概要
連れて来られた先は、飛竜や悪魔達が住むガル・デルガ<葬られた崖>と呼ばれる場所。
飛竜を育てる”飛竜守り”とは…
母の記憶を頼りに困難に立ち向かう一人の少女の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何にも縛られることのない世界を求めて
めちゃくちゃ好き…めちゃくちゃ面白かった…
物語の主人公・リタは両親を亡くし、使用人として働いてきた。けれど、罵声や暴力など、そこでの生活はひどいもの。そんなとき、白銀色の髪と深紅の瞳を持ったルアンナという人物に出会い、「飛竜を守って」と言われる。
白銀色の髪を持つ「ダイモーン」は、かつて飛竜を守る役割を担い、守護の種族と呼ばれていたが…?
少女リタの成長が見どころの一つです。右も左もわからない中、ダイモーンの仲間たちに支えられ、強く、たくましくなっていきます。とってもかっこいいです。
使用人として働いていたときは、「あれをやれ、これをやれ」と自分の意思を持つことを許されていなかったリ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!飛竜守りとなったリタの成長が楽しみな、世界観も含めとても素敵な作品
異世界ファンタジーながら、独特な世界観と優しい雰囲気がとても良いですよね!
リタはとある家で使用人としてこき使われ、辛い毎日を送っていた。
そんな彼女の元に現れたのは、ダイモーンと呼ばれる悪魔の者。
その相手は、リタを迎えに来たと言い、突然、飛竜守りであるダイモーン達が暮らす地へ連れて行かれる。
そこで彼女は、母もまたダイモーンとして、飛竜守りだったこと。
そして、ダイモーンや飛竜は決して恐ろしい存在でないことを知る。
母と同じ飛竜守りとして、リタはどう成長するのか。
そして、ダイモーンや飛竜達の命運や、如何に。
……と、個人的にどこか叙情的な雰囲気もある変わったファンタジー世界感な…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この物語はきっと、やさしさにつながっている。
文体や台詞から、「やさしさ」が滲んでいて、こういう作風はとても好みです。
一話一話が短く、まだ話数も5話だけですが(このレビューを書いている現在)
話が進むにつれ、きっとリタにもっとつらいことが起きるんだろうな、つらい過去を知ったりするんだろうな、と容易に予想できます。
ですがその予想は、この物語の読み味である「やさしさ」に溢れた結末へとつながっている気がします。
あまり他の作品で形容するのは礼儀ではないですが、
どことなくジブリ作品を鑑賞している気分でした。
とはいえまだまだ話数も少ないため、今は多くを語ることも出来ませんが、
続きをとても楽しみにしています。