よみがえる闇

● 最初の城 到着


GM:

 では皆さんは世界の果て、もとい最初の城に戻ってきました!


 皆さんが闇に追われながら東へ進むと、最初の城付近の林には凄惨な光景が広がっています! 城の兵士たちが闇の一族にやられてしまったようで、辺りに死体が散乱しているのです!


ワイズマン:

 クスクル君、なんてことを……。


クスクル:

 「ボ、ボクじゃないよ!?」


ロリア:

 それにしても闇の一族多すぎでは。


GM:

 闇の一族の長「(兵士を見ながら)あなたがたはここで第2の生を得るのだ……おや?」


 死体が散乱している真ん中に、闇の一族を率いているらしき男性がいました。それを見てミラがつぶやきます。


 ミラ「お父……さん……?」


ワイズマン:

 ええーっ!?


クスクル:

 なんとなくそうじゃないかなーと思ってたんだー。


ロリア:

 お父さん、(原作とくらべて)強くなって……。


GM:

 おかげさまで元ヘタレのお父さんが闇落ちしてだいぶパワーアップしました!


 長「おお、ミラ! まさか1人でこんなところまで来るとは……えらかったね」


 長「でも、その人達からは離れるんだ。その人達は『闇』を一度殺してしまった悪い人達なんだよ」


 ミラ「お父さん! この人達は悪い人達じゃ……」


 長「『闇』の力は偉大なんだ。ほら、その力で母さんだって蘇らせてくれる。なあ、母さん?」


 そういうと、後ろから出てきたのは青白い顔をしてフラフラ歩く女性! ミラに顔立ちが似ている気がしますが目がうつろで動きがゾンビっぽい気がします。


 ミラ「おかあ……さん……!? お父さん、お母さんに何をしたの……?」


 長「これが闇の力なんだよ、ミラ。これでもうおまえも寂しい思いをしなくて済む。これからずっとね……」


 ミラは絶句しています。


ワイズマン:

 ああ、化けてるんじゃなくて本人なんですか。ひどい。


ロリア:

 「あれはもう完全に闇に堕ちてますね……」


GM:

 ちなみにミラをお金で売ってたらここにミラが闇落ちして一緒に出てくる予定でしたが、売る機会がありませんでしたね。残念!


ロリア:

 わーくらーい。


ワイズマン:

 「どうすればいいアルバート君! このまま彼らをしばくべきか!」


GM:

 アルバート「もちろんしばくべきだ、あの指導者……やつこそ倒さねばならん敵!」


クスクル:

 ではここで、クエストオープン!


 ●クエスト 『闇の波動に目覚めし者』


 ●公開条件 これまでのキャンペーンでクスクルが総ダメージの3分の1以上のダメージを出している場合


 数多の返り血を浴び続けたクスクルは黒い欲望に飲み込まれます。額には第三の眼が開き第三第四の腕が急速に生えてきます。クスクルの翼から闇が溢れだし皆さんを包み込みます。もうクスクルは可愛らしく聡明な美少女妖精ではありません。


 しかし、いまならまだクスクルの部下となって一緒に闇の世界を手に入れることができるはずです。【魅力】で目標値10の判定に成功すると、みなさんは闇妖精の軍団の幹部として採用されます。偽物の闇の一族を叩き潰すのだ!


 ・ジャッジ クスクルを褒め称える! ・クリア条件 判定に成功する・報酬 名誉ある闇妖精軍団の幹部職。


ワイズマン:

 なにその公開条件!?


GM:

 そんなクエストはないッ!


ワイズマン:

 ビビったじゃないですか!


クスクル:

 よし、ズマンだけは騙せたぞ!


ロリア:

 じゃあこっちも公開ですね。


GM:

 はい、ロリアさんのクエストはここで公開です、バアーン!


――――――――――――――――――――

●ロリア クエスト


・クエスト 『師の仇』

・公開条件: 世界の果て(最初の城)にたどりついたときに公開  【経験値】10

・イベント

 旅の果てに最初の城の前にたどりつくと、師匠アラファーを殺した者がそこにいた。今なら理力で分かる、アラファーの光の剣の跡を受けてなおも生きている者……あの者でまちがいない! 【筋力】で目標値13の判定に成功すれば先制攻撃に成功し、【闇の一族の長】の【LIFE】を50減らして最終決戦が始まる。

 ジャッジ:師を殺した者に対して宣戦布告する。


・クリア条件:PCの誰かが【闇の一族の長】を倒す

・報酬: セッションクリアの名誉を得る

――――――――――――――――――――


ロリア:

 【経験値】52→62。もう【レベル】増えない!


GM:

 さあ、この父親こそアラファーの剣を受けてまだ生きている者……つまりロリアの仇です!


 ロリアさんのジャッジは「師を殺した者に対して宣戦布告する」です!


ロリア:

 「……その傷跡、光の剣を受けましたね? その傷跡から感じられる理力は師匠のもの……」


GM:

 長「ほう……ということは君も理騎士か。つい先日我々の計画を邪魔する者がいたのでね、いやあ、あれはいい腕をしていた……」


ロリア:

 「なるほど、貴方あなたが仇ですか」


GM:

 長「そうだ……彼女は、我々に刃向かえないようにした。君も、今から同じようにするつもりだ」


 長「さあミラ、私は他の人達に用がある。ミラはこっちに来なさい」


 ミラはどうすればいいのか分からずとまどっています。皆さん何か言う?


クスクル:

 「さぁ、どっちが怖いかな? どっちが痛いかな? ミラは賢いからわかるよねー?」


 「ミラ、あっちにいったら、ボクの斧でバッサリやられちゃうから、コッチにいた方がいいよー」


ワイズマン:

 「選択を強いることはできん。君のお父上のもとへ行くか、我々の手の届くところにいるか。決めるのは君だ。ただし君が我々の敵に回るというのなら、容赦はせんぞ」


GM:

 ミラ「……わたし……行きたくない……! お父さんがまちがってるような気がする! だって、みんなに迷惑かけすぎだよ、お父さん……!」


ワイズマン:

 おー、強いなあ少女!さすが洗脳の薬を作ったりいきなりビルドアップしたりするだけのことはある!


