魔石使い同士の見せ場とも言えますね。
風使いがカマイタチ的なもので切るのではなく、自分やナイフを加速させる使い方をするのですね。
魔石を使えるだけで、今回の敵はそこまでの能力を扱えるほどの実力が無かったのかもしれませんが。
室内なので大規模な攻撃ができないという事情があったのかもしれません。
水の無いところで水を出現させ、さらに精巧な水人形を作るのも超高等技術ということでアルノーさんの実力が窺えます。
水人形は自律的に動くのではなく術者が動かすタイプでしょうか。後者だとすると、脳のメモリをかなり使いそうな気もしますね。
相手がナイフを投げてから水人形が動いて攻撃を防いでいるので、アルノーさんと敵との間には反射神経や能力でかなりの差がある様子。
多少の数や魔石使いがいてもアルノーさんの前では敵ではなく、アルマンもその実力を見誤っていましたね。
作者からの返信
小語様、コメントありがとうございます!
拙作、カマイタチ系統の技は、魔石では実現性が難しい技として分類されております。
通常は今回のように、追い風や浮力を作って動作性の向上、もしくは風圧による遠距離攻撃がメインになると思われます。
水人形は、仰る通りの上位技術で、扱えるのは国でも数人のみという設定であります。
今回のは本人操作ですが、後々自律型も出たり?
本人操作は例えるなら、ただでさえ右手左手で別の動作をしなきゃなのに、そもそも椎間板ヘルニアで体を立たせておくのもやっと、みたいなものでしょうか。
……ちょっと違うかもしれません。
脳への負担も、もしかしたら凄いことになってるかもです。
敵の首領もそこそこの腕前ですが、そこそこ程度だと相手にならないくらいには、アルノー、更にはジェラールの方が強いです。
術の腕前が勝負に直結する世界でした。
それと別件ですみません。
もしかしたら小語様への作品コメントで、何やら煩わしい思いをさせてしまったようで失礼致しましたm(_ _)m。
無理に呼んでいるつもりではなかったので、これからも拝読させて頂きたいなと思ってます。
その際♡と⭐︎を残すかもしれませんが、それは決して読み返しなどの返礼を求めるものではないです。
日々の忙しさや、他の作家仲間との交流、詰み本の追いかけなど、各々で事情があるのは理解しているつもりです。
とはいえ、ご高覧頂けて嬉しかったのは事実でございまして……。
今回も拙作にお越し頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
おお、いきなりの敵機襲来!!
アルノーがはじめに出てきた精巧な水人形を、同じように作れるのが、後々、どうなってくるのかも気になりますが、四大元素使い? のこれから先の戦いも面白そうです。なお、アルマンの小者感!笑
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
敵の襲来ですが、事実上アルノー組の実力お披露目回ですね。
若くしてのしあがっただけあって、術を含めて戦闘能力高めの設定です。
特に水人形繰りは、国の中でも屈指の腕前です。
今後も度々、披露されるかと思います。
なお、術、すなわち魔石は地水火風あって、アルノーは好んで水術を多用します。
後々超強い他の属性使いも登場予定です。
アルマンは……超小物です笑
正直設定は作っていたものの、ネームドキャラとして登場させなくてもいっかなあ、と思ってたくらいです。
でも後に彼視点のお話もあるので、読者様にもう少し訳なく思いつつ、渋々と氏名を出しました。
なお彼視点のお話ですが、書いたはいいものの「こんな奴の顛末、誰が読みたいんだ?」と思い至り、結局3分の2ほどカットしました笑。
港町の様子が分かりやすく詳細に描写されていて、歩いているような楽しさがありました! 王宮から船の出入りが見えるのも、素敵な光景ですね。
道場主までやっているとは、アルノ―はすごいです。デュオはかなりデキル子みたいですね(^^)! 良い師匠には良い弟子がいる、更なる成長も楽しみになります。
襲撃時のアルノ―たちの動き、特にディアナの動きには驚きました! さっきまでうだうだ寝ていたのに。笑 甘えっぷりが可愛いなぁ( *´艸`)♡
年下の幼い子供たちを護るために自ら前に出るとは素晴らしい心掛け。しかもそこから隙を逃さず反撃に出られる腕前とは!
アルノ―の精巧な水人形も大活躍でしたね!
作者からの返信
保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!
風景描写、ちゃんと機能しているようでホッとしました。
後から自分で読み直して、何書いてるか分かんない文章になってることが、たまにあるので……。
アルノー、諸事情で道場を運営しています。
元は、一部の門下生の駆け込み寺として始めたのが興りです。
デュオは一番弟子で、危うい真面目系というイメージでキャラ造形しています。
ディアナはアーネの妹分的な立場で、アーネがアルノーに甘える様を見て育ったので、アーネ以上に全方位に甘えます。
どちらも物語に関わってくる予定の、主要キャラです。
アルノーの戦闘お披露目回も兼ねており、この後大きめのバトルも予定されていたりします。
見事に賊を打ち倒しましたね。
水人形、この世界観だと、ちょっとチート級の技ですねw
そこら辺の水人形と違って動く、と言っていますが、暗殺者も同じでしたよね。動く水人形を作れる人間が滅多にいないのなら、これをヒントに犯人を辿っていけば暗殺者が何者なのか分かるかもしれない!?
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
そして分析が鋭いです!
辿れるかどうかと言うと、辿れます。
そしてそのことも考察の一因として、暗殺者の正体に迫る人物も後々現れる予定です。
※以下、ちょっと長いでのすが、
水人形も含む、分身操作系の技は結構ありまして、特に土使い系は必須科目レベルの技術だったりします。
でも水人形は水、つまり流体なので、人型に代表されるような定型を維持するには大変な技術、体力が要ります。
それを踏まえて、水人形の技術を陸上でも実用レベルで使いこなせるのは、王国の中では五人いないくらいです。
中でもアルノーは、随一ですね。
リヴァイアサンの名を関するジェラールやその一族でも、こと水人形はここまで使いこなせません。
なぜ使えるかと言うとそこには理由がありまして、その理由に暗殺者の件も深く関わってくる予定です。
アルマン、仏の顔も三度までと言いますし、そろそろ消されそうな予感がしますね……
宰相とて、ボンクラの手駒を何時までもお守りしてやるほど暇ではないでしょうし、それこそ貴族だからとやりたい放題していれば、敵対者からの闇討ちは不可避でしょう()
作者からの返信
輪廻様、この度はコメント頂きありがとうございます!
アルマンはそれまで親や宰相の威光を着て好き勝手に暴れていた、貴族のボンボンでした。
泣かせた町人は数知れず、そこでアルノーとぶつかって、めでたくお尻を蹴飛ばされた過去がありました。
親はともかく、宰相は流石に切りたがっているでもしょうね。
お察し頂いた通り、この方には、割と早めに天誅が降る予定だったりします。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。