4日目 雪国茶番劇場
* * * * * * * * *
◆ 4日目 雪原 ◆
現在のマップ http://www.silversecond.net/sc/trpg_owh/P01_map04.jpg
* * * * * * * * *
● 4日目 北の関所
GM:
北を進むクスクルとミラとアライグマ。
ついに最初の国への関所にたどりつきます! (ルール上はない扱いです)
後ろから何も言わずに静かに追ってくる謎の集団がゾロゾロ増えつつある気がします。誰がそうなのかは分かりません。
最初の国の徴収人は、クスクルとミラを見つけると呼びかけます。
徴収人「ハッ、もしやあなたはクスクル様では!?」
クスクル:
「そうです、ボクがクスクル様です」
GM:
ロリアとクスクルの名前は最初の国ではよく知れ渡っています。
徴収人「早く、こちらへ急いでください!」
そう言って、徴収人は2人を関所の裏口っぽいところから通してくれます。追っ手から助けてくれたみたいですね。
クスクル:
「やったぜ、なんか有名人がパパラッチに追いかけらえている時の対応みたい! カッコいい!」
GM:
徴収人「私たちにできるのはこのくらいですが……どうか世界をお救いください! 怪しい者は少しでも足止めしておきます!」
ミラはよく分からないなりについてきて、言います。
ミラ「クスクルさん、すごい人だったんだ……」
クスクル:
イメージ映像を背に妖精+アライグマ+少し大人になった迷子の少女が東へ進むよ~。
返り血を浴びた徴収人のイメージ映像とともに……。
ワイズマン:
なんてバイオレンスな世界なんだ……。
ロリア:
入出チェックで怪しいと感じた人物は速攻で斬り殺す関所。
GM:
まだ徴収人さん誰もやってないですよ!?
ワイズマン:
でも原作の徴収人さんなら魔王くらい軽く倒せるじゃないですかー!
GM:
難民の人達はちゃんと壁を開けて通過しようとしてます!
足止めされそうな闇の一族もでしょうけど。
ロリア:
ちゃんと。
GM:
闇が迫った関所は穴だらけです。
ロリア:
関所の壁もろすぎ問題。
ワイズマン:
雨垂れ石をも穿つ。
クスクル:
「クスクルすごい人、すごいから敬うように~」
GM:
ミラ「う、うん、ちょっとだけうやまうね……」
* * * * * * * * *
● 4日目 南の関所
GM:
というようなことが南地点のロリアたちにもありました!
ロリア:
かくかくしかじか。
GM:
こうして無事、皆さんは最初の国に戻ってきます。
もう住人から犯罪者と誤解されて襲われたりしないのです!
クスクル:
徴収人「ロリア隊長はともかく、この怪しげなオッサンは誰なんだ!?」
ワイズマン:
「我輩は旅の詩人ワイズマンだ!」
GM:
アルバート「忍者はちっとも怪しくない! 全然怪しくない! なっワイズマン!」
ワイズマン:
「我輩は旅の詩人ワイズマンだ!」(変わり身の木偶)
GM:
アルバート「なにー変わり身だと!? くそっ、一本取られた……」
ロリア:
「はあ……。この2人は私の同行人です、責任は私が持ちますので」
GM:
徴収人「は、はあ……とにかくこちらへ、事情はある程度聞いておりますので。時間は稼いでおきます」
そんな感じで通されます!
ロリア:
「アルバートさんに影響されてワイズマンさんが少し馬鹿になってるような……」
ワイズマン:
シュタッ 「なにか言ったかねロリア嬢?」
ロリア:
「いいえ、シースさんの体調が少し心配になっただけです」
ワイズマン:
「そうかそうか。この一件が片付いたら是非遊びにきてくれたまえ。あれもきっと喜ぶだろう」
* * * * * * * * *
● 4日目北エリア 昼
GM:
では北のクスクルたちから! クスクルたちは最初の国へ戻ってきました!