ロリア:

 「ミラちゃん、酷なようですがあれを見据えなさい、あれは、あなたの知る父親ですか?」


GM:

 ミラ「お父さん元々なんだか変だったからお父さんだと思う……」


ロリア:

 (ひどい)


ワイズマン:

 (もともとなんだか変……)


クスクル:

 (ズマンも腐った弁当を持ち続けてるから、なんだか変なお父さんだよ、気をつけてね!)


GM:

 ミラ「でもお父さんがおかしくなったのはお母さんが死んでからなの……」


ロリア:

 「そ、そうですか。……私の師匠であるアラファー氏は彼によって殺されました。そして、この闇を払うためにもあの者を斬る必要があります」


GM:

 ミラ「うん……あの人がお父さんでも知らない人でも関係ない……あの人を止めて、ロリアさん、みんな……!」


ワイズマン:

 「任せてくれたまえ!」マントバサッ。


クスクル:

 「息の根まで止めちゃうけど、そこは勘弁してねー」


ロリア:

 「恨むなら恨みなさい。私は決して勇者と名乗るような者ではありません、ただ国を守るための、それだけの騎士なのですから!」


 【怒りのファイアブランド】を抜剣!


GM:

 いいですね、ロリアさんすでにジャッジOK!


 長「ああミラ、かわいそうに。その人達に、何か嘘を吹き込まれているのだね。大丈夫だよ、あとでちゃんと戻してあげようね……」


 長はあなたたちに迫ってきます。


 長「君たちの中に『闇』を一度殺した者たちがいるだろう、もしかして理騎士の君かね? ああ、我々を追っているアルバートとかいうのもいたな。死に損なったようだが、また私たちを止めに来たのかな?」


 アルバート「俺の名前まで知ってるのか……そうだ、今度こそおまえを、そして闇を止めてみせる!」


クスクル:

 アライグマ「(俺の真の力を見せてやるグマ!)」


 「えーと、闇を殺したのは、このアライグマです!」


 アライグマ「(グマー!?)」


GM:

 ミラ「(ブーッ!)」


ワイズマン:

 「そうだったのかクスクル君!?」


GM:

 アルバート「おまえら俺が格好をつけてる横で何やってるんだ!!? っていうかアライグマが倒したってマジなのか!?」


 長「そうか、ならばやはり君たちを始末せねばならないようだ……特にそこのアライグマも」


クスクル:

 「このアライグマはアライグマの王だからね!」


ロリア:

 ま、まとまらない!


ワイズマン:

 もうごちゃごちゃしているうちに叩き切ってしまいましょうロリアさん!


GM:

 じゃあ無理矢理まとめます!


 長「今度こそ『闇』の生存が脅かされぬよう、私は君たちを排除する。それが闇の一族としての使命! さあ、ここで死ぬがいい! そして闇の眷属として生まれ変わるのだ!」


ロリア:

 「いい加減お喋りが過ぎますね、口数が多いと寿命が縮みますよ」


GM:

 長「それはお互いさまだ! 行くぞ!」


 【闇の一族の長】が襲いかかってきます! 見た目はただの商人風のおじさんに見えますが、その体からはすさまじい力が放たれています!


 ここで『闇』を止めなければ、最初の城にいる人々やシースたちも危険にさらされるでしょう! 決戦です!


 アルバート「『闇』を止めるにはヤツの持っている最後の神器のカケラが必要だ。取り戻すんだ!」


 ということで能力は以下の通りです!


――――――――――――――――――――

NPC【闇の一族の長】

 【LIFE】350(判定成功で300に) 【防御値】13 【反撃ダメージ】12+理力5

 【経験値】0  【ドロップ】【神器のカケラ】

――――――――――――――――――――


ロリア:

 ダメージ大きいなぁ。


GM:

 ロリアさんのジャッジはすでにOK! 【筋力】で目標値13を判定してください! 成功すれば先制攻撃でき、相手の【LIFE】を50減らせます!


 ジャッジOKにつき+1、お二人の【筋力】による【好意】補正でさらに+2できるはず!


ロリア:

 2D6+5+1+2>=13 【筋力】判定!

  (コロコロ…) ダイス (1+1) + 8 = 10  -3失敗! ファンブル! 腐敗!


 ぶー!?


GM:

 ここでファンブル!?


クスクル:

 極端だよ、ロリアぁぁぁ。


ワイズマン:

 アー!!!


GM:

 しかも食品が全部腐る! でも【叫ぶ根っこ】もう食べたんですっけ。腐るものなかった。


ロリア:

 アルバートが腐りました。


 アルバート「うー、あー、えしゅ、たー」


GM:

 アルバートは腐男子になります。


 アルバート「俺は元の世界に戻ったら俺×ワイズマンで一冊書いてみせる!」


ワイズマン:

 「やめろおォー!!」


GM:

 自分をネタにするなんて豪胆にもほどがある! さてロリアさん、【覚醒】しますか?


ロリア:

 ここぞというときでダイス運が微妙なんですよねー、まあ【覚醒】しますか。


GM:

 OK! これでロリアさんの【覚醒】弾切れです!


ロリア:

 1D6 出目1を覚醒!  (コロコロ…) ダイス (4) = 4  +0成功!


 わーお。


GM:

 成功! ギリ13に! ヒュウッ!


ワイズマン:

 ヒュー!


GM:

 ではロリアの師匠の【怒りのファイアブランド】が【闇の一族の長】を切り裂きます! ズバーッ! 問答無用の50ダメージ!


 長「ぐぬぅっ! これが理騎士の力か……さすがだ……!」


 この一撃で【闇の一族の長】、【LIFE】350→300へ!


ロリア:

 「師匠……残留した理力、使わせていただきます!」


GM:

 ここから通常戦闘開始です!


