ご主人様は世界一かわいい魔法使いのツンデレ猫です! はせがわみやび
その異世界では、すべての猫が魔法使いで、すべてのヒトが彼らの使い魔だった。
「ひょっとして、あたしも?」
「ああ。今日から俺の使い魔だ!」
異世界に跳ばされた女子中学生ユズハが出会ったのは、魔法が使える猫の王子様だった。
猫の魔法使いレモンと、彼の使い魔にされてしまった女子中学生ユズハの不思議な冒険譚!
目次
完結済 全45話
更新
- 第1章 使い魔
- 第1話 黒猫の頭が、ここではないどこかに突っ込まれていた。
- 第2話 猫が、しゃべってる!?
- 第3話「下僕だ」
- 第4話 猫さんって異世界生物だったのか!
- 第5話 酔っ払ってる!?
- 第6話 考え込んでいたあたしの背後から声がかかった。
- 第7話 信じられないっ。
- 幕間
- 第2章 猫の王
- 第1話 静まり返った城の中に女の子の声が聞こえる。
- 第2話 ユウレイとか。マジデスカ。
- 第3話 お布団は見事に堀の中にダイビングしていた。
- 第4話 異世界の市場って、どんなだろう?
- 第5話 あたしの言葉にも言霊が宿るってこと?
- 第6話 酷い事態にならないとも限らない──って?
- 第7話 旅の占い師がひとり、城を訪れたのだ。
- 幕間
- 第3章 占い師
- 第1話 謁見を求めてきたという占い師は──猫のほうだった。
- 第2話 呪いの対象が、猫なのは何故なのだろう?
- 第3話 こう見えても優しいヤツなんだって。
- 第4話 この異変、あたしの部屋の鏡だけなはずがない。
- 第5話 お城のなかの探索を続けた。
- 第6話 本音は必ずしも真実じゃない。
- 第7話「入って」
- 第8話「そして、わたしはその呪いの在りかを突き止めることができる」
- 幕間
- 第4章 語り部
- 第1話「呪いの在りか」を突き止めてみせたのだ。
- 第2話「あの歌が呪いの手がかりか!」
- 第3話「ロシアンブルーだ!」
- 第4話「拷問の係がいたなんて……」
- 第5話 チリが古ぼけた本を撫でた。
- 第6話 新しくやってきた猫と人が新しい国を造った。
- 第7話 ここまできたら最後まで行くしかない!
- 第8話 猫たちが恨んでいたのは人間の王様なのに。
- 第9話 猫も人も誰もいなくなるその前に。
- 第10話 明日はその強運を信じてみましょう!
- 幕間
- 第5章 柚葉と檸檬
- 第1話「次は派手に行くぞ!」
- 第2話 黒々とした洞穴が空いていた。
- 第3話〈魔狼〉だ。
- 第4話 魔狼は、あたしたちを追ってこなかった。
- 第5話「やる!」
- 第6話 腕の中からレモンの重みがすっと消えた。
- 第7話 言い返した瞬間に、魔狼が動いた。
- 最終話 解放の鐘の音だった。
- エピローグ
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