ロベールさんやはり強い……!
前回の心配は杞憂でした!
でも結構追い詰められたし、いいところまで行った気がします。
ここからまたいつかアルノーが一矢報いるのでしょうか!
作者からの返信
黒河あこ様、コメントありがとうございます!
ロベールは公爵家の家柄で、王室の血筋を組んでる、つまり大海蛇の水晶そのものは扱えないものの水術への造詣が深いお人でした。
ですが基本、本人が切った張ったをしないので、その実力をアルノーは大きく見誤りました。
それでも5分の状態でタイマンなら、アルノーは圧勝できたのでしょうが……。
消耗具合も計算して守勢に徹したロベールの作戦勝ちとなりました。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
ロベールさんが一枚上手でしたかね。
水を用いたダイナミックな戦いに、2人の魂の語らい。とても読み応えがありました✨
アルノーが負けるとは思っていなかったので、このような幕引きで今後どうなるのか想像がつきません。
続きと楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
みた よしひと様、コメントありがとうございます!
海での決闘なら勝てると踏んで、そこに至るまでの経緯のみに注力したアルノーと、そこから先の戦闘の流れまで計算していたロベールとの差が出ました。
通常であれば、アルノーならロベールの防御を押し切れるのですが、消耗具合も含めて、完全に分析されました。
ロベールが、欲望に従って私腹を肥やす悪党とは違うという面を見せたかったので、戦闘中ですが会話多めになっています。
ここから先、更に目まぐるしく戦局が変わっていきます。
今回もご高覧頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m。
ロベールが思ったより策士でした。
アルノーが津波や渦など、大規模な術を次々繰り出す場面は迫力満点ですが、ロベールの水球が、じわじわと彼を追い詰めていく展開に手に汗を握りました。
特に二人の言葉もドラマチックでよかったです。
特に、「さらばだリヴァイアサンの血族・・・」のセリフは、悔し過ぎて興奮しました!
そして、あの自信家のアルノーが沈んでいく姿ですが、心配なのはもちろん。けど今後彼がさらに強くなるんだろうなと確信させられる場面だと感じました。
作者からの返信
島村 翔様、コメントありがとうございます!
正確な戦力分析と待ちに徹した姿勢で、ロベールがアルノーを退けました。
単純な殴り合いではアルノーの方が強いのですが、作戦勝ちですね。
アルノーも、まさか直接対決で負けるとは思っていませんでした。
この辺りは、一対一に持ち込んだ時点で工夫を止めた彼の甘さに起因するところがあります。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
ロベールさん、敢えて「逃げる」を採ったのは、何かあるな、とは思ってましたが、まさかガチンコの殴り合いで、こういう幕引きを狙うとは。
アルノー、流川のようなオフェンスの鬼でしたが、やはり流川のようにスタミナ切れで沈んでいって……。
なんか、無理くりやっている感がありましたから、残当かもしれませんね^^;
しかし、果たしてこのまま終わってしまうのか。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
地下道からの攻防では遅れをとりましたが、そこでアルノーの作戦と状態を見切り、見事に逆転しました。
守備に定評がある(?)ロベールさんでした。
アルノーの正体に察しがついたからこその、誘き出しだったりします。
自分がここまで戦えることを、ギリギリまで隠していたことが勝利の鍵でしょうか。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
ロベールさん、格好良いですね……( *´艸`) 舌戦でも圧倒的です。アルノ―の作戦をまるっとお見通しでしたか。いや、素晴らしい。自らターゲットになってアルノ―とやり合うのも、なかなか肝が座っていますね。アルノ―の小物感は、ここからの成長への布石となるでしょうか。まるで先生と生徒のようなやり取りに感じました。
ここで倒れるアルノ―ではないと思うので、這い上がってくるのが楽しみです!
作者からの返信
保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!
智者としても武人としても、ロベールの本領発揮回でした。
攻城戦ではアルノーの戦術に驚きを得たものの、すぐに最終目標を看破、元より選択肢として用意していた脱出船を利用して、アルノーを嵌め返しました。
この回の舌戦は、筆者としてはお気に入りのシーンだったり。
お褒め頂いて大変嬉しいです!
ロベールとアルノー、後にも言及されるのですが、思想と方法こそ違いますが、国のためにという根底の部分は一緒だったりします。
もしアルノーがジェラールではなくロベールに師事していたら、かたちは変われど、良い関係を気付けたと思います。
……最終的には、やはり歯向かって終わる気もしますが。
ロベール対アルノーの戦争、もう少し続きますので、引き続きお付き合い頂けると幸いでございますm(_ _)m。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
アルノー、ラスボスの如き猛攻で、宰相、よく凌げるな、すげ〜って思っていたら、なんと、削り切って、しかも余裕勝ち!?