*  *  *  *  *  *  *  *  *


ロリア:

 「さあ、ここからが本当の戦闘開始ですよ、皆さん!」


ワイズマン:

 「こんな前座は軽く蹴散らして闇との戦いに備えるぞ皆!!」


 戦闘前に【スタミナの結晶】を握りしめて砕きます! 【ST】2/10→6/14!


クスクル:

 戦闘の前に回復アイテムの整理はいらない?


GM:

 長「早く準備したまえ!」


ロリア:

 優しい世界。


GM:

 ミラ「お父さん、そこで待つんだ……」


ロリア:

 【スタミナアンプル】くれるなら貰いますよ!


ワイズマン:

 お互い【ドMの】付きなので【スタミナアンプル】もそんなにいらないかなと思うんですがロリアさんに【スタミナアンプル】をシュートしておきましょうか。


ロリア:

 もう【ドMの】発動済みでっす!


ワイズマン:

 おっとそうだった! では渡しておきます。


 ちなみにクスクルさんにもズマンにもお弁当が残ってます。


GM:

 ズマンのお弁当……?(腐臭)


ワイズマン:

 あるじゃないですか、お弁当。


ロリア:

 ええっと片道4日経ってて、往復に今5日目でしたっけ。


クスクル:

 発酵した何かになってそう……。


ロリア:

 既に腐ったと判定されて5日……。


ワイズマン:

 まだ食べられます。


 さて戦闘に入る前に第1投! マントのポケットから取り出したる小瓶を振りかぶって……ワイズマン投げたーっ!


 【弱体の薬】!


クスクル:

 ナイスズマン!


ロリア:

 ぱりーん、ぷしゃー!


GM:

 長「ぬわー!」


 闇の一族の長がベトベトになります! これで弱体! 


ワイズマン:

 「これぞ理忍術『ウィークネスの術』!」


GM:

 【防御値】と、【反撃ダメージ】も各属性1ずつ減少! では能力値は以下のように変化します!


――――――――――――――――――――

NPC【闇の一族の長(弱体)】

 【LIFE】300/350 【防御値】13→12

 【反撃ダメージ】(12+理力5) → (11+理力4)

 【経験値】0  【ドロップ】 【神器のカケラ】

――――――――――――――――――――


ロリア:

 こちらは【ST】に余力できたので【光の剣】と【予知眼】使います。【ST】11→9→3!


――――――――――――――――――――

スキル【光の剣】 消費ST2

  戦闘終了まで自分の攻撃のダメージに理力ダメージ+1D6

――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――

スキル【予知眼】 消費ST6

 戦闘終了まで攻撃判定に+3の修正がつき、自分が受ける【反撃ダメージ】をすべて2減少(最低1)

――――――――――――――――――――


GM:

 OK! 補正書き加えておいてくださーい。


ロリア:

 すべて2減少ってどういう扱いなんですかね、ダメージがばらばらだと全部-2にしていいのかな。【予知眼】強い。


GM:

 そうですね、別個に下げていい気がします。なのでそれによって総ダメージ-4!


ワイズマン:

 おおー、ロリアさんが相当硬く。


ロリア:

 【理騎士】やっぱりフォースいらないな!


GM:

 魔王相手とかだとほぼ【グレートウォール】相当!


 【理騎士】はほぼ【騎士】の上位互換ですねえー強い!


ロリア:

 【騎士】とは一体何だったのか。


クスクル:

 あー、【おいしいお弁当】食べておきます。


 【LIFE】17→19 【ST】3→10になりました。


GM:

 OK! 戦闘前のピクニックタイム!


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 ではようやく戦闘開始です!


 長「謎の薬を投げつけてきたりだいぶ作戦会議が長かったり目の前で弁当タイムを楽しんだりと待たせてくれたな君たち! 行くぞ!」


 全員攻撃判定! 目標値は12です!


ワイズマン:

 まずは通常攻撃! 2D6+9-1>=12 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (3+4) + 8 = 15  +3成功!


 「食らうがいい!『マジックボルト』!」


GM:

 ※ヘビィボウガンです。


ロリア:

 2D6+5+3>=12 攻撃判定(筋力)!

  (コロコロ…) ダイス (2+2) + 8 = 12  +0成功!


 あっぶな! 【弱体の薬】さまさま!


GM:

 成功!


クスクル:

 2D6+7-1>=12 攻撃判定(筋力)!

  (コロコロ…) ダイス (5+3) + 6 = 14  +2成功!


 あたったー。


GM:

 全員成功! では皆さんダメージを算出してください!


ワイズマン:

 3D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (4+4+1) + 12 = 21  ダメージ!


クスクル:

 【強打】使用します。【ST】10→8。


GM:

 OK! このセッション初めての【強打】!


クスクル:

 8D6+10+1D6+4 【クレセントアクス+【強打】】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (6+2+1+1+2+3+6+1)(4) + 14 = 40  ダメージ!


ロリア:

 2D6+10+1D6+1D6+2 【怒りのファイアブランド】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (1+5)+(1)+(1) + 12 = 20  ダメージ!


 あれ? +10ってなんの補正でしたっけ。


クスクル:

 【レベル】だよ!


ロリア:

 ああなるほど! 【レベル】10で戦う経験が滅多にない!


 そして1多すぎる……。


クスクル:

 みんなダメージの出目に1が多すぎるよ!!!


GM:

 それでも全員の攻撃が闇の一族の長の謎の結界をバリバリ削っていきます!


 ワイズマンのマジックボルトが! クスクルの大斧が! ロリアの師匠の炎の剣が! 21+40+20で81ダメージを与えます! 敵【LIFE】300→219!


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 では反撃タイム!


 長「ぬぐううう、これが勇者の力なのか……確かに闇が倒されたというのは嘘ではないらしいな……だが!」


 長は謎の土属性攻撃と雷光を放ちます! ドカーンバリバリ!


クスクル:

 どうしよっかなー、【結界の巻物】つかっちゃおうかなー。


ワイズマン:

 【影分身】で華麗に回避します。【ST】6→0!


