概要
ほのぼの/ ライトミステリー + 欧州の旅/ 戦時中の奮闘記 =2物語
関連する2つの物語、現在と過去。
あなたは、どちらから読みますか?
【冬菇 (どんこ) 屋の耕太郎】
中古品店の主人が手に入れた品々から、甲府、京都、東京へと戦時中にマイクロフォンを作った男の足跡を辿るうちに、彼の行動が次々と明らかになる。ライトコメディー、ミステリー、サスペンスの旅の後に、その男の思わぬ結末が待っている。
【その男、録音技師】
ある目的を持って欧州の旅に出る男、
その正体はいずれ判ります。
登場人物など物語の紹介は「月影図書館」に掲載されています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887259225/episodes/1177354054887633280
あなたは、どちらから読みますか?
【冬菇 (どんこ) 屋の耕太郎】
中古品店の主人が手に入れた品々から、甲府、京都、東京へと戦時中にマイクロフォンを作った男の足跡を辿るうちに、彼の行動が次々と明らかになる。ライトコメディー、ミステリー、サスペンスの旅の後に、その男の思わぬ結末が待っている。
【その男、録音技師】
ある目的を持って欧州の旅に出る男、
その正体はいずれ判ります。
登場人物など物語の紹介は「月影図書館」に掲載されています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887259225/episodes/1177354054887633280
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!日本と独逸を結ぶ壮大でミステリアスな人間模様の二部作です
第一部は中古品店の店主が主人公ですが、第二部はキーパーソンとなった録音技師が中心人物となっています。つまり一冊の長編小説を読んで、二つのミステリーを楽しめるという構成になっています。
舞台設定も東京、甲府、京都そして中国、ロシア、ドイツなど、世界をまたにかけて巡るなど、本人の体験談をもとにしているのかわかりませんが、スケールの大きさを表現する思いを感じます。
ただ時代背景が現代の描写から大正・昭和の時代に飛ぶなど、読み返しをしないと作者の意図を理解するのにやや苦労するかもしれません。
また理科系の話がよく出てきます。文化系の読者としては難しそうな話題には素人にもわかるような補足説明してほしい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!マイクロフォンに包まれた謎のベールを解き明かせ!
中古品店の「冬菇(どんこ)」で働く片桐 耕太郎をはじめ、女子高生の芦田 美咲が持ってきたあるマイクロフォンの謎を解き明かすお話です。
ほのぼのとした日常の中で物語が進むので、落ち着いた作風が好きな読者さまにおすすめです。仕事熱心だけど厄介事は嫌いな耕太郎・礼儀正しくも意外とちゃっかりしている美咲――など読んでいて楽しくなるような個性豊かな登場人物が多数登場します。
時折ミステリー的な内容も含んでいるため、現代ドラマと謎解きの双方を組み合わせた小説です。時折専門用語も出てくる場面もありますが、作品の中でしっかり説明されているので、読者向けにしっかりと配慮された小説だと思います。
さら…続きを読む