遂に明かされた建国時の伝説と、真のリヴァイアサン。
大望の果て、狂気で覆い隠して改革を成し遂げようとするアルノーは、果たしてどうなってしまうのでしょう。
円満に、全てが事も無き、と行かないのは歯痒いもの。
でも、十全な手回しが出来ず、焦り過ぎ(その理由も分かりますが)たのが原因でもあったのでしょう。
ここに来て、アルノーの理想が叶うかどうか、完全に分からなくなりました。
次の展開がどうなるか、楽しみにしながら読み進めるといたします。
作者からの返信
海雀様、コメントありがとうございます!
アルノー、あと一歩のところで大ブレーキ中です。
思いもよらぬ事実を知らされて。
信じた相手が立ちはだかって。
幻視が絶えず纏わりついて。
宰相戦のダメージも引き摺って。
かなりメンタル的に参っています。
そんなアルノーを前に、アディやアーネがどんな選択を選ぶのか、見届けて頂けると幸いです。
だからリヴァイアサンが発動した……けど、「ガセネタ」にされたんですね。
しかし先祖の頃から、因果な血族ですね。
しかもよりによって、民主制を志す子孫が出て来るとは……。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
四年前の戦については、ジェラールが直間問わずに異なる偽報を流しまくったおかげで、真実を知る人間がいませんでした。
リヴァイアサンが使われたと見せかけて、本当はただの自然災害……と見せかけてやっぱり使われた(使用者はアルノー)、みたいな形ですね。
ちなみにロベールの(アルノーの正体に関する)認識については、答えは合ってるけど計算式が前提として間違ってた、みたいな状況でした。
アルノーの考え、時代考証的にはハッキリ異端ですね。百年単位のレベルで。
その元となる動機は、幼馴染へと向けられた想いから、だったのですが。
本当に、色々因果なものですね。
今回も頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。