日本神話～浪漫あふれる世界への旅～

小学生でもわかるくらいのやさしい文章で解説されてるよ！
たのしいから、読んでみてねー！

レビュータイトルは誤解を招くかなぁ。ウケを狙っただけなんですが。まぁ、クヨクヨせずに、レビューを書きましょう。

パロディを交えながら、読み易く配慮した古事記の現代語訳です。
私自身も古事記を勉強中ですが、程々の文字数で仕上げてもらってるので、頭の整理に重宝しました。

改めて日本神話を(原典以外で)読み直すと、正々堂々としたエピソードが少ないんですよね。当時の日本では、騙し討ちが称賛の的だったんでしょうか？
自分の胸に手を当てて考えると、違うと思うんですよ。
個人的な説なんですが、古事記や日本書紀の編纂された７世紀初頭。日本人の大半は文盲です。新羅に滅ぼされた百済難民が来日して、彼らが編纂…続きを読む

とにかく気軽に読めて分かりやすいです。
まずこういうお話を読み進めて誰もがぶつかるであろう壁は「登場人物の名前難しすぎ！漢字何文字やねん！」問題だと思うんですが、こちらはきちんと振り仮名がふられているので私のような初心者でも安心して読めます。
こちらを読んで更に日本神話に興味が湧き、きちんと『古事記』を読んでみたいなぁと思いました。学ぶきっかけを作りたい方にオススメです。

因幡の白うさぎって何のことだっけ？
国譲りの時に活躍した神様は？
海幸彦と山幸彦、どっちが何をした？
ちょっと疑問に思った時にすぐ確認できます。
もちろん最初から通しで読むのもおすすめです。
日本神話を基本に忠実に、だけど相当砕いて面白くまとめてあります。
かなり敷居が低いので気軽に読んでみては。