3日目 自分の肉体をアピールせよ!

GM:

 では全員「進行」! の前に、クスクルさんの分だけ追撃表ふりまーす。


 1D6 追撃表  (コロコロ…) ダイス 1 = 1

 1:装備以外のアイテムのうちランダムで1つを失う。


ロリア:

 ランダム。


クスクル:

 いやー、だめーーーー。


GM:

 クスクルさん、装備は色々持ってますが「装備以外のアイテム」は1個だけなんですよね。 ※レインを忘れてました。


 ということで、【癒しのアンプル】が破壊されます! パリーン!


クスクル:

 【癒しのアンプル】消しておきますね、しくしく。


GM:

 【終末の狼】はいやらしいことにクスクルの最後のアンプルを破壊してきます! ガブーッ!


 終末の狼「ガルルル!(アンプルうめえ【LIFE】+10だー!)」


クスクル:

 ああ、【終末の狼】が元気になってしまう。


GM:

 狼「(ってもう【LIFE】マックスだっての!)」


 ではその攻撃を最後に、終末の狼は追撃をやめ、口惜しそうに闇の中に帰っていきます! よかったね……。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 では全員、3日目へ「進行」します! 移動前に「進行ルート」だけ振りますので各々【ST】処理してください。


 1D6 ロリア  (コロコロ…) ダイス 1 = 1

 1:少し荒れた地形が続く。【日数】から【筋力】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)


 1D6 クスクル  (コロコロ…) ダイス 5 = 5

 5:川を泳ぐ。【日数】に1を足して【意志】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)「水泳」


 1D6 マリー  (コロコロ…) ダイス 5 = 5

 5:川を泳ぐ。【日数】に1を足して【意志】を引いただけ【ST】が減少する(最低0)「水泳」


 【日数】=2 に、今回は「山岳地形」補正で消費ST+2、です!


ロリア:

 お、【筋力】かー。

 【筋力】4あるので0かな。一回目のセッションとえらい違いだ……。


マリー:

 もおおおいやらしい!!! 能力値が0のとこばっか!!!


 2+2+1-【意志】0で【ST】5減少、って切れたわ!! 【ST】切れたわ!! 【ST】5→0!


クスクル:

 ボク、【意志】は3もあるんだよねー。

 2しか減らないかー、【ST】8→6。


GM:

 クスクルさん絶妙に運がいいというかなんというか。天然補正?


マリー:

 こっちは【ST】スッカラカンです! 辛い!


 そしてロリアやクスクルと大きく【経験値】の差が……グスッ。


GM:

 マリーさんまだクエストやってませんからねー。


 あとクスクルさん単独進行なので【経験値】+4です。足しておいてください!


ロリア:

 結構厳しい旅をしてるイメージあるけど、タフだな北……。


GM:

 北はポップで南がドロドロ感あります。なぜだ。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


GM:

 では3日目、どこへ行きますか?


マリー:

 「牢獄ダンジョン」ってどんなとこだっけ えーっと(ルールぺらぺら)。


GM:

 「牢獄」遭遇表を見てください。正確には「牢獄つきダンジョン」という名前ぽいですがマップに文字が入らないので。


 「牢獄ダンジョン」は普通の迷宮より難易度高いところですね。【狩人の感覚】は使えません。


クスクル:

 ボクはそのまま北の「牢獄ダンジョン」だよねー。


ロリア:

 南の「防具屋」に行くべきかなー。


マリー:

 「『闇』の罠」はないんです……よね……? ね?

 じゃあ勇気出して真ん中!


ロリア:

 ということはみんなバラバラに行って「世界の果て」で合流かな。


GM:

 では進行! クスクルさん北、マリーさん真ん中、ロリアさん南!


ロリア:

 イエス!



*  *  *  *  *  *  *  *  *

● 3日目北エリア 昼


GM:

 さて、3日目です! 山を越えるとそこは遺跡群でした。相変わらず空は赤い色で、イヤな雰囲気です。


 北に向かったクスクルは「牢獄ダンジョン」に遭遇しました! 中には……!


クスクル:

 振っちゃう? ボク振っちゃう?