ようやく獣人の国的な荒っぽい文化から逃れることができましたが、闇は相変わらず迫ってきています!
辺りには雪がしんしんと降り積もっていますね。
ミラ「ここは、平和な国なの……? ちょっと、寒いね……」
ミラはだいぶクスクルにもなれてきているようです。
クスクル:
「平和な国なのかなぁ? まぁ、何かあったらボクが全部解決しちゃうから平和な国だよ、うん、平和!」
ワイズマン:
血まみれの斧を振り回して得られる平和とは。
GM:
さて、北エリアのイベントは-!? ダラララ……。
4日目北は「世界の旅2」でした!
D66 世界の旅2 (コロコロ…) ダイス (2+5) -> 25
――――――――――――――――――――
<アイテムが落ちている>
どこかから飛ばされてきたのか、このあたりにはアイテムがたくさん落ちている。
判定:【魅力】 ジャッジ:有頂天で拾いまくる描写。
成功:【経験値】2獲得。ウハウハだ。ドロップアイテム表プラスを3回使用する。
失敗:【経験値】2獲得。拾ったものがことごとく壊れている不運! 先に進むしかない。
――――――――――――――――――――
ロリア:
あったなぁ、原作でそんなイベント。
ワイズマン:
ガチャだー!!
クスクル:
アイテム持てない~。
GM:
ミラ「クスクルさん、あれ……」
アイテムが白い雪の上に散らばっています! ジャッジは有頂天で拾いまくる描写!
クスクル:
GM、ここでボクはロバを買います。
GM:
できません!!
クスクル:
うあーん、荷物が持てないよぉぉぉぉぉー。
GM:
今のうちにドロップアイテム表だけ振っておきますのでジャッジだけしておいてくださーい(コロコロ…)
クスクル:
とりあえず、有頂天で拾いまくる描写をしないと……。
「おおぅ、お宝が空から降ってきたよー。ミラもいっぱい拾うんだー。こいつを元手に一発デカイコトしようぜー。あっはっはっはー!!!」
GM:
ミラ「あっはっはー! わーい!」
クスクル:
「雑誌の背表紙に書いてあるお札のお風呂ってのやってみたい。やってみよう」
ワイズマン:
『大丈夫かねクスクル君!!別の意味で心配になるぞ』
GM:
ジャッジOK! では【魅力】で目標値11! ジャッジで+1、ミラで+1されます!
って、出目9!? これ出ないんじゃね! 振ってくださーい。
クスクル:
2D6+2>=11 【魅力】判定!
(コロコロ…) ダイス (1+1) + 2 = 4 -7失敗! ファンブル! 腐敗!
ワイズマン:
アー!!
GM:
やった、ファンブル出たー!! アイテムが腐った!
――――――――――――――――――――
◆ファンブルによる食品の劣化について
『片道勇者TRPGプラス』から、ファンブル(判定時の1ゾロ)が出ると「手持ちの食品アイテムが全て劣化する」というルールが追加されました。要するに、腐ったアイテムに変わります! たいてい回復効果がダウンして毒ダメージを受ける物に変わってしまうので、ちょっとガッカリです。
そしてこれにより、【サボテンの肉】(安くて効率がいい食品アイテム)ばかり大量に買っておく作戦はお金が少ないときの最善策ではなくなりました。これまで以上にお買い物の判断が求められるようになって、個人的に面白くなったと思います。
――――――――――――――――――――
クスクル:
「という夢をみたのさ……」
ロリア:
腐るアイテムは……弁当か! 雪の降る寒い地域で途端に腐る弁当とは……。
GM:
ファンブルしたので、クスクルの【おいしいお弁当】が【腐った食事】になっちゃいますね。【覚醒】しますか?
クスクル:
【覚醒】していいの? チュートリアル的に腐った方が良い?