アルノーはジェラールではなく先に宰相を倒しておくべきでしたね。
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
猛攻実らず、ロベールに土をつけられるアルノーでした。
アルノーの行いと正体を推測できていたため、ロベールは後手に回りつつもしっかり反撃方法を考案していました。
アルノーを潰さなければ国王派の軍勢を退けても意味は無いと判断したが故の、水上決戦ですね。
ここにおびき寄せたい意志を、感じ取っていたので、その上で勝つ方法をしっかりと組んできました。
とは言え、思惑通りでは無い部分も実はございました。
そのまま自領に戻るつもりが、アルノーの術の規模が大きすぎて沈められてしまったのは、割と痛恨のミスだったりします。
なるほど、必ず一癖あると思っていましたし、腹に一物抱えているとも思っていましたが、術者としても優秀であったとは……。
長々とご高説していたのも、時間稼ぎだった訳ですね。
アルノーとしては言ってやりたい事が幾つもあって、断然有利な状況だと思ったからこそ、糾弾してやりたい気持ちが先行したのでしょうけど。
でも、これで終わりとは思えません。
ここから更に盛り返してくれると信じています。
それがどういう内容か、楽しみに読み進むと致します。
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
どれだけ疲労に塗れようと、数的不利であろうと、海上ならば勝ち確だから行く。
ここのところの、アルノーの最も自信過剰になる部分を、見事に突かれました。
ロベールの技量に対するリサーチ不足も痛かったです。
こちらは札を隠し続けたロベールの老獪さが上回りました。
楽しみと言って頂き、光栄の極みです。
対ロベール戦、あっさり終わると踏んだアルノーの思惑を超えて、後に続きます。
ロベール、想像以上のやり手でした……。
ここまで強い水術は、薄くでも王家の血があったからなのでしょうか?
アルノーもここで終わるとは思えません。これからの展開が気になりますね!
作者からの返信
旧早田 弦様、コメントありがとうございます!
ロベールの強さについては、仰る通り、王家の血脈である要素が大きいです。
加えて、その裕福な家柄や役職から、強力な魔石を手に入れやすい立場にあったこと。
それと「自分が術者としても強い」という事実自体を、情報封鎖していたことが挙げられます。
特に最後の要因が、アルノーにとっては致命的でした。
偉いやつ=ふんぞり返って自分磨きをしない、的な庶民的なバイアスが、アルノーにはありました。
vsロベール戦はまだもう少し続きますので、機会がございましたら、またご高覧頂けると幸いです。
水術師同士の戦い、すごくかっこいいですね。ハリウッド映画でも見ているかのような大迫力。
しかも勢いがあるだけでなく、理論的に組み立てられたバトルシーンなので読みごたえがあります。
水のあるところでならアルノーは無敵だと思っていましたが、ロベールのほうがうわてでしたね。
「合唱団を指揮するかのように」という表現が好きでした! 私が音楽好きだからかも知れませんが、どんな仕草なのか一瞬でイメージできます。そしてとても優雅。重厚なファンタジーの作風にぴったりです。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます!
いつも多大なご評価を頂き、感激の至りです。
前回バトルが肉弾戦なので、今回は術比べの様相となっております。
戦闘シーンは書くのも読むのも好きなせいで、いつも文章が長くなってしまう悪癖があるのですが・・・・・・。
読み応えがあると言って頂けて凄くホッとしています。
頂いたご評価に負けないよう、これからも描写や展開に磨きをかけていきます。
息つく間もない迫力ある戦闘場面にふたりの舌戦。はじめは優勢かと思われたアルノーさんでしたが、やはりロベールさんが一枚も二枚も上手でしたね……!
作者からの返信
朝倉様、応援コメントありがとうございます!
前回ご指摘頂いた通りの、フラグ回収となりました。
戦闘回は書いてて楽しいです。
ここまで二重三重に策を重ねてきた2名ですが、対峙したときをちゃんと想定していたかどうかが、今回の結果に繋がったかなと思います。
もう最新話まで追いつかれてしまいましたね。
朝倉様の応援コメントにはいつも励まされました。どきどきニヤニヤしながら嬉しく読ませて頂いており、モチベーションに変えさせて貰っていました。
内乱編はもう少し続きますので、機会がありましたら、ぜひ続きをお読み頂ければ幸いです。
ロベール、敵ながらあっぱれという他ありませんね。
海を舞台にした直接戦闘の駆け引き、そして言葉の応酬。どちらも見応えがありました!
アルノーがここで終わるとは思いませんので、ここからの逆転に期待しております。
作者からの返信
有機エリー様、コメントありがとうございます!
ロベール、基本的に戦場に出ないタチなので、その実力はアルノーも下調べできていませんでした。
主張についても、上辺だけではないのがお互い今回の対話を通じて感じとっています。
最後はロベールの作戦勝ちですね。
勝ち筋が見えた段階で押し切りに入ったアルノーと、最後の詰めまでギリギリまで段取りを組んだロベールの差です。
今回もご高覧頂きまして、ありがとうございました。