コンビニよりも多い神社の謎

作者 東樹

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★★★ Excellent!!!

神社の魅力、歴史が分かりやすく解説されているエッセイ。各社から発売されている歴史系学習漫画を読んでいるような親しみ易さと分かりやすさで説明してくれます。神様の喋り方とか面白いですしね。

このエッセイを読めば見識が1段階広がり神社を見る目が変わるはずですよ。

★★★ Excellent!!!

神社の成り立ちがわかりやすく解説されているエッセイ。
「神社って何?」
「お寺とどう違うの?」
「どんな特徴があるの?」
などといった基本的なことを知りたい人におすすめ。
古来の自然信仰、古事記の発足、仏教との融和と分離などにも触れられている。パッと読めるのに満足度が高く、勉強になった。

また「神道はとても懐が広い宗教」という結論に至っているところが興味深い。

古事記の天孫降臨の際、アマテラスはこれから葦原中国を統治するニニギノミコトに「知らせ」と伝えた。この提言は「そこにいる人を知るように」と解釈でき、一方的な支配ではなく相手への理解を求めていることがわかる。
オオクニヌシの国譲りだって、タケミカヅチに明け渡しの条件を提示して、無用な争いを避けようとしている節が見られた(息子のタケミナカタは食ってかかったが)。

神様の物語でも融和の精神は息づいている。
神々と人間は、時に繋がり時に離れ、それでも千年以上も生きた祈りは続いてきた。
それはきっと、これからも。

★★★ Excellent!!!

 神社の数が、コンビニより多いとは知りませんでした。この作品には、何故神社がこんなに多いのかが、分かりやすく説明されています。
 確かに、神社って多いし、神社本庁を通せば、新しく変わったものを祀った神社も建てられる。そんな神社の魅力たっぷりです。また、私たちの生活に、神社が何故大きく関わって来たのかも、興味深いです。
 作者様によれば、アニミズムから神道(神社)が生まれたそうです。
 引用文献がないので、詳しくは分からないのですが、作者様は相当勉強なさったか、もしくは本職なのではないか、と思わせてくれます。

 日本の神様に興味がある方に、特にお勧めします。
 
 是非、御一読下さい。

★★★ Excellent!!!

作品タイトルのネーミングが巧いですよね。あなたもタイトルに惹き付けられた方ではないですか? 私はそうでした。

さて、その理由について、本筋だけのシンプルなストーリーにシェイプアップさせ、日本の古代時代から近代までの転変を整理した作品です。
平易で淡々とした文章は読み易く、教科書以上に理解できるでしょう。

ここまで博識なら、ひょっとして作者は宗教関係者? 神官の方ではなくて、御坊さんのような気がします。勝手な印象論ですが。
カクヨムで、中島龍太郎さんの作品に出会いまして、彼の語り口に似ています。彼は御坊さんだそうです。
この作品が気に入れば、そちらにも接触してみては?

★★★ Excellent!!!

日本では何故神社が多いのかという問いに始まり、日本の宗教の成り立ちについて概観することができます。

日本人は古来から多神教に触れていたから、キャラクターものを受け入れやすいのかもしれません。宗教を学ぶことは日本人のルーツを学ぶことにも繋がるのではないでしょうか。

★★★ Excellent!!!

神社は何故多いのか?という疑問から始まり、現在の神社の成り立ちが、わかりやすく語られています。知識量もさることながら、時々、はさまれる例え話が可笑しくて、筆者のセンスを感じられました!
これを読めば、断片的な知識だけではなく、神社に対する理解が深まります。日本一多いんですから、知ってないと恥をかくかもしれませんよ。