GM:
【覚醒】していいですよ! なってもならなくても、「食品の劣化」の紹介タイミングは終わりました。
クスクル:
よーし、【覚醒】だぁー。そして1が出るぞー。
GM:
OK! これでクスクルさんの【覚醒】は弾切れ! 果たして結果は!?
クスクル:
1D6 覚醒 (コロコロ…) ダイス (4) = 4 失敗!
GM:
1+4+2で7! 11には足りないので失敗!!
普通に失敗になりますがファンブルは回避しました!
クスクル:
弁当は確保したよ!
――――――――――――――――――――
失敗:【経験値】2獲得。拾ったものがことごとく壊れている不運! 先に進むしかない。
――――――――――――――――――――
GM:
ミラ「あはは、あははは……!」
しかし喜んで拾ったものは、残念なことに全部ダメになっていました。
せっかくですから成功していれば何が出たか、さっきのドロップだけこのまま出してみましょうか。
食品、食品、薬品ドロッププラスで……(コロコロ…)。
【自然治癒のアンプル】【ナユタの実】【薬命酒】! うおーどれも有用アイテム! 取れないときに限ってこれだよ~。
クスクル:
「寒さで幻を見ていたんだよ、きっと……凍死寸前だよ……」
ワイズマン:
『しっかりするんだクスクルくーん!!』
GM:
ミラ「クスクルさーん!! 寝ちゃだめー!!」
クスクル:
「Zzzzzz……」
GM:
ミラ「起きてー!!」
そんな茶番を繰り広げながら……あ、【経験値】忘れてた。【経験値】2増やしておいてくださーい。
クスクル:
【経験値】43→45 【レベル】9で変わらず、あと1点で【レベル】10なのに。
GM:
あ、しまった。今さらですがさっきの薬売りから逃走時、【経験値】半分もらうの忘れてました。
クスクル:
やった、それがあれば【レベル】10になれるよー!
GM:
怪しい薬売りは【経験値】2点! ので半分の1点を全員足しておいてください。今さら!
クスクル:
【経験値】45→46 【レベル】10になりました。
ロリア:
【経験値】33→34になりました。
ワイズマン:
【経験値】47→48です。すでにカンスト!
* * * * * * * * *
● 4日目南エリア 昼
GM:
では南! ロリア&ワイズマン組!
南にいたのは……「モンスターの王」です!! これもプラス版特有のイベント!
ワイズマン:
やったーチュートリアルだー!!!!!!
ロリア:
うわあああ王だああああ。
――――――――――――――――――――
<モンスターの王>
強烈な気配とともにモンスターの王が現れる!
判定:【生命】 ジャッジ:王と戦う覚悟を語る。
成功:【経験値】3獲得。地形ごとの遭遇表プラスを使用し、出現したモンスターを決定する。ただしモンスターのうち1体に王特徴表プラスを使用する。
失敗:【経験値】3獲得。地形ごとの遭遇表プラスを使用し、出現したモンスターを決定する。ただしモンスターのうち1体に王特徴表プラスを使用する。地形に囲まれて逃走することはできない!
――――――――――――――――――――
クスクル:
『モンスターの王!? さようならロリア、ワイズマン、楽しかったよ……』
ワイズマン:
『ギャアー!!クスクルくん助けに来てくれー!!』
クスクル:
『アラームがウルサイなぁ……Zzzzzz……』
ワイズマン:
といっても、2人ともいざというときの回避手段はあるので死にはしないでしょう。
ロリア:
回避手段(アルバート)。
GM:
テストプレイでは皆さんいきなりランダムでこれを出したのがすごい。
でも今なら戦うにも逃げるにもワンチャンあるはずです! ジャッジは「王と戦う覚悟を語る!」
ロリア:
まあ【治癒の書】を使いますか。【LIFE】7→13に。
GM:
OK! さて、最初の国に戻ってきたロリアとワイズマン、雪原を歩いているとすさまじいプレッシャーを感じます!
現れたのは……モンスターの王でした! ゴゴゴゴ……! 【生命】判定なのでロリアさんかな!