 「どこを狙っている!フハハハハハ!」


GM:

 長「なにぃっ!?」


クスクル:

 あ、じゃぁ、今回は使わないほうがいいかな。


GM:

 【反撃ダメージ】11+理力4 と 【ST】-1です! ワイズマンは【ST】-1だけ受けます!


ワイズマン:

 おっと、【結界の巻物】(ダメージ半減)って全員守れるんですね。すげー。


クスクル:

 今回は巻物つかいませーん。


ワイズマン:

 【結界の巻物】を使うと6+理力2点ダメージが飛んでくるんですね。それでも痛い。


 こちらは【ST】0→0で【LIFE】14→12になりました。


クスクル:

 ボクの装甲は4点なので……11点も喰らうの! ? ぐほっ。ヤバいかも。


ロリア:

 【LIFE】13→6 【ST】3→2 です!


クスクル:

 【LIFE】19→8 【ST】8→7!


ワイズマン:

 次のターンで結界してもらえると助かりまーす!


クスクル:

 次の次で倒さないと、ボク死んじゃうなぁ。あっはっはっは~。


ロリア:

 こっちも次の次で死ぬかなぁ。


ワイズマン:

 【治癒の書】を使い切って追加であと1ターンは耐える計算なんですねロリアさん。さてさて。


ロリア:

 結界あるなら1ターンしのげますよ。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 では2ターン目!(※なおルールブックではターンという表現はしません)残っている【覚醒】はワイズマンの1回分のみ!


 何か回復するなら使っておいてくださーい。


ロリア:

 クスクルさんに【治癒の書】使います? 【治癒の書】は対象選べます。


クスクル:

 使ってもらえると、すごーく助かるなぁ~。


ロリア:

 なら最後の【治癒の書】はクスクルさんへーしゅわしゅわー。


 6点回復してくださいー。


クスクル:

 わーい、かいふくー。【LIFE】8→14。


ワイズマン:

 これでみんな生きて3ターン目を迎えられそうですね!


ロリア:

 「クスクルさん!」


 と【治癒の書】を開いてクスクルさんへ念じると、治癒の書は光と共に朽ちていきました。


GM:

 治癒の書「ぐああああああああー!!」


ワイズマン:

 叫ぶ【治癒の書】!


ロリア:

 叫ぶの!?


クスクル:

 「ぐあああああああー!! ロリアの愛を感じるる~!!!」


GM:

 他に回復は使いませんか? なければいきますよー!


クスクル:

 このターンは【結界の巻物】を使います。


GM:

 OK! それにより【反撃ダメージ】半減されます! このターン、【反撃ダメージ】11+理力4 → 6+理力2 になります!


 それでは皆さん攻撃判定! 目標値12!


ロリア:

 あー失敗するとやばいのかな。


クスクル:

 失敗が怖いよねぇ~。


ワイズマン:

 ああ、もうお二人【覚醒】もない!


ロリア:

 ちょっともったいないけど【スタミナのアンプル】使うかなー。


GM:

 アイテムの使用タイミングは「いつでもOK」っぽいので、今回のプレイでは失敗したの見てから飲んでもいいですよ。


ロリア:

 あ、ならそうしましょう!


GM:

 それでは皆さん攻撃判定! 目標値12!


ロリア:

 2D6+5+3>=12 攻撃判定(筋力)!

  (コロコロ…) ダイス (3+2) + 8 = 13  +1成功!


クスクル:

 では殴るー、いっけー


 2D6+7-1>=12 攻撃判定(筋力)!

  (コロコロ…) ダイス (1+6) + 6 = 13  +1成功! 金貨入手!


 こいーん。


ワイズマン:

 2D6+9-1>=12 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (5+6) + 8 = 19


GM:

 クスクルさんに金貨1枚! 全員成功! ダメージ算出をどうぞ!


ワイズマン:

 3D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (1+5+5) + 12 = 23  ダメージ!


ロリア:

 2D6+10+1D6+1D6+2 【怒りのファイアブランド】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (2+6)+(1)+(2) + 12 = 23  ダメージ!


GM:

 うーん微妙なダメージが続く!


ロリア:

 ダメージ算出時のダイス目がさっきからひどい!


クスクル:

 あ、【強打】を使用します! 【ST】7→5。8D6+10+1D6+4 【クレセントアクス+【強打】】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (4+4+4+4+3+3+2+2)+(6) + 14 = 46  ダメージ!


GM:

 ヒュー! 平均以上!


ワイズマン:

 人間2人分の火力がコンスタントに出る!!!


クスクル:

 どがしゃーん!!


GM:

 23+23+46ダメージでこのターン、合計92ダメージ! 残り【LIFE】は127です! 減りが早い!


 長「バカな、闇の結界がこんなにも簡単に剥がれていく……そんな……!?」


 では反撃フェイズ! 【反撃ダメージ】6+理力2 と 【ST】-1 を受けてくださーい! 半分になるとだいぶ防げるなこれ!


クスクル:

 装甲が4なので、4点のダメージと【ST】1減少っと【LIFE】14→10 【ST】5→4。


ワイズマン:

 装甲と弓で3点減らして5点ダメージ! プラススタミナ分で2ダメージ、合計7点ダメージ! 【LIFE】12→5です。


ロリア:

 【LIFE】6→4 【ST】2→1かなー。


ワイズマン:

 「ぐおおおおお!苦痛に耐えることで新たな力が目覚めるぞおおおおお!!ぬおおおお!」


ロリア:

 ド M 発 動。


GM:

 忘れてた、ドM!


クスクル:

 やっぱりドMはいいなぁ、保険だよねぇ~。


ワイズマン:

 「理忍術『ペイントレード』。さあ、第2ラウンドを始めようか……」


 【ST】0→14/14!


クスクル:

 「ズマン、第三ラウンドだと思うよ!」


ワイズマン:

 「こら!かっこいい決め台詞を邪魔するのでない!」


ロリア:

 .  どえむペイントレード


GM:

 変なルビ振らないでください!?


