44|『キングダム』作家の器が示すもの。

 最近、ネットフリックスで、アニメの『キングダム』を見まして、すっかりファンになってしまいました。*^-^*


 《しん》という青年と、彼が剣をささげた《秦》の国の若き大王《嬴政えいせい》が、戦乱の世で中華統一という偉業を成し遂げる、戦国・国盗り物語なんですが…。


 とにかく、スケールがでかい。(笑

大河ドラマといえば、そういうことなんでしょうが…なんというか…いろいろ、すごいんですよね。(←相変わらず貧困なボキャブラリーですみません。笑)


 でも、私が、この物語のファンになった一番の要因は、大王《嬴政》のキャラクターの描き方がみごとだったからなのです。


 もちろん、主人公の《信》という青年も、《闘いバカ》で、いかにも少年漫画的で魅力的だし、他にも《信》の仲間たちや、偉大な武将たち…それぞれに魅力があるし、ドラマを盛り上げるには、彼らの活躍は必要不可欠なのでしょうが、しかし、何といっても《嬴政》のキャラクターのなんとリアリティのあることか!


 つまり、「このひとなら、たしかに中華統一という偉業も成し遂げられるかもしれないな…」と、思わせる説得力があるのです。


 物語には、説得力が必要ですよね。

 大王さまという設定だとしても、それが本物の大王さまに見えなければ、


「え? あんた、中華統一なんて口にしてるけど、本当にそんなことできるのぉ? あんたみたいな人がぁ???」


と、半信半疑になってしまう。

 そう思われたら、物語自体の説得力も半減し、すーっと興味も引いてしまうので、この物語の肝である大王さまのキャラクターは大事なのです。


 そのキャラが、本当に《大人物》に描けていて…私は、そこに惚れ込んでしまったのです。

 彼が、どうやってまわりの人々を巻き込み、中華をまとめてゆくのか…この物語の最大のヒキである最終目標に、どうやってたどり着くのか…いま、私は、それが見たくてたまらない気持ちになっています。


 でね…私、いつも思うのですよ。

 たとえば、少年漫画のようなカッコいい主人公が活躍するカッコいい物語を書きたかった場合、作者自身がカッコいい生き方をしていなければ描くことはできないのではないか? と…。


 美しい物語は、作家の心にも美しい部分がないと書けないし、コメディはお笑いセンスがないと書けないし、大人物が主軸の話は、作者自身に大人物の要素がなければ描けるものではない。

 そう思うと、この漫画家さんは、きっと肝のすわった器のでかい人なのだろうな?と思うわけです。


 そうでなければ、ここまでリアリティのある大王さまは描けないでしょう?


 そんなことを思いながら、見ていました。

 日頃から人間力を磨く努力をすること、大事ですね…。


 このアニメは、いまシーズン4(※現在はシーズン5)までネットフリックスで見ることができます。

 気になる方は、ぜひ、ご視聴を。^-^


 っていうか、大人気アニメなので…もう、みんな知ってる、かな?


 よもや、よもやだ。


 そしてそして、ついでに、


「2024年。あけまして、おめでとうござます」


 年末年始は『キングダム』と『M1グランプリ』(←いま、ネットフリックスで、1回大会から全部見れるのよ!すごーい!)を見まくっていました。

 ヘロヘロです。(泣;


 今年こそは、小説の更新速度をあげようと心に誓った私ですが、のっけからつまずいているダメダメな私を、誰か、叱ったり甘やかしたりしてください。(どっちやねん)


 ほな、またねー。^-^




 ちゃんちゃん♪

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