ワイズマン:
お願いします!
ロリア:
「この気配……魔物の中に王がいますね……闇に追われているというのに!」
ワイズマン:
「相手にとって不足なし!いつでも逃げる準備はできているぞぉー!」
ロリア:
あれ、逃げます?
ワイズマン:
相手を見てから考えましょう!
ロリア:
そもそも判定失敗したら逃走不可だった。
GM:
とりあえずジャッジ:王と戦う覚悟っぽいセリフだけお願いします!
ロリア:
「こんな城から遠くない場所で魔物の王が誕生しているとは……民の生活を脅かす可能性がある以上、無視することはできません!」
ワイズマン:
(ファイアブランドをかっこよく構えてガイナ立ちとかしていそう!)
GM:
おお、こんなときでも騎士魂は忘れていなかった! ジャッジOK!
ロリア:
でも場合によっては逃げます!!
GM:
目標値は11! 【生命】で判定してください! ジャッジOKにつき+1! ワイズマンの【好意】で+1です!
ロリア:
2D6+4+1+1>=11 【生命】判定!
(コロコロ…) ダイス (5+3) + 6 = 14 +3成功!
いえーい。
GM:
余裕で+3成功!
ワイズマン:
さすがー!
――――――――――――――――――――
成功:【経験値】3獲得。地形ごとの野外モンスター表プラスを使用し、出現したモンスターを決定する。ただしモンスターのうち1体に王特徴表プラスを使用する。
――――――――――――――――――――
GM:
では雪原の野外モンスター表プラス振ります! えーと。
1D6 雪原野外モンスター (コロコロ…) ダイス (6) = 6 【クリスタルゴーレム】!
ロリア:
【クリスタルゴーレム】じゃないか!!!!
クスクル:
わーい。
ワイズマン:
【LIFE】が物体50とか書いてある。これは余裕ですね! クスクル君がいてくれたら!
――――――――――――――――――――
モンスター【クリスタルゴーレム】
【LIFE】物体50 【防御値】7 【反撃ダメージ】6+遠距離3 【経験値】9
【ドロップアイテム】 【氷の結晶】 4/6 【氷霧の追加装甲】 2/6
――――――――――――――――――――
GM:
さらに王特徴も乗せます!
クスクル:
やばそうだなぁ~。
ワイズマン:
どんな王かなフフフー。
GM:
1D6 王特徴表プラス (コロコロ…) ダイス (3) = 3
【疾風の王のクリスタルゴーレム】です!!
――――――――――――――――――――
特徴【疾風の王の】
【LIFE】が20増加する。【反撃ダメージ】が8増加する。
一撃で倒したとしても【反撃ダメージ】を与えてくる。【経験値】が10増加する。
――――――――――――――――――――
ワイズマン:
>一撃で倒したとしても【反撃ダメージ】を与えてくる
さようならアルバート……。
クスクル:
酷い……。
GM:
ということで、統合するとスペックはこんな感じになります!
――――――――――――――――――――
モンスター【疾風の王のクリスタルゴーレム】
【LIFE】 物体70 【防御値】7 【反撃ダメージ】14+遠距離3 【経験値】19
【ドロップアイテム】 【氷の結晶】 4/6 【氷霧の追加装甲】 2/6
・一撃で倒しても【反撃ダメージ】を与える
――――――――――――――――――――
ロリア:
「逃げましょう」 剣を収めて。
ワイズマン:
この場合、遠距離ダメージは3のままなんですかね?
GM:
だと思います。イベント判定にさえ成功すれば全然恐くない!
ロリア:
「なんですかあれ! そこらの魔王より強いですよ! この先待ち構えているであろう闇の一族のボスより強いじゃないんですか!?」
ワイズマン:
「うむ。争って得られる利もあるまい。ここは逃げ一手だ!」
逃げても遠距離ダメージを受けますがそれもたかだか3点です。
GM:
OK! 逃走するなら目標値は7です!