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 3ターン目! ワイズマンには秘蔵の爆弾もあるので次で落ちるか!?


 長「今のは結界か……なるほど君たちの支援者もただものではないということか!」


ロリア:

 どうせここから使うこと無いので【スタミナのアンプル】飲みまーす。【ST】2→12。そんでもって【閃光】発動で【ST】12→7!


GM:

 長「ぐわー!!」


――――――――――――――――――――

フォース【閃光】 消費ST5

 攻撃判定の前に使用できる。攻撃判定の出目に5か6が含まれていた場合、【反撃ダメージ】を無視できる。

――――――――――――――――――――


GM:

 では攻撃判定! 目標値は12です!


ワイズマン:

 2D6+9-1>=13 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (6+5) + 8 = 19  +6成功! 金貨入手!


 コイーン!


ロリア:

 2D6+5+3>=12 攻撃判定(筋力)!

  (コロコロ…) ダイス (5+6) + 8 = 19  +7成功! 金貨入手!


GM:

 【閃光】の条件である出目5も6も出た! ロリアさんはこのターン【反撃ダメージ】なしです!


ロリア:

 コイーン! なんというなんという!


クスクル:

 「さーて、どたまカチわってやるるる~!」


 2D6+7-1>=12 攻撃判定(筋力)! そろそろ外れるかな~

  (コロコロ…) ダイス (2+6) + 6 = 14  +2成功! 金貨入手!


 こいーん。


GM:

 クスクルさんも金貨ゲット! 命中!


ロリア:

 コイン稼ぎ場と化した長。


GM:

 全員命中です! ではダメージ算出!


クスクル:

 【強打】しちゃう。【ST】4→2。


ロリア:

 2D6+10+1D6+1D6+2 【怒りのファイアブランド】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (5+2)+(2)+(3) + 12 = 24  ダメージ!


 ダメージ算出は振るわないなぁ。


GM:

 まあ平均! さあーこの辺でワイズマンさん全力出しちゃう?


ワイズマン:

 「受けてみるがいい。我が乾坤一擲の一撃を!【火炎】を練り上げに練り上げた火遁術を食らえ!」


 【スーパーエルザイト爆弾】と【乱撃】を使います。【ST】14→6!


 まずは6D6をプラスした普通のダメージ算出を。


GM:

 長「火遁自体は地雷があるんじゃグワーッ!!」


――――――――――――――――――――

アイテム【スーパーエルザイト爆弾】

 攻撃判定が成功したときに使用でき、使用すると消費される。ダメージが6D6増加する。

 所持している状態で火炎ダメージを受けると、そのエリアにいるPC全員に6D6ダメージを与え、消費される。


 いま見直して、爆発時はエリアにいる全員に効果があることに気付きました。他のお二人は気付いておられたんでしょうか。恐すぎる!

――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――

スキル【乱撃】 消費ST8

 攻撃判定が成功したときに使用する。

 さらに3回攻撃判定を行い、成功した回数だけダメージを算出し合計する。


 忍者が覚えるスキル。要するに最大4倍ダメージです、かなり強力!

――――――――――――――――――――


ワイズマン:

 9D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (5+2+3+4+5+5+5+2+5) + 12 = 48  ダメージ!


GM:

 ズドーン! 48ダメージ! 残り55!


ロリア:

 爆弾使ってようやく1発がクスクルさんクラスってのがクスクルさんのやばさを物語っている……。


GM:

 そして攻撃成功したので【乱撃】発動! あと3回攻撃判定を行ってください!


ワイズマン:

 2D6+9-1>=12 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (4+3) + 8 = 15  +3成功! 2D6+9-1>=12 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (6+3) + 8 = 17  +5成功! 金貨入手!2D6+9-1>=12 攻撃判定(【敏捷】・弓)!

  (コロコロ…) ダイス (2+4) + 8 = 14  +2成功!


GM:

 全弾成功! 金貨1枚ゲット! ではあと3回ダメージ算出!


ワイズマン:

 「砕け散れい!」3D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (5+1+4) + 12 = 22  ダメージ! 3D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (1+1+1) + 12 = 15  ダメージ!   *** 1ゾロ! ***3D6-1+10+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (6+4+3) + 12 = 25  ダメージ!


GM:

 ヘビィボウガン! ボウガンなのに一瞬ですさまじい連射が繰り出される! ズドドドドド!(1ゾロがあったのは見なかったことに)


ロリア:

 ボルトをセットする時間がネックなのがボウガンの弱点なのに!!


ワイズマン:

 事前に使い切りの連装機構を仕込んでおいたんですよ。理術と忍術の応用です。


ロリア:

 困ったときは理術・忍術。


GM:

 これにて敵の【LIFE】は-7! クスクルさんのオーバーキル分お待ちしてます!


クスクル:

 もう振らなくていいかな? でも振る~、脳漿ぶちまけろ~♪


 8D6+10+1D6+4 【クレセントアクス+【強打】】で攻撃!

  (コロコロ…) ダイス (2+6+5+4+3+2+5+5)(2) + 14 = 48  ダメージ!


GM:

 さらに48ダメージ!


クスクル:

 倒れた後にもザックザックやってる感じ。


GM:

 これにて闇の一族の長の【LIFE】が-55! オーバーキル!!


 長「嘘だ、嘘だあああ!! 私は闇の力を手にしたはずぅぅぅ!!」


 長「これで幸せな家庭が取り戻せる……は……ずだっ……たの……に……!!」


クスクル:

 「ほーらほら、お前のお得意の闇の力で生き返ってみろよー、あっはっはっはっは~」ざっくざっく。


ワイズマン:

 圧倒的にクスクル君が強かったー!!


GM:

 おめでとうございます、これにて【闇の一族の長】を倒しました!


 長は膝を付きます!


ワイズマン:

 これだけやってまだ原型をとどめてるなんて……。


 「ゼエ! ゼエ! やったか! ?」


GM:

 長「こうなったら……『闇』よ! この者たちを焼き払えぇぇぇ!!」


 長が倒れながらそう叫ぶと、闇の霧の中から何かがずずいっと出てきます!


