編集済
アルノ―の残したものは、善行も悪行も、ともに大きい……。
女王と騎士になったアディとアーネですが、果たしてうまくやっていけるのか。
ふたりの心に残したものも大きいですし……^^;
って、アルノ―、最後の最後に、何を残しているんですか!?
ターミネーター2みたいな、流体金属みたいな奴なんでしょうか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
そして誤字指摘、大変申し訳ありませんorz。
雰囲気が台無しですね、反省します……。
アルノーは夢破れたものの、物理的にも精神的にも、沢山のものを残したと思います。
二章では、その辺りが色々と出てくる予定です。
新たな女王と新米女騎士が、挫けそうになりながら頑張ります。
そして最後に出てきた謎の置き土産ですが……。
これも、二章への宿題のような感じです。
言われてみれば、T -−1000ぽいかもしれませんね。
現状はそんな上等なものではなく、スライムが近いかもしれませんが。
第一章終幕までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
物語の節目までご高覧頂けて、作者としてこれに勝る喜びはありませんm(_ _)m。
最後の異形はアルノー?
それはさておき、結局、あとを継いでくれるなら、もう、静かにアルノーへ戴冠させてあげて欲しかったです。道義的責任は分かりますが、なんだかモヤモヤが消えないのでした。
この先の波乱を楽しみにしております。
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございます!
アルノーのことを気にかけて頂き、ありがとうございますm(_ _)m。
アルノーやアーネ、アディ達が話し合い、共通理解を得て、手を取り合って理想に邁進できればそれが理想ではありました……。
その辺りどうするのが正解だったかは、異形の正体を含めて、2章でガッツリ語られることになります。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
ここまで夢中になって拝読させて頂きました…アルノーの最期に涙が止まりません。
申し訳ありません、感動の余り長々としたコメント大変失礼致します。
ロベールVSアルノー、水術師同士の戦いの緊張感、本当にハラハラしました。お互いがお互いの読みの上を行こうとする感じ、とても熱かったです。
私事で恐縮なのですが、解り合えないもの同士のどう頑張っても平行線を辿るしかない会話が好きなので、二人のやり取りが大変刺さりました。
目指すものは同じでも、見ているものや立場、信じるものが違うロベールとアルノー、お互いの信念のぶつかり合いが格好良かったです。
ロベール、最後までイケオジでした…。
またアルノーと道場の人達とで、政治への温度差が異なることが印象的でした。
アルノーが王となり、彼が口にした通りの政策が始まれば、アーネをはじめとして今まで取り立てられなかっただろう身分の彼等が身を立てられるかもしれないチャンスだと思ったのですが…彼等にとってのアルノーは王である前に、師としての憧れが強いのだなと感じ、キャラクターそれぞれの見ているものの違いが繊細に描かれていて、改めて人の心の難しさを感じました。
師であるジェラールを弟子であるアルノーが殺害し、そんなアルノーを道場の弟子達が…色々辛いものがあります。
ジェラールの亡霊、アルノーの良心の呵責故の幻なのだろうなと思いながら読み進めておりました。
アディがジェラールの妹だったこと、驚きでした…! てっきり恋人かと…。
兄を殺された怒りや憎しみもあるだろうに、それでもアルノーへ諭すように声を掛けていたアディ。決闘を申し出た堂々さ、そんな強い彼女に、王の血と風格を感じました。
そしてアーネとアルノーの最後のやり取り、胸を打たれました。儚いながらも美しい水の描写も合わさって、言葉になりません…。
アルノーの政治的な考え方は余りに先駆的なものだったのかなと、アルノーの死後のエピソードを拝見して思いました。
彼の遺志を背負い、王となったアディとその騎士であるアーネがこの国をどのように導いていくのかが楽しみです。
ベルサも自国では結構立場のある人物なのでしょうか…。
ベルサとアディ、いつかまた漫才のようなやりとりをして欲しいなと思います。
第1章のとても気になる引きでの終わりに、続きを読み進めていくのが楽しみです…!
濃密な読後感を、本当にありがとうございます…!
作者からの返信
月白輪廻様、応援コメントに加え⭐︎まで頂いてしまい、ありがとうございます!
一日でこんなに読み進んで頂けて、作者として感無量でございます!