 2D6  (コロコロ…) ダイス (2+6) = 8


GM:

 OK! 8のイベントは、っと。


――――――――――――――――――――

<死霊の騎士>


 【死霊の騎士】と遭遇した。鎧と剣を持つ姿は、いかにも強そうだ。

判定: 【生命】   ジャッジ:敬意をこめた挨拶あいさつをかわす。

――――――――――――――――――――


マリー:

 なんかすごくどっかで見たような。


クスクル:

 さっき回避した奴きたー。


GM:

 レイン「イベント成功で【LIFE】9になっても14ダメージ与えないとダメですね」


 【死霊の騎士】がこちらをにらみます。ジャッジは「敬意を込めた挨拶あいさつをかわす」です!


クスクル:

 「その剣、鎧、立派ですね。生前はさぞ高名な騎士だったことでしょう。死してなお戦場に姿を現すとは、なんと立派なお方なのでしょうか、どうも、通りすがりのアライグマです。はい」


GM:

 死霊の騎士「挨拶あいさつだけはなっておるようだな、ケモノ……」


クスクル:

 「(つうじたー!?)」


マリー:

 (気づいた、このへんの口で渡ってるテイスト……ワイズマンさんと……同じ……!)


GM:

 ジャッジはOKです! 判定は【生命】で目標値は7+3(日目)-1=9!


クスクル:

 2D6+1+1>=9 【生命】判定! 

  (コロコロ…) ダイス (2+5) + 2 = 9  +0成功!


 失敗しないクスクル!!


マリー:

 クスクルくんほんとなんなの!


GM:

 そうだよほんとになんなの!


――――――――――――――――――――

成功: 【経験値】5獲得。 【死霊の騎士】1体との戦闘が発生する。すべての死霊の騎士 は若干人の心を取り戻し、 【LIFE】が物体9になる。

――――――――――――――――――――


GM:

 では【経験値】+5してください!


クスクル:

 【経験値】19→24 【レベル】7になりましたー、てってれー。


GM:

 【死霊の騎士】は生前のことを思い出し、少しだけ人の心を取り戻しました! 【LIFE】が18→9へ!


――――――――――――――――――――

モンスター【死霊の騎士】(弱体)

 【LIFE】物体9(装甲5) 【防御値】10 【反撃ダメージ】7 【経験値】6

 【ドロップ】1D6×200シルバ(5/6)

――――――――――――――――――――


GM:

 逃げるも戦うも【防御値】10です! さあ戦闘? それとも逃走!?


クスクル:

 「攻撃あるのみだよねぇ、レイン! 撃てー!!」


 2D6+6>=10 攻撃判定(【敏捷】・弓)! 

  (コロコロ…) ダイス (1+3) + 6 = 10  +0成功!


 あぶねー。


マリー:

 またギリギリセーフだ……!


GM:

 攻撃成功! ダメージ算出お願いします。レインの【好意】とダメージ+1D6も増えます!


 レイン「全力連射ー!!」


クスクル:

 2D6+7+1 狩人の弓で攻撃! レイン分含む

  (コロコロ…) ダイス (3+6) + 8 = 17 ダメージ!


ロリア:

 普通に倒してる……。


マリー:

 オーバーキル!!!


GM:

 レイン「フフン、今度はわたし6ダメージ出ましたよ! どう師匠?」  ※ダイスの2つ目が6だった。


クスクル:

 「よくやったねー、レインも1人前だなー、おっぱいは、まぁ、まだ成長するかもねー」


GM:

 レインは控えめです。


 レイン「そっち担当はフリーダに任せてるもん!!! ……あ、TRPG版のフリーダ王女は平坦なんだった」


マリー:

 ひどい。


GM:

 ということで【死霊の騎士】を倒しました! 2人の矢の嵐で死霊の騎士は骨を砕かれ倒れます! バラバラバラ……。


 取得できるのは、【経験値】6と【ドロップ】1D6×200シルバ(5/6)ですね、振ります。

 1D6<=5 シルバ  (コロコロ…) ダイス 6 = 6  はずれ!


