20|『カクヨム』1話の文字数について①

 みなさん、今日も楽しくキーボード、パシャパシャしてますか?^-^


 じつは、先日、私がフォローしている作家さん…というより『ヨム専』の方のエッセイなんですが…彼女が、小説の読みやすい文字数について提言してくださっていました。


 彼女はスマホユーザーなので、読めるものが制限されてしまっているもの事実ですが、私自身、読者として読んでいるときにも、よく思っていたことを言ってくださっていて「たしかにそうだ!」と思ったので、今回は、作家が『カクヨム』にアップする文字数について、あれこれ思っていることを書いてみます。


 レッツ・スターティン!

(そーいえば《りんごちゃん》って最近、見ないな…)



               ***



 で――彼女からの提言は「1話の文字数は『3000文字』が読みやすい」ということでした。ベストは『1000~2000文字』で、『3000文字』は、ぎりぎりセーフなのだそうです。


「え? マジで?」と、自分がアップしている文字数の多さにハッとし、「ゴ、ゴメンナサイ…ずいぶん苦労されて読んでいたんですね!」と思いました。^-^;


 じつは、私の小説1話ぶんの平均文字数は『5000文字』です。多いときは『6000文字』を超えてしまっています。自分でも「多いな!」と思ってましたが、どうしても、ストーリーとして「ここまでは書いておきたい!ここまで書かないと《ヒキ》が作れないんだ!」という思いで、長文になってしまうんですよね。


《ヒキ》とは、読者が「え?この続きどーなるのッ?」と、最後にぐっと関心を引きよせて終わるテクニックのことです。それがプロの鉄則です。ま…本当のプロは文字数制限された中で、ヒキをつくるんでしょうけどね。^-^;


 でも、それは、けっきょく作家側の事情です。

 私自身、読者として『カクヨム』の作品を読んでいるときは、やはり文字数が多いと疲れてしまいます。「いったい、どこまで続いてるの?」「まだ終わらないの?」と横についてる《バー》をチラチラみて長さをはかったりしてしまう。


 結果、気がそがれて内容に集中できない。「もういいや…」と読むことを断念。読み続けていたら、面白い小説だったかもしれなくても、もしかしてレビュー書いてたかもしれなくても、私と小説との《縁》はそこで切れます。


 彼女もふれてましたが、あまりにも長い文章は、1話が読みきれず途中でリタイアすることもあります。で、また改めてつづきを読もうとした場合、どこまで読んだのかわからなくなってしまう。それで読むことをあきらめてしまうと彼女は書いていて、私も強くうなずきました。


『カクヨム』の運営さんは、それを配慮して1話ごとに《しおり機能》をつけてくださっていますが、途中リタイヤの文章は《しおり》の挟みようがありません。

 私はパソコンなので、まだいいですが、きっとスマホユーザーは迷子になってしまうよね。その気持ちは、痛いほどよくわかる。


 なので、私自身、これからは、気にしながら1話の文字数を調整しようと思いました。


「そこまで配慮する必要、あるの?」

 そう思われる人もいるでしょう。


 でも、私は《読者ファースト》なので配慮します。

『カクヨム』に小説をアップしているということは、自身の小説を、より多くの読者に読んでもらいたいと思うからです。


 考えてみてください。内容的に「つまらない」といわれて面白くする努力をするのと、「文章長いよ」と言われて短めに調節するのと、どっちが安易にできると思いますか?


 もちろん、誰しも、面白い小説を書きたいのはやまやまですが、そう簡単に「はい、わかりました」と言ってできるものではない。でも、文章を短くすることだったら、わりと簡単に工夫できると思いませんか?


「内容を削れ」というわけでもありません。ただ、1話ぶんにまとめていた内容を2話にわければいいだけの話です。

 1話ぶんが『6000文字』なら、2話『3000文字』にする。

 1話ぶんが『9000文字』なら、3話『3000文字』にする。

 1話ぶんが『2万文字』なら…って、←長すぎだろッ。(笑


 てなわけで、自身の小説『サクラ・イン・アナザーワールド』も、近いうちに、いままでアップした長文の1話を、2話にわける作業をしたいと思っています。(※現在作業は終了してます)


 じつは――これをする理由は《スマホユーザーへの配慮》や《読者ファーストの精神》以外に、もうひとつ…べつの理由もあるからなのです。


 それは――って…ここまでで『1900文字』だ。


 お約束の《ヒキ》を作って、次へつづきまーす。^△^’’




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