クスクル:

 「ああん?」(悪そうな目で)


GM:

 闇の霧をかきわけて出てきたのは……それは山のようなサイズの、白骨化した竜でした!


 驚くべきことに、なんと骨のまま動いています!


クスクル:

 「物体だ、壊せー!」


GM:

 その竜の骨格はブレスを吐こうと大きく息を吸い込みます!


ロリア:

 「っいけない!」


クスクル:

 「……ひぃぃぃぃっロリア、助けて、フォートレス、フォートレス!」

 ※フォートレス:仲間をかばって代わりに攻撃を受けるオリジナルスキル


ワイズマン:

 「しまっ、中和……使い方忘れとるー!!」

 ※中和: 火炎と理力ダメージを1D6減らすオリジナルフォース


GM:

 (でも仮にブレス出ても1人か2人くらいしか死ななさそうですよね)


 しかしご安心を、その口からは何も出ませんでした!! さすがに骨の体ではブレスは吐けなかったようです。


ロリア:

 ドラゴンのブレスが理力ではなく胃の中で作られてたのが今証明されました。


ワイズマン:

 「うむ。我輩の中和の理力がやつがらの攻撃を食い止めたようだ」


GM:

 ワイズマンさん何もやってないでしょ!


 長「そんな……ゴブッ」


 闇の一族の長は血を吐いて動かなくなりました。倒れた父親に、ミラが駆け寄ります。


 ミラ「お父さん……」


 ミラは長が落とした何かを拾って、皆さんのもとへ駆け寄ります。


 1D3 誰にしようかな  (コロコロ…) ダイス (3) = 3  ワイズマン


ロリア:

 ブスッ。


ワイズマン:

 カケラでドスッされるんですか!


GM:

 なんでみんな少女に刺されるのがトラウマになってんの!? 私のせい!?


 ミラ「ワイズマンさん、これ……」


 ワイズマンにミラが渡したのは、【神器のカケラ】でした。なぜワイズマンに渡したのかは不明。


ワイズマン:

 「うむ……。ロリア嬢」 放って寄越します。


ロリア:

 (そこで後ろを振り向いた瞬間……!)


GM:

 (ないから! 大丈夫だから!)


ワイズマン:

 (弧を描いて落下したカケラがロリアの後頭部にドスッ!)


GM:

 あ、神器のカケラって2つともロリアさん持ちでしたか。


ロリア:

 はい、そしていま3つ目受け取りました。


GM:

 では【神器のカケラ】を手元に3つ集めると、それらが急に輝き出します!


ロリア:

 「これは……」


GM:

 アルバート「これで神器が復元されるはずだ! 何ができるかは俺にも……」


ロリア:

 黄金に輝くタンスができました。


ワイズマン:

 アルバート用の決戦兵器といえばタンスですからね。


GM:

 アルバート「そんなでっかいものはできんわ! タンス振り回したことならあるが!」


 それはそうと、光の後に現れたのは一枚の『金属の鏡』でした。謎の金属で作られており、見たことのない不思議な光沢を放っています。


ワイズマン:

 「これが闇の一族とやらが封じていたもの、か……」


GM:

 アルバート「やっと【復活の神器】を回収できたな……しかし神器は鏡だったのか。えーと鏡の効果は……」


ロリア:

 「この鏡をどうすれば……闇に向ければいいのでしょうか?」


 と鑑を空に向けたり闇に向けたり。


GM:

 そんなことをしている間にも白骨の竜はこちらに迫ってきています!


 アルバート「思い出したぞ、これは対象一体を蘇らせ、生前と同じ行動を再現させる力を持っているという鏡だ! 闇で蘇ったようなただのゾンビやガイコツと違って、生前の思考も再現する。たとえそれがどんな巨大な生き物でもだ」


ワイズマン:

 アンデッド状態でですか! 対象一体ってあたりがゲーム用語っぽいぞ。


GM:

 生き返るのはひとまずアンデッド状態ですが、復活してケガが治れば力を切っても生きてるかも。


ワイズマン:

 「途方もない力だ……」


GM:

 アルバート「『蘇らせる対象』を変えれば、即座に闇を殺し直せるはずだ」


 アルバート「もし蘇らせたい者がいるなら、蘇らせてやってもいいが……誰も死んでいないよな?」


 ※もしここで誰か死んでた場合は1人だけ生き返らせられる予定でした。


ロリア:

 よし、雑兵1人生き返らせましょう。


ワイズマン:

 ミラパパを蘇らせたら改心とかしませんかね。


クスクル:

 また戦いになったらどうすんの~。


ワイズマン:

 改心せざるを得ないように縛り付けて色々と処置できるようにしておいてですね。


 ああー、自家製版じゃないから拷問スキルも尋問スキルもないんだ!


ロリア:

 冗談は置いといて母の方生き返らせましょう。


GM:

 おお、母親! いいですねそれ。さすがロリアさんだ。


 ミラ「ちょっとだけ、お母さんとお話がしたい……いい?」


ワイズマン:

 「辛いかもしれんが、誰も君を止めんよ」


ロリア:

 「ええっと、お母さんはあの人でいいのですね?」


 *「いー、あー」


GM:

 ミラ「う、うん……」


クスクル:

 「ミ゛ラ゛ち゛ゃ゛ーん゛」


GM:

 アルバート「これは生前の思考もトレースすると言っただろ! 闇によるゾンビ化と違って、ちゃんと話せるはずだ」


ワイズマン:

 ミラパパは他の方法でママゾンビを使役してたってことですね。なるほどなあ。


GM:

 アルバート「なら……行くぞ。後悔するなよ、少女」


 アルバートが【復活の神器】に祈ると、白骨化した巨大な竜が崩れ始めます。


 巨大な骨の1つ1つがまるでスローモーションのように地面へ墜落していき、そのたびに地響きをあげます。


クスクル:

 ママ「ミラちゃん、お父さんと一緒に闇を……って、あなたーーーーっ!!!」

 ミラ「あ、お母さんもちょっと変だった!!!」


 というオチではない。


ロリア:

 台無しだー!