しかも逃げても【経験値】10もらえる! うまぁい! では逃走表ふりまーす。
1D6 逃走表 (コロコロ…) ダイス (3) = 3
3:しつこく追われる。【生命】を使用する。
ロリア:
また【生命】!
ワイズマン:
ロリア先生、お願いします。
GM:
【疾風の王のクリスタルゴーレム】は「しつこく」追ってきます!
ロリア:
どしーんどしーん。
クスクル:
ずしーん、ずしーん。
GM:
【生命】で判定! ここもロリアさんですかね。ワイズマンの【好意】1だけ足せるはず!
ロリア:
「所詮はゴーレムですね、追ってくるといってもそこまで早くは――」
2D6+4+1>=7 【生命】判定!
(コロコロ…) ダイス (6+6) + 5 = 17 +10成功! 金貨入手!×2 スペシャル!
GM:
ブーッ! スペシャル! 【次元の金貨】を2枚ゲットです!
ワイズマン:
コインコイーン!!
クスクル:
極端!!!
ワイズマン:
「何をしてくるか分からん。気を抜けん!」
GM:
クリスタルゴーレムは何してきたっけ? 閃光撃ってきたような気がしますがここではビームを照射してきます!
クスクル:
みーーーーっ、じゅっ。
GM:
ロリアさんとワイズマンさんは遠距離3ダメージを受けておいてくださーい。これは装甲で防御可能です。
ロリア:
ビームの照射に当たりこそしませんでしたが、その衝撃波や飛び散った土や石が当たります。
ワイズマン:
「ヌアアアアーーー!!」
GM:
なので2人とも1ダメージだけかな?
ワイズマン:
こちらは【旅人の服】の装甲1点分だけ軽減ですかね。
【ヘビィボウガン】は「敵の属性のない【反撃ダメージ】を2減少する」だそうなので!
GM:
あっ、弓の「属性のない【反撃ダメージ】を2減少」ってこういうことか!
つまり「遠距離攻撃」には槍や弓のダメージ減少効果は使えずに素通しになると。
だからこの効果は微妙に「装甲」と同じではないんですね、今になって槍と弓の効果の正しい意味を把握できて満足です。
2人は無事に逃げ出しました! 【経験値】10アップさせておいてくださーい!
ワイズマン:
【LIFE】16→14へ。【経験値】48→58です。
「し、死んだかと思ったぞ」
ロリア:
【LIFE】13→12になりました。【経験値】34→44になり、【レベル】9になりました。このまま【レベル】10コースへ!
GM:
では、疾風になってもなんだかんだでやっぱり鈍足だったクリスタルゴーレムは置き去りにされます……誰かが討伐してくれるのを待ちましょう。
クスクル:
徴収人「ロリア隊長、ここはわたしが片付けておきます、ご安心ください」
ワイズマン:
徴収人はそういうこと言う!
ロリア:
「あれほど強力なゴーレムがいるとは予想外でした、この闇を晴らせたら後日改めて討伐隊を組むとしましょう」
ワイズマン:
「闇を元から断てば消滅してくれればよいのだがなあ。まあクスクル君にかかれば一発だろうが」
GM:
ではこれにて昼行動完了! いい感じにいろいろ紹介できてますね!
* * * * * * * * *
● 4日目南エリア 追撃
GM:
次、夜……になる前に追撃が発生します! どちらに来たかなー?
1D2 1クスクル組 2ロリア組 (コロコロ…) ダイス (2) = 2 ロリア組!
ロリア:
こっちかーっ!
ワイズマン:
クスクル君のほうに行ってくれたほうが安全だったのではないかとすら思います!
クスクル:
『やばい、やばいよ! 吹雪の中で迷っちゃった!』(その頃のクスクル一行)
GM:
日が暮れてくると、ロリアとワイズマンのもとに、再び何者かがつけてきていることに気付きます! 闇から逃げている難民に混ざっているようで特定することは困難ですが、これまでよりだいぶ数が増えてきている気がします!