ロベールとアルノー、国を思ってという部分は同じでしたが、方法がお互い相容れないものでした。
「正義の反対はもう一つの正義」を地でいく関係性でして、相手の主張をある程度理解しつつも、受け入れられないものとして、対峙と相成りました。
陰謀家同士らしく、策の読み合い、裏のかき合いで戦局を推移させたのですが……。
頭のいいキャラ設定のため、言動や思考には本当に苦慮させられました。
門下生達との関係性については、仲間同士でありながら、最後までお互いに求めるもの、理想とする姿が共有できませんでした。
この辺はアルノーが計画に巻き込まなかったことが大きな理由ですが、無条件で理解してくれると甘えていた部分でもあります。
アルノー側としては、弟子やアーネ達には綺麗なものを見せていたかったため、またそのように理想を示し続けたために、彼ら彼女らがアルノーを神聖視するのは無理からぬ話ではあるのですが……。
ジェラールの幻影については仰る通り、良心の呵責から来るものでした。
アディとジェラールは歳の離れた兄妹でした。
無茶苦茶可愛がられてたし、無茶苦茶慕っていたと思います。
アディが復讐心に囚われなかったのは、本当に教育の賜物というか、王家の誇りが故と申しましょうか。
ジェラールについて付け加えると、物事をより広い視野で見られる立場であったがため慎重な立場を崩さず、それ故に改革を急ぐアルノーの排除対象になってしまいました。
アルノーの政治的思想は、物語の舞台設定から言うと100〜200年ほど前倒しした理念でしたね。演説会では市民からの拍手喝采を浴びましたが、アルノーの意とするところの半分も伝わっていなかったんじゃないかなと思います。
この辺りの、リデフォールの土地や民に根付いた問題点は、のちのお話で触れるかもです。
割と意味ありげに登場したベルサとその相方については、続く二章で大きく取り上げていきます。
実は二人とも、物語全体の中でも重要ポジションだったりします。
続きが楽しみとまで言って頂き、作者冥利に尽きる思いです。
月白輪廻様のような魅力的なキャラと読み易い構成が組める方に、ここまで丁寧に拙作を読んで頂き、ニヤニヤが止まりません!
ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。
編集済
アディ、アルノーの意思を継いでくれますか。これで良かったのかもしれません。
アルノーが上手くやれるビジョンを持てなかったですね。そんなに罪悪感に歳悩まされるなら、無理があるってのに。。。
それにしても、ベルサ一派の動向も気になるところですが、この怪しい人型液体人形、何者でしょうか!?
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
アルノーが上手くやれるビジョンが湧かない、実はその通りなのです。
アディ達の介入が無くても既にジェラールの幻影に苛まれていた辺り、早晩倒れていたでしょう。
国政を担うのは不可能だったと思います。
ただでさえ、彼の改革は血を伴いますから……。
唯一、正気を保ちながら王として存続できたパターンも実はあるのですが……。
こちらは第二章で、ふんだんに語られることになります
迫力に溢れた戦いの果てが壮絶で印象深いシーンになっていましたね。
手段を間違え、自分を見失いながらも、理想に駆け抜けたアルノーの姿勢は応援したくなるものでした。
多くを失ったアーネ達にも希望を感じられて良かったです。
二章も楽しみに読んでいきます。
作者からの返信
右中桂示様、この度は拙作をご高覧頂き、そのうえコメントまで頂いてしまい、誠にありがとうございます!
アルノーは沢山の失敗を犯しながら、それでも懸命に願いに向かって走り抜けました。
その到達地点は彼の望むものではありませんでしたし、後悔だらけの人生でしたが、いくつかの芽を残すことになりました。
そんなアルノーの生き様を、応援したくなると言って頂きありがとうございます。
アルノーにとって酷なシナリオになってしまった分、そういうご評価を頂けたことを大変嬉しく思います。
二章はそんなアルノーが残した、芽達の物語になります。
一章以上に捻くれたシナリオになっていると申しますか、そもそも今日時点で公開し切れて無いのですけれど……。
右中桂示様の作品にも、引き続きお邪魔させて頂きますね。
アルノー駄目だったかぁ……というのが本音であると同時に、クーデター紛いの方法では、やはり上手く行かないよな、と達観したものがあります。
彼の理想が完全に潰えた訳ではないものの、その歩みは明らかに鈍ってしまった。
継がれた意志があっても、アルノーからすると、忸怩たるものを感じずにはいられないでしょう。
きっと、そうした意志がある事も、彼は知らないのでしょうけど。
死体が見つかってなければ、死んだと見做さないのが鉄則ですので、まだ何かしらあるものと思っていますが……。
それがつまり、最後に見た謎の存在なんでしょうか。
彼の置き土産なのは疑いようがないのですが、果たして……?