 シルバの【ドロップ】はハズレです! 残念! 【経験値】6だけ受け取ってくださーい。


クスクル:

 【経験値】24→30 【レベル】8になりましたー(てってれー)。


マリー:

 クスクルくんがニョキニョキ成長してる!


 5倍差がついてる……(マリー、いま【経験値】6)。


GM:

 レイン「やっぱり師匠も魔王倒しに来てくれればよかったのにー。まあ3人で楽勝だったんですけど」


クスクル:

 「だよねー……ん? あれ? ボク魔王と戦ったような、そして勝ったような、うん。だって、魔王の匂いクンカクンカした覚えがあるもんなぁ。うーーーん」



*  *  *  *  *  *  *  *  *


● 3日目中央エリア 昼



GM:

 次、中央! マリーが山を越え、遺跡群を歩いていると……ひっそりと人が住んでいそうな「集落」を見つけました!


マリー:

 「(アレンに見つかってませんように、見つかってませんように……)」 祈りつつ。


GM:

 さて、集落にいるのは……!?


 2D6 集落遭遇表  (コロコロ…) ダイス (5+3) = 8


――――――――――――――――――――

<旅の武具商人>


 旅の武具商人に出会った。武具を売るにふさわしい相手か見定めている。

判定:【筋力】  ジャッジ:自分の肉体をアピールする。

――――――――――――――――――――


マリー:

 武器かー!!! 道具がよかった……シュン。


GM:

 商人「おっと……そのいでたち、おまえ『勇者』か?」


ロリア:

 (勇者のいでたちとかあるんです?)


マリー:

 「無論、勇者ですわ!」 ババーン!


 「弱きを助け、強きをくじく、清く正しい勇者ですわ!」


GM:

 商人「おれは武具を売っている。おまえは俺の武器を扱うにふさわしい体をしてるのか……ちょっと見せてくれよ」


 ってこのセリフアウトじゃないです!?


ロリア:

 セクハラかな?


マリー:

 先生、R18案件にしかなりません!!!!


GM:

 ジャッジ:自分の肉体をアピール(強さ的な意味で)、です! ほら硬さとか!


マリー:

 「ふっ……ごらんあそばせ!」と、近くにある石を、こう、剣で真っ二つにします! けんぜん!


GM:

 ドギャア! 石は割れます!


 商人「ほう……」


 商人は感心しました、ジャッジOK! 【筋力】で7+3(日目)-1=9を判定して下さい!


マリー:

 2D6+4>=9 【筋力】判定! 

  (コロコロ…) ダイス (1+2) + 4 = 7  -2失敗!


GM:

 うーんさすがのマリーさん風味な出目ですね。味わい深い……。


 失敗です。


マリー:

 ちょっとおおおおおおおおおお!!!!


 いいもん……ぐすっ。


GM:

 商人「やっぱりその体じゃ満足できねえな……まあ売ってやらんことはないが、1つだけだ」


マリー:

 その、からだ、じゃ、まんぞく、できねえ、な。


 いみしん。


――――――――――――――――――――

失敗:【経験値】2獲得。信用してくれないが「武器」「防具」「追加装備」の中から「1つ」だけ購入できる。あらゆるアイテムの売却可。

――――――――――――――――――――


GM:

 マリーさんは【経験値】+2してください。


マリー:

 【経験値】6から8に! 売却もOKかー。


クスクル:

 あの、あの、【耳長の細い剣】、どうせ増やせるんだから売って、お金分けてもらえれば【伝説P】が稼げるんですけど、どうでしょうかねー、ねー(揉み手)。


マリー:

 んー 道具が買えないなら売って【伝説P】にするのが最善かなあ。


GM:

 1000シルバあたり【伝説P】が+5点ですからねー。


マリー:

 あ、そうだ、【軍用剛弓】とか買いません?


クスクル:

 あー、攻撃判定-1が痛いけど、ボクなら当てられるよね(慢心)。


ロリア:

 クスクルは【敏捷】お化けだしへーきへーき。


GM:

 イーリス「だねー、狩人は武器2本持ちをおすすめするよ! マジで!」


マリー:

 じゃあ、【耳長の細い剣】を売り払って、【軍用剛弓】を購入します。


 【耳長の細い剣】売却 +2500 シルバ

 【軍用剛弓】購入 -1500 シルバ

 計      +1000 シルバ

 700→1700シルバへ


GM:

 OK!