アルバート「いよいよまずいかもしれんな……」
ロリア:
「お二人とも、どうします? 明らかに敵の数が多いですよ」
ワイズマン:
「囲まれてはかなわんな……いまはクスクル君との合流を優先すべきか?」
GM:
そうこうしていると、彼らは突然武器を抜き、あなたがたに迫ってきます! ただひたすら白が広がる雪原で、ロリアとワイズマンを囲んでこようとします。
人々「闇の一族に刃向かう者には死を!」 「死を!」
ロリア:
宗教こわい。
GM:
彼らの刃に塗られた真っ黒な毒が、月明かりを反射して不気味に鈍い光を放ちます。
――――――――――――――――――――
NPC【闇の一族】×3
【LIFE】60 【防御値】12 【反撃ダメージ】21+毒3 【経験値】15
【ドロップ】ランダムドロップ表プラス×3
――――――――――――――――――――
GM:
今度は3体です! 戦う? 逃げる?
ロリア:
ダメージ21ってなんですか21って。
ワイズマン:
3人は無理ぃ! いや無理ではないんですけども。
GM:
もう【乱撃】も使えますし、実はワイズマンが全力出せばいけるレベルですね。でもここで使うのは勿体ないかもしれない。
問題はもう十分に【経験値】を得てしまっているということ!
ワイズマン:
そうか、彼らを倒してもカケラは手に入らないんだ!
ロリア:
倒す利点がない!
ワイズマン:
見逃すと追撃を食らうのだけが問題ってわけですね。
GM:
はい、追撃は何もしなければ「進行」時に1回、夜行動したら計2回です。
ワイズマン:
こちらは倒しても逃げても構いません。どちらも被害度はさほど変わらない気もします。
ロリア:
こちらも【予知眼】使えばまあ当てられるんですけど、もったいないんですよね。
自分は逃げるほうを提案します、どうせボスで本気出すでしょうし。
ワイズマン:
決まり!
「三十六計逃げるにしかず! これにて御免!」 シュタタタッと逃げ去ります。
GM:
OK、逃走!
1D6 逃走表
(コロコロ…) ダイス (3) = 3
3:しつこく追われる。【生命】を使用する。
ロリア:
せいめい。
ワイズマン:
また【生命】だ。
GM:
またもやしつこく追ってきます! 誰もかしこも皆さんの大ファンだ!
ロリア:
「どうして追ってくる輩はこうもしつこいのですか!」
ワイズマン:
死角から投石などしつつ、追撃を退けながら逃げるロリアさんをアシスト!
GM:
ということで【生命】で判定、目標値は12です! ワイズマンの協力も+1!
ロリア:
2D6+5+1>=12 【生命】判定!
(コロコロ…) ダイス (5+6) + 6 = 17 +5成功! 金貨入手!
ワイズマン:
コイーン!
GM:
おーっとまた【次元の金貨】だー!
とにかく成功! 闇の一族たちと一時的に距離を離すことに成功します! 【経験値】8点ゲットしてください!
アルバート「うおおお逃げろー!!」
ロリア:
【経験値】44→52で【レベル】10になりました。
あ、【レベル】10でライフ増えてる。毒も加味した最大【LIFE】は14→16です。現在【LIFE】も12→14へ。
ワイズマン:
【経験値】58→66! もうどこまでも伸びなさい。
* * * * * * * * *
● 4日目南エリア 移動先の選択
GM:
ではついに夜です、クスクルさんから夜行動をどうぞ!
雪原なので【ST】が減るとさらに【ST】-1です、注意して下さい!
クスクル:
アライグマに乗って自動運転で「進行」だよー(ぺらぺら)。
GM:
OK、「進行」! ではそのまま南組の夜行動!
お二人は闇の一族に追われています! 夜行動する?
ワイズマン:
しません!
ロリア:
しませんしません!
