25|私が《挿絵》を描きたい理由。
みなさん!
ついに『カクヨム』にも画像掲載機能がつきましたね!!!
(…って、それほどテンションあがってない作家さんもいるかもですが・笑)
このエッセイで、「企業は、つねに《次の一手》を考えなければならない宿命を背負っている」と書きましたが、『カクヨム運営』の《次の一手》は画像でした。
いまのところ『近況ノート』オンリーみたいですが、文章の合間にリンクを貼れば、小説の挿絵のように使うこともできそうです。
小説の登場人物をアニメ絵で紹介したり、小説世界を写真で見せたりと…使い方はいろいろで、ポテンシャルは広がるばかりです。
で――私がずっと思い描いていたのは、やはり《挿絵》です。
このエッセイのあちこちでも書いてますが、私がイメージする《小説》というのは栗本薫氏の『グインサーガ』なんですね。
そもそも『グイン』は新書版がなく、アメリカのペーパーバックのように、いきなり文庫本で出版されていたんですが…毎回(小説の内容もさることながら)私が楽しみにしていたのは、そこここにちりばめられたイラストでした。
『グインサーガ』は異世界ファンタジーです。
魑魅魍魎がさまよう深い森や、ゾンビーのような化け物、荒涼とした砂漠などなど(もちろん、文章表現力もすごいんですが…)イラストをみて、ドキドキワクワクと心を躍らせていたことを覚えています。
この小説は大大大長編小説で、彼女が亡くなるまで《130巻》連載し続けられました。(この小説は絶筆なのです)その間に挿絵を描くイラストレーターさんも、様々な事情により入れ替わっています。
その中のひとりが『天野喜孝』さんです。
RPGゲームのFFシリーズや、他のゲームのイメージイラストも手がけているので、一度は見たことがあるのではないでしょうか? その彼のイラストの表現力、美しさには、圧倒されるばかりでした。
重厚な感じのイラストから、彼の描く躍動感あふれるイラストに変わり、物語の中の人物たちも…甘い蜜月のシーンも…戦闘シーンも、風の中で踊っているように感じられたものです。
ひとつの《挿絵》がそこにポンと入るだけで、物語世界はよりひろがりを見せ、読者の想像力をかき立ててくれます。
だから、私も《挿絵》にこだわりたいのです。
もちろん、描くのは私です。
『天野喜孝』さんのように描ける…わけもないですが(描けたらイラストレーターとして働いてるでしょうからね!笑)
でも、少しでも近づけるように、画力をあげたいと、今日、改めて思ったわけですね。ええ。ええ。
***
で――
私もさっそく、その機能を使って近況ノートに画像を貼り付けてみました*^-^*。
まず、手はじめに、季節柄、てるてる坊主のフリー画像に、フリーハンドで『Happy rain』と入れて、うんうん、かわいい、かわいいと、ひとりでテンションあげていたんですが…
さきほど、自分の小説のイラスト画像を持ち寄る(?)自主企画がたちあがり、どれどれ?みんな、どんな画像をアップしてるのかな?と、見に行ってみたら…な、なんと…「えッ!? これ、すでに本の表紙じゃないですかッ!? しかもプロ並み…」ってぐらい、すごいことになってまして…。(笑;
みなさん、いつの間に用意していたのか…すごいレベチな画像だらけでびっくりしてしまいました。^-^;;;;;
てるてる坊主画像――恥ずかしすぎるッ!!!(笑;
一応、お金もらって漫画を描いてた身としては『Happy rain』は恥ずかしすぎです!(※恥ずかしすぎて、いまは、削除してます。スミマセン;;;)
いったい、どのツラさげて「目標は『天野喜孝』!」とか言ってるんでしょうか?
し、死ぬ気で、が、がんばります!!!
ちゃんちゃん♪
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