アーネのために、アルノー…。
そして愛する人を殺されたアディ。
もし、ジェラールが、アルノーのように、腹をくくってくれたら、この世界は、また、かわったのか?
アルノーは、救われたのか?
どうしたらいいのか…もはや、孤高の道のりを一人で歩くアルノーの未来が気になります。
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
ものの見事に、人間模様がごっちゃごちゃになって来ております。
そうですね、ここに至るまでの登場人物達の選択が、どれも決して最善と呼べるものでは無かったかもしれません。
それぞれちょっとずつ間違えたと言いましょうか、ボタンのかけ違いが続いてしまったというか。
アルノーを例に取っても、ただ平等な世界が欲しいだけではあるんですが。
みんながメンタルにダメージを負いつつ、舞台は第一章のラスト、戴冠式編へ向けて動き出していきます。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
アルノー、苦悩していますね〜。こうして民が喜んでいるところを見ると、そうそう悪い提案でもなかったかも、思えてしまいますね。
「マクベス」、「動物農場」など、古典だと、反乱により成り上がった権力者がいるストーリーは大抵ロクな終わり方をしないものですが…
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
正直、アルノーの政策の必要性と言うか、どれだけ自分達に利があるのか、分かってる市民は少ないんじゃないかなあと思います。
現実の歴史観に照らし合わせても、アルノーの政策は物語の時代より100〜200年ほど先取りしている設定です。
ただ、税を巻き上げ官憲を操って取り締まる、ロベールからの解放という面はあったのかなと。
それはさながら、青い鳥を追い求めるように。
理想を追って、理想に逃げられる。
なぜ、こんなことになるのかと問うても虚しく。
いっそのこと、理想ではなく、野望に走る梟雄であれたら、よっぽど楽だったろうに……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、拙作にコメントを頂き、大変ありがとうございます!
アディあわやニアミスからの、アルノーの秘密に触れてしまう回でした。
この邂逅が、良かったのか悪かったのか……。
ともあれ、また一つアディは踏み込んでしまいました。
これが、後の彼女の決意に繋がっていく、そんな展開でございます。
不穏なムードを保ったまま、次回以降、一章ラスト、戴冠式編に突入していきます。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。