GM:
OK! では「進行」です! 南のお二人だけ闇の一族の追撃を受けます!
1D6 ロリア (コロコロ…) ダイス (6) = 6
6:【LIFE】が2D6減少
1D6 ワイズマン (コロコロ…) ダイス (5) = 5
5:【ST】が1D6減少
ロリア:
【LIFE】!?
GM:
痛い!
2D6 ロリア【LIFE】ダメージ (コロコロ…) ダイス (5+3) = 8 ダメージ!
1D6 ワイズマン【ST】ダメージ (コロコロ…) ダイス (1) = 1 減少!
ロリアさん、【LIFE】に8ダメージ! ワイズマン、【ST】に1ダメージ!
ロリア:
【LIFE】14→6になりました、いたい。
ワイズマン:
雪原効果でさらに-1されて【ST】7→5! 疲れました!
クスクル:
ファンにもみくちゃにされてるー、ずるいぞー。
GM:
獣からの攻撃には割と強いロリアさんですが人間相手となるとそうもいかないのか! ワイズマンはちょっとだけ疲れました。
では、ロリア&ワイズマンさんは夜が明ける頃になってようやく闇の一族を引き離せます……。
ロリア:
ここで【叫ぶ根っこ】食べますもしゃもしゃ。
根っこ「アアアアアアア!!!」
GM:
アルバート「死ぬかと思っ……うるさいなその根っこ!?」
ロリア:
【LIFE】6→13、【ST】8→11 になりました。
* * * * * * * * *
その頃のクスクル劇場。
* * * * * * * * *
クスクル:
「よし、ミラ、ここは雪合戦で練度を積もう!」
ミラ「ユキガッセン!?」
「そう、このように雪を球状にしてっと、雪玉を相手にぶつけるんだよ」
ミラ「クスクルさんの雪玉ちいさいねー」
「ミラの雪玉は思ったより大きいなぁ~」
ミラ「で、これをクスクルさんにぶつけていいんだよね?」
「やっぱりやめよう。その大きさの雪玉がぶつかるとボク死んじゃうかもしれ……」
ミラ「え? 何か言った!?」(ぶんっ)(べしゃーっ!!)
ミラ「あれ? クスクルさーん? どこいったのー!?」
* * * * * * * * *
GM:
では全員、世界の果てもとい「最初の城」へ「進行」します!
移動前に「進行」ルートだけ振りますので各々【ST】処理してください。
1D6 ロリア (コロコロ…) ダイス (2) = 2
2:穏やかな地形が続く。【日数】から【敏捷】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)
1D6 クスクル (コロコロ…) ダイス (5) = 5
5:川を泳ぐ。【日数】に1を足して【意志】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)「水泳」
1D6 ワイズマン (コロコロ…) ダイス (5) = 5
5:川を泳ぐ。【日数】に1を足して【意志】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)「水泳」
【日数】=4 で計算してください。あ、雪原効果も忘れずに!
ロリア:
雪原効果って、実際に【ST】が減った時に-1が増えるんですかね。
GM:
ああー、パラメータで防いで【ST】が減らなかった場合は迷いどころですよね。
「【ST】が減少するとき、さらに【ST】が1減少します」だから、0減少だったら無視できそう?
ロリア:
そうそう、【ST】消費なしだったらどうなるのかなーって。
GM:
今回は±0なら雪原効果を無視できるものとしましょう! なので【ST】は2点以上減るか、何も減らないかです。
ワイズマン:
「進行」で【ST】5→2になりました。ようやくまともに消耗してきましたね。
クスクル:
【ST】5→3になったのかな~(【妖精】と【水夫】で3軽減)。
ロリア:
敏捷3なので【ST】11-1→ 10-雪原1 → 9 かな。
GM:
OK! そしてクスクルさんは単独進行で【経験値】+4です! もういらないけど!
クスクル:
【経験値】46→50になったよー。
GM:
では、世界の果てへ移動します!
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