別れを告げてますものね……。
追記。
アルノーの水鏡を使い、指南書を破いていることから、アルノーの意思にそって、アルノーの水鏡を使うのは、これが最後。義理を己のなかで果たすことによって、己のなかのアルノーへの感情に一区切りをつけたのでしょう。
だから、お葬式で「さよなら」でもないし、このタイミングで「さよなら」なんです。
そして、この場から立ち去っても、アーネさんを見守る宣言をしてますから、まだ、街からは出ないのでしょう。
そう読み解けましたよん。♪
作者からの返信
加須 千花様、コメントありがとうございます!
すみません、ノーマークなのは120%作者の描写不足のせいです!m(_ _)m
ティトはその立ち位置に反比例するように、本格始動が物語中盤〜後半になるキャラクターでして……。
登場が後回しになっておりました。
そして、今回で去るような書き方をしているのですが、具体的にはもうちょっとアーネ達に付き合います。
これもごめんなさいポイントですね……。
諸事情あってこの先(4話後くらいに)別行動(?)する都合上、このタイミングで開示できる情報は全部出しちゃおうとした結果が、このザマでございますorz。
前回の日常回で顔見せ、今回でバックボーンお披露目と想定していたのですが。
もうちょっと前から、頻繁に顔出ししても良かったかもなのです……。
お察しの通り、アルノーには複雑な思いを抱いているキャラです。
この辺り、愛と正義一直線(?)なアルノーより、迂闊に感情を推し量らせないエルネストよりの性格でありますね。
ラストで別れを告げるくせに、いつまでも引っ張り続けそうな気配があるあたり、まさにそれを表しているというか。
この手のキャラクターはエルもそうなのですが、本当に難しいですね……。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
コメント失礼します。
エルさん。本人の希望なく後を追わせるのは慈悲と違いますよ(ツッコミ)
夢を追い求めて試行錯誤しているけども、目的を見据えているようでちょっとズレているような感覚を覚えました。
ゴール途中で頓挫してしまい軌道修正もかねて色々模索しているのかも。綺麗な景色はもう見れないという諦めのような雰囲気がなんとなくするような?
とはいえ、しっかりやらかすのでしょうから、油断できない人です。
ティトさんはアルノーさんの技巧など受け継いだのですか。
尊敬できる部分は多くあれど、彼の生き方が嫌いだったのかもしれませんね。
でもしっかり後片付けしてあげるなんて、とてもやさしい人です。
今後の立ち位置がどうなるのか気になります。
作者からの返信
森羅秋様、コメントありがとうございます!
エル、間違いなく許可は取ってませんねえ……。
自分の中にある「あるべき姿」を他人にも押し込む傾向がありまして、強者としての傲慢と言われればそうかもしれません。
弱肉強食の、食われる側として生きてきた人間ですし……。
目標を軌道修正しつつ模索しているのは、まさにその通りです。
彼の目標、アーネとアルノーとの間に見た「美しいもの」はアルノーが死んだ以上、もう見ることは叶わないので。
終始過去形で語られるのも、そう言った理由も込みです。
ティト、水人形量産や指南書作成など、他の道場メンバーには諸事情で頼めないお仕事を手伝っておりました。
他にいるだろうと思いつつ、性格など鑑みると、実は消去法でも彼女一択だったり。
他のメンツでは知らないアルノーの顔を知っていたり、アルノーに関して言葉以上の複雑な思いがある女性です。
今後も重要な出番があるのですが、再登場は結構後かもしれません。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
ここ数話のエルの過去や心情に触れてなんとも言えない気持ちになりました。彼自身にしっかりとした信念はありつつも、ベルサに指摘されたことは案外当たっていたんじゃないかと。
エルは去ってもまだまだ不穏なにおいがしますね。ティトの行動とあの台詞、彼女の動向も気になります。
作者からの返信
朝倉様、コメントありがとうございます!
