レビュータイトルは誤解を招くかなぁ。ウケを狙っただけなんですが。まぁ、クヨクヨせずに、レビューを書きましょう。
パロディを交えながら、読み易く配慮した古事記の現代語訳です。
私自身も古事記を勉強中ですが、程々の文字数で仕上げてもらってるので、頭の整理に重宝しました。
改めて日本神話を(原典以外で)読み直すと、正々堂々としたエピソードが少ないんですよね。当時の日本では、騙し討ちが称賛の的だったんでしょうか?
自分の胸に手を当てて考えると、違うと思うんですよ。
個人的な説なんですが、古事記や日本書紀の編纂された7世紀初頭。日本人の大半は文盲です。新羅に滅ぼされた百済難民が来日して、彼らが編纂作業の中核を担った筈。権謀術数に明け暮れた彼らの感性が色濃く反映されているのでは?
そう私は睨んでいるのですが、皆さんはどう思いますか?
東樹さんの作品では「コンビニよりも多い神社の謎」を読みました。そちらも面白いです。軽く読めます。