18|『鬼滅の刃』が流行っている理由。

『鬼滅の刃』――いま、チマタで大人気です。


 私、ずっと横目でみてるだけでしたが、最近、映画の宣伝のため再放送がはじまったり、映画枠で放送したりして、目に触れる機会が増え、やってると、つい観てしまいます。そして、なぜ、いま《鬼滅》が受けるのか?…つい、分析してしまいました。そういうクセがついているので、しょうがないです。^-^


 少年漫画の王道をゆく魅力的なキャラクターや、わかりやすくてヒキの強いストーリーにワクワク・ドキドキし、ときに「そんなん、ありえなーーい!」とつっこみつつ、童心にかえって夢中で楽しめるのがいいですね。お笑い好きの私としては、テンポのいい、キャラクター同士の掛け合いが、もしかしたら一番好きかもしれません。


 ジョーダンなど挟む空気ではないシーンで、平気で《お笑い》をぶち込んでくるところが、わたし的には大好き。


 いまや《お笑い》は、ブームを通り越して、人々の生活の中にどっぷりと定着した文化ですから…大阪人でなくても、お笑いのセンスで人間性をはかる時代に《お笑い》をふんだんに盛り込んだ『鬼滅』が人気なのはうなずけます。


 それにくわえて、この物語の重要な要素が『家族』です。

 育児放棄、モンスターペアレント、DV、過保護…果ては、親殺し、子殺し…家族の問題は社会問題で、人々の関心が高まっている現代では、はずせないテーマです。


《お笑い》と《家族問題》。

『鬼滅』は、このふたつの要素が絶妙にストーリーの中に組み込まれています。受けないわけがないな…と思いました。(※もちろん、ストーリー自体が、いままでにない奇想天外なアイデア満載で面白いんですけどね)


 王道の少年漫画。

 ワクワク・ドキドキのストーリー。

 そして、人々の関心ごと。


 それらが、ミックスされて、大人も子供も楽しめる《超絶・エンターテイメント作品》に仕上がったのではないか?と…私は、つい、クセで分析してしまったのでした。(※プラス、いまは《コロナ過》で人々は娯楽に飢えていますからね)


 しかし――だからって、私自身は、映画を観にいくほどでは…ない、です。^-^


「だって、大人だからぁぁーーーッ!」

「映画館でコロナに感染したら、死んじゃうからぁぁーーーッ!」


 はい。

 最後、炭治郎たんじろう風に叫んでみました。^-^ ちゃんちゃん♪




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