34|『鬼滅の刃』炭治朗の戦いで思うこと。
またまた『鬼滅』の話です。^-^;
どんだけ好きやねん!(笑
じつは、これは、ずーーっとずーーっと前から思っていて…ずーーっとずーーっと気になっていたことなので、どうしても書きたくなっちゃったんですね。おヒマな方だけおつき合いください。
これは、私だけが思ってることかもしれないですが、主人公《炭治朗》のバトルシーンで、《糸が張る》という表現がでてきますよね?
見てないひとには、「ん?」でしょうけど…。(笑
戦っている最中に、ゆらゆらと《糸》があらわれて、あるときそれがピーーンと張ります。その先には殺すべき《鬼》の首があり、糸がピーーンと張ったときというのは『敵にスキができた瞬間』なのだそうで、そのときに斬り込んでいくと、首をスパッと
で。そのシーンを見るたびに、私、いつも、思ってました。
「これってさ…物語の構成を考えてるときの、作家の脳内と同じだよね?」と。
たとえば、カクヨムでいうと――
《1話》を書く時に、だいたい「こんなシーンを書く」というのは決まっていても、詳細は決まっていません。どんな切り口で入っていって、どう展開させて、どうオチを作って、次のページへつなぐか…はじめは、ただモヤモヤと「セリフ」と「シーン」が乱雑に頭の中にあって混沌としています。
つまり、《糸》がゆらゆらと漂っている状態です。
で。いろいろ考えたり、じっさいに書き出してみたりして、どんどんイメージばかりがふくらんでいって、頭の中が爆発しそうになる。(笑
「わぁぁーーッ! 収拾つかなくなってきたぁーーッ!」
「けっきょく、私は、なにが書きたいんだーーーッ!?」
「どんな流れが、正解なんだぁぁーーーッ!?」
「わけ、わかんないぞーーーッ! たすけてーーッ!」
これを( ↑ )『頭の中が飽和状態になる』と、漫画家の浦沢直樹さんは言ってましたが…こういう状態になったときに「ハッ!」っとなる瞬間がある。
《糸》がピーーーンと張って、カオスだった頭の中がクリアになって、すべてが理路整然と整って見える。そんな瞬間ってあるじゃないですか? いや「ない」といわれたら、どう説明してもわかってもらえないと思うけども。(笑
「ああ! そうか…こういう切り口から入ればいいんだ。そして次にこういうセリフ、その次にこういうセリフ…で、最後にこう言って文章をしめる!できた!」
その感覚が、炭治朗の『糸がピーーンと張る瞬間』と、リンクするんです。
「この表現は、原作者が、創作の過程をそのままバトルシーンに取り入れた表現なのでは?」と、私は、勝手に想像しています。^-^
考えすぎでしょうか?
***
そして、ついでに、もうひとつ。
炭治朗の必殺技(?)《ヒノカミ
たまに、すごい集中力で2時間ぐらい、ぶっ通しで文章をパシャパシャしているときがあります。時間が経っていることにも気づかず…ずーっと物語の中に埋没している…。
考えたら、気味が悪いです。第三者がみてたら、ホラーです。^-^;
だら~っと口をあけて、窓の外が夕暮れから夜に変わっても、うすぐらい部屋の中で、女がひとり、パソコンのまえで、パシャパシャパシャパシャ…。こわ!
いや、そんなハナシではなくて。(笑
それだけ集中して、取りつかれたように書いたあとって、その反動で、4時間ぐらいなにも出来なくなりますよね? そうですよね? いや、ぜったいそうだ。
ふらふらで目の焦点もあわず、「うおぉぉ…疲れたぁぁ…」と廃人みたいになっちゃう。そのときの自分と、《ヒノカミ神楽》を使ったときの炭治朗と、すっごくリンクするんです。
あのときの、苦しそうな炭治朗くんの呼吸…「
これって、私だけかなぁ…。
原作者の方も、そうなんじゃないのかなぁ…。
それを、漫画に取り入れたんじゃないのかなぁ…。
このさき、会えるとは思えないけれど…もし会えたなら、開口一番で聞いてみたいと思うのは、私が物語にとり憑かれている人間だからでしょうか? なんでも、かんでも、創作に結びつけて考えすぎなんでしょうか?
きっと、私…この先も、《糸》のシーンと、《ヒノカミ神楽》のシーンでは、そんなことを思って見てると思います。
逆に、そんなこと1ミリも想像してなかった人は、私の文章を思い出して「なるほどー!」と思って見るのも楽しいかもです。ほんとかな?(笑
てなことで、今回は、こんなうすっぺらい内容のまま終わりマース。
どうしても、気になったものですから…ね。
そして、また、『鬼滅』のことは書くと思いますけど…ね。
きっと、バカなんです…ね。^-^
ちゃんちゃん♪
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