ワイズマン:

 ひどい。


GM:

 闇の力を失ったミラ母も、一瞬その場に崩れ落ちますが……また鏡の力でゆっくりと立ち上がります。


 母「ここは……? ミラ……ミラなの!? わたし、死んだはずじゃ……」


 ミラ「お母さん……!」


クスクル:

 「はーい、母と娘の感動の再会ですよー。ハンカチ売りますよー。ポテチにコーラ、いまなら200シルバだよー」


ロリア:

 「クスクルさんは少し時と場所を選んでくださいね、ね?」


GM:

 ミラ「お、お母さん! 私、元気にしてるから……1人になっちゃったけど、しっかり生きていくから、心配しないでね! 頼れる人もできたから……きっと、もう大丈夫だからって……それだけ言いたくて」


 母「ミラ……よく分からないけど、ちょっとだけ大人になったのね」


ワイズマン:

 ここでクスクル君をマントにくるんで城の外に連れ出します。


 「フハハハ、我輩、急に外の空気を吸いに出たくなったぞ!」


クスクル:

 「モゴモゴモゴッ」


ワイズマン:

 ところでそのマントの中にはついに食べる機会が訪れなかったシースのお弁当も一緒にくるまれていたのですが―。


クスクル:

 「モゴモゴ……パタリ……」そしてマントの中に訪れる静寂……。


ロリア:

 「(静かになったので良しとしましょう)」


GM:

 ミラは目に涙を浮かべて話していますが、外野がまったく空気を読まないスタイルだ!


 ミラ「最後にお母さんにお別れを言いたかったの……今までありがとう。お母さんが作ってくれたシチュー、とっても好きだった。だから……」


 ミラ「私も、お母さんと同じくらい、シチュー上手に作れるようになるね……さようなら、お母さん……これまで、ずっとありがとう……」


 母「……ええ、ずっと、天国から見守ってるわ。がんばって、ミラ……」


 ミラ「うん……もう、これでいいです……アルバートさん」


 そう言われたアルバートは、神器の鏡で今度はその辺りの死にたての雑兵を生き返らせました。


ワイズマン:

 ズマンは忍者聴力で母娘の会話とクスクル君が事切れた音を聞き取っていました。


 『これはこれで辛いことだな……ロリア嬢』


GM:

 ミラ母はそのままその場に倒れました。腐敗してますが、安らかな笑顔で……。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 というところで、死んだ雑兵の1人が起き上がります。


 死んでた兵士「うおおおーロリア隊長ではありませんか!! わたくしですぞ!!」


ロリア:

 「ええええ……」


クスクル:

 「誰だお前ー!」


ワイズマン:

 台無しですよ! クスクル君リリース!


クスクル:

 腐敗したタクーシ! 腐敗したタクーシだよ!


GM:

 タクーシ「いやーうっかりノーマル鎧で出撃したらやられてしまいましたぞ! やはりゴールドに限りますな!」


ワイズマン:

 「お前かー!!!」 ※タクーシ:ちょっとおふざけ発言が多いロリアの部下


GM:

 アルバート「別のを生き返らせた方がよかったか?」


ロリア:

 「……う、うーん」


 というか城の前なのに陛下や魔王は何をしているのだ!


GM:

 タクーシ「ここに来ていたのは警備の兵士だけでまだ状況は報告してないですぞ! 今すぐ報告しにいってくるであります!」


 タクーシはそう言って走り去っていきました……。


ロリア:

 城前でこれだけ騒いで城内待機だとー! 誰か転移とか闇の力を図れる人いるんじゃないんですか!


ワイズマン:

 王様か魔王がなんか怪しい魔法で隠滅を図ってたんじゃないんです!?


GM:

 敵は隠密的に近付いてきてたので、お城の人は単純にこの戦場に気付いてないだけです! 他の所でもところにより戦ってますからね。



*  *  *  *  *  *  *  *  *


◆ 結末 ◆


GM:

 では、次第に西の闇の霧は晴れ始め、最初の城の周辺はほんの数日前と同じ光景になっていました。西の国が侵食されていること以外は、ですが……。


 状況の変化に気付いた一部の者たちが、城や城下町出てきて皆さんに駆け寄ってきます。ヴィクター王やフリーダ王女、レイン、そしてシースにデュークガルツ……ハキムやネムリもいます!


 ゴースト何とかさんはいません。


クスクル:

 ゴースト犬さんはどこに!?


ワイズマン:

 ドッグさんはきっと獣人の国で幸せに暮らしてましたよ。3日前くらいには。


GM:

 フリーダ「ロリア様、クスクル様、ご無事ですかー!!」


 ネムリ「ロリアさーん無事だったんですねーフンスフンス!」


ロリア:

 「フリーダ王女! ネムリさん! はい、大丈夫ですー!」


GM:

 レイン「ししょー!! 生きてるー!?」


クスクル:

 「ワイズマンのマントの中で一度息絶えたよ!」


GM:

 レイン「あーそういうのはカウント外で……」


 シース「おかえりなさい、お父さん、アルバートさん!」


ワイズマン:

 「シーーーース! 何事もなかったかー!!」


GM:

 シース「よかった、お父さん……闇が出てきたって聞いたから何があったのかと……また世界を救っちゃったんですね」


ロリア:

 サラなんとかさんがいない!


GM:

 サラなんとかさんは城の陰からこちらを見てニヤって笑ってますよ。


クスクル:

 おのれ、役立たずめ、次の下着略奪の目標はサラなんとかさんだ!


 あ、はいてない!


ワイズマン:

 きっとこっちの戦いが危なくなったら物陰から謎の火弾が飛んできたりしたんですよきっと!


GM:

 サラなんとか「すまん、闇が出たから慌てて博物館その他の聖武具を探してたら気付いたら終わってた、すまん……」


ロリア:

 お茶目だ! 役立たずだ!!


