エル、強き大義名分がありますね。
リヴァイアサンにもう少し力があれば、雲自体を操ってエルを取り囲む事が出来たでしょうか。エルが風を使って雲を霧散しそうですが、真空状態に自信が苦しめられる事に…色々と想像を働かせてしまいます。
ギリギリの戦いですね。積乱雲を利用するとは…しかし、水であるリヴァイアサンにとっては諸刃の剣でしたね。
エルのやつ、リヴァイアサンを個の人格を持つ存在と認めていないようですね。人格とは何か…?人である条件とは…?という哲学的な議論が頭に浮かんでしまいます…笑
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
エルとリヴァイアサンについては、まさしく仰る通りのせめぎ合いがありました。
雲が無いと水術が行使できないので、エルが吹き飛ばす、リヴァイアサンが手繰り寄せるで、術でしばき合いつつも、陣取り合戦のような様相を呈しております。
雷の件については、アルノーのアイディア丸パクりですね。
リヴァイアサン単体でそれを行使する知能はまだ無いです。
そんなところも、エルご立腹の原因なのですが。
怒りの一撃はしっかりとリヴァイアサンの身体を両断しました。
エル、リヴァイアサンを全く認めていません。
最初こそ、あれば便利かも知れないが使い途無いなあくらいの認識でしたが。
哲学的に見えて感情論で嫌っています。
でも後に、リヴァイアサンという存在の是非について、お話がある予定だったり。
リヴァイアサンにとっては、長く付き纏う問題になりそうです。
引き続きご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
コメント失礼します。
エルさんの分析及び戦略が素晴らしいですし、リヴァイアサンの策略も素晴らしい。
どっちが勝ってもおかしくない戦況で、アルノーさんの技を受けついだリヴァイアサンに軍配が上がったのが感無量です。裏切という意識によって人に似た感情が生まれるのかなとドキドキしています。
彼の姿で彼の技を使ったからこそ、エルさんの心が揺さぶられて、心情が駄々洩れになってしまったのかも。しかし善性と言い切ったところをみると、エルさんは悪として動こうとしているのでしょうか。その胸の内がすごく気になります。
作者からの返信
森羅秋様、コメントありがとうございます!
水使いっぽくないなあと思いつつも、先代(?)から能力を引き継いだ形を強調したくて、あのような決着にしました。
実はリヴァイアサンは、設定上色々と制限のあるキャラなので、その都合でこういう展開になってしまったという事情もあるのですが……。
その辺も今後、話の中で触れるかもです。
エルは、アルノーの姿でアルノーの技を使うリヴァイアサンを嫌悪しているクチです。
心情的なものだったり信念的なものだったり、色々と理由はあるのですが……。
仰る通り、言わないでいいことを口走ってしまった状況ですね。
心情の吐露はエルが普段避けている物言いですので。
残りの52話で、もう少し彼の内面には迫ろうと思っています。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
こんにちは、濱丸様。コメント失礼致します。
エルの叫び、リヴァイアサンの心の揺れ動き、そしてこのタイトル…とても考えさせられました。
エルは自分の目的を達するため以外はどこか達観している印象があったので、アルノーについてリヴァイアサンに問い掛ける所や、人の善性について語る部分に、彼の複雑な心理の中に少しの青さのようなものを感じました。
エルという人物の輪郭に、微かに触れられたようなそんな感覚でした。
人の意識、感情を持ち始めているリヴァイアサン…人間というものを色々学んでいる最中なのですね。
エルとリヴァイアサン、二人の行く末から目が離せません…!
作者からの返信
月白輪廻様、コメントありがとうございます!