エル、背景等々含めまして、色々と難しいキャラです。
今回ベルサに指摘されたことはほぼ正解で、彼の繰り返した美しいものとやらが、それになる予定でした。
1章ラストの結末が無ければ、ということになってしまいますが。
自分は美しい生き方ができる訳ではないし、する気も無くて。
でも憧憬としてあり続けた、人間の善性をもう一度見てみたいと、それが根底にあるキャラです。
ティトも、既存の道場関連のメンバーとは違うことをやる流れになるキャラです。
前に出たり主張が激しいキャラでは無いので、構成上埋もれがちになっていたのですが……。
この辺りから少しずつ、出番が増えていくと思います。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
友情も中途半端ですし、復讐もボヤけ気味。ほんと何がしたかったんですかって台詞は、きっと読者の多くが共感することでしょうね。
とはいえ、一本筋を通せるばかりが人間じゃないですし、複雑なものを抱えた人ならば、それは尚更でしょう。
ティトの行動と言葉には驚きましたが、それとは裏腹に……というものもあるのだと思います。
この物語は、一人一人の行動が後に何を起こすか分からなくてハラハラしますね。
複雑に入り乱れて読み解くのも大変(笑)
でも、複雑な群像劇こそ、この物語の真骨頂という気がしてます。
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
そして言われてしまいましたね笑。
彼の人間性や言動と行動の不一致、臨機応変というより気紛れに近い意思決定は、嫌悪される読者様もいるだろうなあとは考えていました。
一応、52話(上)〜(下)でエルの内面には触れてきましたが、流石にこれ以上は彼の背景について、(山場を除いて)文面を多く割くことは無いと思います。
なのでエル嫌いという方にもご安心頂ければなあ、と笑。
とは言えちょっと補足すると、エルの願いは1章終了時点で最早叶うものでは無くなっていて、自分でもそれを分かっていながら追うのを止められない、みたいな人間なのです。
友情や復讐は、あくまで付随的なものなので、必要以上に執着をしません。
そして拙作、よく考えたら実直で純真、初志貫徹な一本気タイプって、あんまりいないかもしれません……。
嘘つきとか、自分を顧みないとか、女々しかったり、すぐ考えを変える奴ばっかりかも。
……人間臭いキャラ多めと好意的な解釈を頂けると、嬉しい、かもです……(汗)。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
エルは複雑な思惑で何をしてくるか分からない怖さがありますね。
本格的な決着はまた持ち越しでしょうか。より壮大なバトルになりそうです。
アルノーが残した物が本当に多いですね。おかげで公爵軍に勝利しそうで、それだけに教職か技術職向きというのを実感します。
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
エルは、その面倒臭さが大爆発しておりました。
今回もアーネとベルサの回答次第では、即戦闘続行になっていたかと思います。
完全決着はまだだいぶ先ですね。
色々な人物と絡みがありすぎて、「誰」と「どんな」決着を付けるのかも問題になってくるキャラだと思います。
そうですね、願いだったり技術だったり、アルノーは多くのものをアーネ達に残していきました。
今後も、節目節目で彼の名前はストーリーに出てくると思います。
とは言え、誰も彼もが彼を慕っていた、ということにはならないのでしょうが……。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
更新ありがとうございます、重厚な物語にしばし時を忘れました
>だがエルは示してしまった。つがいを堕としてしまった片割れが、狂い咲いてしまう道を。
ここ痺れました、アーネたちの行き先をも暗示しているのでしょうか……
さまざまな人間たちの複雑な関係性も良いですね
ティトの悪意には驚きましたが、実を言えば相当アルノーが好きだったんでしょうね
この行為が何か大きな物語のうねりに繋がって行くような余韻を感じました
作者からの返信
みかぼし様、コメントありがとうございます!
過分なお褒めの言葉を頂いてしまい、嬉しさと喜びでいっぱいでございます。
そうですね、エルの発言は暗示的なものになっていると思います。
秘密の資料など、前回取引で渡したものがそれを誘引していくのですが……。
そう遠くない未来で、それに起因する事件(?)が起きる予定です。
ティトについては、実はこの回でどこまで描写するか、だいぶ迷いました。
アルノーの共犯まではいかないものの、その後ろ暗いものを察していた唯一の門下生となっています。
前回の出番も、実質今後の戦闘要員となるベンやイクスの話を削ってまで、彼女の描写を優先させました。
そのくらい重要な立ち位置になるというか、既存の道場関連のキャラとは明確に立ち位置を変えていくキャラになる予定です。
アルノーに対しての悪態については……現状では秘密ということにして頂けると笑。
好悪や善悪、その他色んなものを引っくるめて、大きな感情を抱いていたとは思います。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
エルもベルサも、抱えているのは大きくて複雑そう^^;
エルについては、美しいものが見たいとわかっているだけに、余計に複雑に感じます。
そして四大の因縁はこの国に留まらず……。
やはり「火」も交えてのハルマゲドンがあるのでしょうか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
エルとベルサ、物語を通じて、とても重要なポジションを担っています。
大事なエピソードを幾つも抱えていて、それはこれからも増えていく予定でして。
この章で御披露目になった部分も、ほんの氷山の一角だったりします。
特にベルサは、まだ殆ど背景が語られてません。
この辺は次章以降にて、随時開示されていくかなと思います。
エルについては……。現状では彼もまた、夢破れた側だったりしまして。
一番見たいものは見れなかった。じゃあどうするのかが、彼のテーマになっていくと思います。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。