17|めざすは《普遍的》な物語。
先日――自作品をプレゼンしてみようという自主企画を見つけ、書いてみたんですが、なんとなく内容がズレてる気がして、参加を断念しました。でも、せっかく書いたので、ここに載せておこうと思います。興味がありましたら、どうぞ。^-^
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いま、私がここで書いている『サクラ・イン・アナザーワールド』という物語は、《時代性》のことをまったく無視している作品です。
プロは世の中に作品を発表するとき、《時代性》を考えます。
いま、世の中の人たちはどんな事に関心があり、どんな物語を求めているか…。いまチマタで流行ってる物語は、人々が漠然とかかえている悩みや、不安や、関心ごと、あるいは欲望などなど…「そうそう。こういう物語が読みたかったんだよ!」という欲求に、ジャストフィットした物語たちです。
プロの視点からいえば、そういう作品を書くべきで、《時代性》を無視した物語は流行らないし、おそらく万人向けではありません。
でも、私は、それを承知で、この物語を書いています。
それは、なぜか?
そもそも、この物語は、わたし自身が見た《悪夢》から発想を得て生まれた物語なので、「生まれちゃったからには、終わるまで書きつづけるしかないか…」という思いと、「自分の内側から生まれた物語には、きっと自分の《核》になる《テーマ》が隠されているはずだ」という思いと、「どんな物語も、人間を描くうちには、必ず《普遍的》なテーマに行き着くはずだ」という思い――そんな思いが、私の中にあるからです。もちろん、「楽しいから書いてる」という理由もありますが。
普遍的な物語は、時代を超え、人々の心の中に在りつづける。
そんな生命力のある物語であったら…と、思うのです。
もちろん、「普及の名作として後世に語り継ぎたい」とかいう…壮大なロマンを抱いているわけではありません。^-^;
でも、いま――どこかで、私の書く物語を必要としている人は、きっといるはず。
それは、いつも、心のどこかで思っています。
映画をみるとき、私の場合、100本に1本ぐらいの割合で「ああ神様、この映画に出会わせてくれてありがとう!」と思える物語に出会うんですが、きっと、この物語も、そんなものだと思っています。
100人にひとり…「あ…この物語大好き!」と思ってくれたらそれでいいです。
100のPV数より、1のハート、お星様に、価値がある。
そして、あなたが――その、100分の1であったらステキです。*^-^*
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