大空の決戦の中、これまで直接的には触れてこなかったエルの内面について、今回は描かせて貰いました。
タイトルもどちらかと言うと、エル視点に立ったものとなっております。
52話は分冊スタイルとなってますので、次回も引き続き、エルに寄った書き方になる予定だったりします。
なので、エルについてご着目頂いて、誠にありがとうございます。
残酷で薄情に見える裏側で、実際は誰より人間くさくてロマンチスト、そんな面もあるエルなのですが。
……これがまあ描写が難しく、毎度悪戦苦闘させられるキャラなのです。
リヴァイアサンは仰る通り、人間というものを学び、今後色々な成長を遂げるキャラです。
そして半端にアルノーの考え方を継承しているのが、また厄介なキャラと申しましょうか。
この辺が、エルの怒りを買った原因でもありますね。
今後も、色んな人の怒りを買う予定だったりします。
今回もご高覧頂き、大変ありがとうございましたm(_ _)m。
こんばんは。
「虹剣だけが俺の武器だと思ったか。ここは空の只中、我が領域。一小節の間に起動できる風術の全てが、必殺の一撃だ」
エルの戦いぶりもかっこいいですねぇ。
「最後に勝つのは、人の善性でなくてはならない! その資格すら無き者に、負けられないのだ!」
あらら。リヴァイアサン、全否定されちゃった。生まれたばかりの人格があるようなのに……。
水と風の特性を生かした戦い、面白ろかったです!
話かわりまして。
拙作にキラキラお星さま、ありがとうございました!
良いお年を〜(・∀・)
作者からの返信
加須 千花様、あけましておめでとうございます。
エル、早撃ち自慢で手数勝負するタイプでした。
虹剣無しだと大雑把な攻撃多めになりますが、出力はデカめなので強力なのです。
そして仰る通りの、新リヴァイアサン全否定派だったりします。
最初こそどうでも良いと思ってたようですが、その在り方を見て徐々に嫌悪感を感じるようになりました。
バトル、お褒め頂きありがとうございます。
空の上、雲の中ならではの戦い方を書きたかったのですが、術バトルメインになると、動きが無くて説明ばっかりになりがちになって、四苦八苦しておりました。
今後も精進致します。
加須 千花様の作品、いつも楽しく拝読させて頂いております。
外伝も制覇すべく、また改めて伺わせて頂きますね。
エルは復讐を望みつつも自らを悪として打倒してほしかったのでしょうか。複雑な心情が見えてきますね。
リヴァイアサンにも心が生まれて傷つくのがまた印象深いです。
ハイレベルで格好良いバトルが続いて面白いです。
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
エルについて言及して頂きありがとうございます!
目的がいまいち明確にされていなかった彼ですが、この回以降でようやく真意に触れられると思います。
次回、次々回で更に深掘りされることになっていきます。
本当に、色々と面倒な男なのです……。
リヴァイアサンもここから心理描写がバンバン入っていきます。
あれも様々な出来事を学んで、精神や情緒を獲得していく成長枠だったりします。
バトル、説明多めでテンポ悪いかなあと思って、後から手直しを重ねていたところでした。
面白いと言われてホッとする思いです。
ご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
更新待ってました、ありがとうございます
「悪の由来、正義の資格」というタイトルがずずーんと胸にきました、そこまでいくのか!と
前回から引き続きの究極の戦いに、手に汗握って読み耽りました
他に類を見ないここまでの魂でぶつかり合う戦いを描き切るということは、作家様も魂をくし削っていらっしゃる、凄まじい迫力です
この境地、書き手の末席にいるものとして非常に羨ましいです
(Wi-Fiが安定せず短文ですみません)
作者からの返信
みかぼし様、コメントありがとうございます!
大仰なタイトルになっているのですが、実は直近で変更かけたりしていました。
リヴァイアサン視点の話なので、そちらに合わせたネーミングにしていたのですが……。
この回で重要なのは、むしろエル側の言動だよなと思い直し、軌道修正しました。
戦闘も心理描写も、手直し多めだった回ですが、直し過ぎて文章のバランスが崩れてないか今でもハラハラしてます。
お目汚しになっていなければ幸いでございますm(_ _)m。
エルはエルで、抱えていますね。
ある意味、アルノーより重い何かを。
しかしここに来て、クラウドからのサンダーは見事!
見ているこっちも、痺れました(笑)
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
エルの心中について、ここでようやく語れました。
まあこれでもまだ、断片的なものですが。
あんまり真っ直ぐな性格じゃないので、中々本質を書き表せられない……。
空中の大決戦は、初めはサクッと終わらせてたのですが、物足りなくなって加筆しまくりました。
最後の雷撃は、やっぱりアルノーを引き継いだ感を出したいなと。
おかげで、大海蛇の水晶系列の必殺技が、稲妻になってしまいそうです……。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。