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 シース「あれ……お父さん? そのお弁当の包み、もしかして……」


 結局シースのお弁当(腐)食ってねえ!


ワイズマン:

 「おお、すまんすまん。忙しすぎて食べる暇がなかったんだ」


 「せっかくだから今からいただくぞー!!」


GM:

 ワイズマンが一週間以上前に作った腐ったお弁当を食べようとしてる!


 開けた瞬間にただよう強烈な悪臭! 


ロリア:

 見た目は既にカビが生えてたり黒ずんでいたりするお弁当です。


ワイズマン:

 「うおおおー! ネットリ濃厚でうまいぞー!!!!!」


ロリア:

 「うああああ!? 何してるんですかワイズマンさん!」


GM:

 ミラもアルバートもシースもドン引きです。


 シース「おおおおおお父さーん!?」


クスクル:

 お墓を準備しなくちゃ……。


ワイズマン:

 【LIFE】6/16→6/15、【ST】6→7になりました。


GM:

 毒で最大【LIFE】減ってるー!! でも1だけだから大した減少じゃない!


ロリア:

 「誰か!! 誰か【火炎】をあの名状しがたいものに!!」


クスクル:

 そんなときこそサラなんとかさん!


ロリア:

 「サラさーん! いますよねー! 極小の【火炎】撃って下さーい!」


GM:

 サラなんとかさんは暖かい笑顔で遠くからこちらを見ています!


ロリア:

 なんでさ!


GM:

 遠くから見ているだけで何もしない! ワイズマンさんが幸せそうなので何が起きてるか把握してない!


ワイズマン:

 「ごちそうさまでしャバアッ!!」


GM:

 ワイズマン、再び入院するの巻。


ロリア:

 やっぱりオチ担当じゃないですかその弁当!


ワイズマン:

 ワイズマンはそのままその場に倒れました。胃の腑の中は腐敗してますが、安らかな笑顔で……。


クスクル:

 今度は何歳になって出てくるつもりだろう?


ロリア:

 ~そして十数年の月日が流れた~


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 そしてロリアさんのもとにはネムリがやってきてしっぽをブンブン振ってます。


 ネムリ「よかったー! ご無事だったんですね! お薬作ってきたんです早速試してくださいハァハァ!」


ロリア:

 「え、あ、はい。ええ、おかげさまで。……ところでこの薬は何の薬なのでしょうか?」


GM:

 どんな薬かは決めてない! ランダムです!


ロリア:

 仲良しじゃないんですか!


GM:

 D66 薬品ドロップ表プラス  (コロコロ…) ダイス (2+2) -> 22


 【成長の薬】!


ワイズマン:

 いまさら何を成長させようというのか!


ロリア:

 ガビーン。


クスクル:

 むねが成長します。


ロリア:

 ※身長も身体も大きくなりません。


GM:

 飲むと限界を超えてさらに強くなりそうな気がしてきました! ムキムキィッ! でも最大【レベル】10って書いてあるわ。残念! もうロリアさんは【レベル】10です。


ワイズマン:

 行方の知れないマーシュさんに飲ませたら運が育ったりしないでしょうか。


GM:

 マーシュさんは現在コリーナさんちの地下に監禁されてる気がします。


ロリア:

 マーシュさん……。


ワイズマン:

 かわいそう……。


クスクル:

 怖い。もっとも闇が深いのは、すっごい身近な場所にあったんだね……。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 そしてクスクルの元にはミラがやってきます!


 ミラ「あの、クスクルさん……私を弟子にしてください!」


ワイズマン:

 ナンデ!?


GM:

 ミラ「もう、誰かに頼らないと生きていけないのはいやだから……お父さんみたいに、変なものに頼りたくないから」


 ミラ「だから私、強くなりたいです、クスクルさん! お願い!」


クスクル:

 「海賊の道は険しいよ? それでもいいならついてきな!」


GM:

 ミラ「……うん!」


ワイズマン:

 「うーん、うーん……(やめておきなさい。その妖精はお父上よりも遥かに変だ)」


ロリア:

 「(クスクルさん自体が変なものって言うのは野暮でしょうか……)」


GM:

 でも変な環境にいると普通の人とそうでない人との区別が付かないことってありますよね。


クスクル:

 「よし、それなら、40秒で支度しな!」


GM:

 ミラ「もう準備できてます!」


クスクル:

 ゆ、ゆうしゅうだ……。


ワイズマン:

 両親:アライグマ兄弟:アライグマ本人:妖精弟子1:女の子弟子2:女の子


クスクル:

 海賊(空賊?)クスクル一家の誕生だなぁ~。アルバートも義理の息子だよ!


GM:

 アルバート「俺もぉ!? ま、まあぜひと言われれば考えてやらんこともないが……」


 では、親を失ってしまったミラはクスクルと一緒に行くことになります!


ロリア:

 妖精とアライグマと少女の旅が今、始まる。


 字だけ見ればほのぼの路線いけそう。


ワイズマン:

 行く手で繰り広げられるのはほのぼのスプラッターですよ!


GM:

 でもミラは、洗脳のクスリとか作るくらいには意外とダーティで適応力高いのでどんな道でも大丈夫に違いありません!


 という感じでそろそろ締めのエピローグです!


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 ◆エピローグ


 こうして新たな災いは勇者たちによって打ち倒され、世界には平和が取り戻されました……。


 しかし、いつか再び世界の危機が訪れる時が来るかもしれません。そんなときはきっと、次の世代の勇者たちが世界を救うことになるのでしょう。少女ミラや……あるいは他の勇者たちが。


 次に世界を救うのは、もしかしたらあなたかもしれません。片道勇者の世界は、いつでもあなたの旅立ちを待っています。


 その日まで、戦い抜いた勇者たちにひとときの安らぎがあらんことを……。



 片道勇者TRPGプラス リプレイ 『よみがえる闇』  - 完 -

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灰の少女とヨルムンガンド~片道勇者TRPGリプレイ SmokingWOLF/ドラゴンブック編集部 @dragonbook

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