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
アルノーの拙くも熱い夢は、儚くもちることになりました。
アーネ達を巻き込んででも大成する覚悟、或いは邪魔するのであれば容赦無く切り捨てる非情さがあれば、違った結末になったかと思います。
彼の悲願は形を変えて受け継がれ、物語が続いていくわけですが……。
それがアーネやアディ、アルノーにとってどういう意味を持つかは、2章にて語られていくことになると思います。
>死体が見つかってなければ、死んだと見做さないのが鉄則
はい、私自身もまず間違いなくそういった感想を持ちます。
なのでこの鉄則について、あるギミックを仕掛けました。
うち半分は2章で回収予定です。
……ちゃんと書き切れるかは、自分でも不安ですが。
そもそもギミックと言っていいものか、心配になってきました……。
この度は1章ラストまでご高覧頂き、誠にありがとうございました。m(_ _)m
遅ればせながら、1章全て拝読させていただきました。
一番大切なものがわからなくなるほど、自分を見失っていたアルノー。それでもこの結末は辛いものがありました……。
しかし、アディとアーネを見ると、成し遂げられずとも無駄ではなかったと思えます。
2章も楽しみです!
作者からの返信
旧早田 弦様、コメントありがとうございます!
驚きの速さで、第一章を読み切って頂けただけでもありがたいのに、その上レビューまで!
素敵な内容で、感無量です!
ある程度読み進められたら、旧早田 弦様の作品にもレビューを寄稿しに伺いますねm(__)m
アルノー、ラスト付近は暴走状態でした。
計画は上手くいっているのに、肝心の人間関係は思うようにいかず、更には疲労とダメージ蓄積が祟って、幻視まで。
一人で成し遂げるには、荷が重い夢だったのかもしれません。
二章も読んで頂けると言って頂き、とても嬉しいです。
内容的には一章とセットと申しましょうか、対を成すと申しましょうか。
早くお披露目できるよう頑張ります!
コメント失礼致します。
2人の女性が、夢を継いで生きていく……悲しみの中にありながらも、水底から希望の輝きを見上げるような第一章のラストに、ただただ拍手を贈ります。
…………と思っていたら不穏!? きっとリヴァイアサンと関係があるのですよね、一体何ものなのでしょう!?
第二章に向かわせていただきます。
作者からの返信
紫波すい様、コメントありがとうございます!
第一章、ご読了頂き誠にありがとうございます。
一つの節目に立ち会い頂き、感謝の念が絶えません。
アルノーの行いはともかく、目指したものは間違いでは無くて、だからこそ引き継いでいける。
そんな希望が垣間見えた流れで、物語は第二章へと続いていきます。
ラストの異形は、ニ章のキーとなる存在で、ハッキリとアルノーのせいです。
二章の中盤くらいには正体や発生原因を明かすと思います。
かくて物語は幕引き、残された者達の新たな物語が続いて…かと思いきや、最後の最後でなんだかよくわからないものがポップアップしてきましたね!
前フリ的にアルノーが生きていた、みたいな流れかと思ったのですが、いったい何がなにやらです。
作者からの返信
遠野例様、コメントありがとうございます!
一章に丸々お付き合い頂き、本当に心から感謝ですm(_ _)m
綺麗に終わったように見えて、その裏では色んなことが起きていました。
異形についてはベルサが断言してたように、誰のせいかと言えばハッキリとアルノーのせいですね。
今後も結構大事な役割がありまして、正体については引っ張らず、概ね二章の中で解き明かされる予定です。
アーネさんは騎士になったのですね。彼女にはアルノーさんの騎士になって欲しかったなぁと思いつつも、女王と騎士。二人の関係性もこのまま続くと思えば安心出来ます。
ラストの異形のモノ。彼は何をやらかしたんでしょうか……?実はどこかでと、未練がましくまだ思っている自分がいたりします。
作者からの返信
朝倉様、コメントありがとうございます!
戴冠式での功績を引っ提げて、騎士アーネが誕生しました!
一応この国における「従士」=準騎士、騎士見習いなものでして、順当に出世した感じです。
今後はアーネとアディの絡みが激増の予定です。
異形については、二章のキーポイントになる存在ですね。
アルノーの生き汚なさが生んだ偶然の産物です。
これが何なのかは二章でお話があるのですが、全ての伏線を回収し切るのは、更に後半になるかもです。
理想と現実で揺れ動いていたアルノーさん・・・😢
肉体は死せども魂は死なず・・・
作者からの返信
ハナブサ様、コメントありがとうございます!
アルノー、最期は辛いものとなってしまいましたが、その志の全てが潰えることはありませんでした。
そこだけは救いになっていると思います。
正しいやり方で、その遺志を継いでいこう。
生き残った二人が、そうやって新たに誓いを立てます。
今回もご高覧頂きありがとうございましたm(_ _)m。