*  *  *  *  *  *  *  *  *


● 3日目南エリア 昼



GM:

 次、南のロリアさん! 遺跡を歩いていると「石の小屋」がありました。中には防具屋がいるようです!


――――――――――――――――――――

<防具屋>


 【防具屋】と遭遇した。ボウグゥー! ボウグゥー!

判定:【敏捷】 ジャッジ:「イェッハァー!」と返す。

――――――――――――――――――――


GM:

 防具屋「ボウグゥーボウグゥー!」


ロリア:

 「イェッハァー!」


GM:

 ジャッジOKです! だからなんなんだこのジャッジは!


ロリア:

 トゥルトゥルー!


マリー:

 (ふいた)


――――――――――――――――――――

成功:トゥルトゥルー! 【経験値】1獲得。防具ドロップ表(160ページ)を使用する。「防具」と「追加装備:盾」の購入とアイテムの売却ができる。

――――――――――――――――――――


ロリア:

 【経験値】22になりました。


GM:

 んで防具ドロップですね。えーと。


 2D6 防具ドロップ(D66)  (コロコロ…) ダイス (4+5) → 45!

 45 【必殺の腕輪】!


 【必殺の腕輪】は……出目11でもクリティカルヒットになる!


ロリア:

 個人的にいらないので売って別の防具買うかな……買えるかな。


クスクル:

 【必殺の腕輪】って追加装備欄に書くんですよね……。


GM:

 そうです。弓を使う場合は装備不可能!


クスクル:

 むぅーーーー。


ロリア:

 売ったとして750+200の950シルバでなんかあるかなー。ないか。


 【必殺の腕輪】売却 1500 ÷ 2 → 750シルバ

 200→950シルバになりました。


*  *  *  *  *  *  *  *  *


● 3日目 夕暮れ



GM:

 それでは夕暮れになります! そのとき……ワオーン!


ロリア:

 まさか毎日来るのか!


GM:

 はい。またかよ! と思われるかもしれませんが、【終末の狼】は3日プレイの場合は、特に事件が起きなければ2日目と3日目に出ます。


 1D3 誰のもとへ【終末の狼】が来たか

  (コロコロ…) ダイス 3 = 3  ロリア!


ロリア:

 こっちだー!?


GM:

 では日が暮れる頃、闇の中からロリアさんのもとへ【終末の狼】が走ってきます! 

ロリア:

 逃走逃走。


GM:

 逃走なら目標値は10!


 1D6 逃走表  (コロコロ…) ダイス 6 = 6

 6:もう人徳しか頼れない。【魅力】を使用する。


 ではロリアは石の小屋にいた防具屋に頼ることにしました!


クスクル:

 狼に人徳が通用するとは……あ、なるほど、防具屋に囮になってくださいって?


 酷い!!!


ロリア:

 防具屋「ボウグゥゥゥゥゥゥゥ!!」


GM:

 【魅力】で目標値7+3-1=9を振ってくださーい。


ロリア:

 2D6+2>=9 【魅力】判定! 

  (コロコロ…) ダイス (3+2) + 2 = 7  -2失敗!


 むりでした。


GM:

 惜しくも失敗! 防具屋はさっさと逃げてしまい、ロリアは後ろから爪でズバーッと引っかかれます!


 逃走失敗の処理は……【ST】-4! 【反撃ダメージ】を受ける! 


ロリア:

 「攻撃判定」がないから【グレートウォール】使えないのか!


GM:

 ああ、【グレートウォールは】攻撃判定の前だけ! でもこれは「逃走判定」!


ロリア:

 【LIFE】で受ける!


GM:

 【反撃ダメージ】8+火炎2、あと【経験値】10なので逃走で半分の5ゲットできます!


ロリア:

 【LIFE】17 →12、【ST】8 → 4! 【経験値】22 → 27。【レベル】は上がらず! 死神が見え始めてきた。



*  *  *  *  *  *  *  *  *


● 3日目 夜明けの進行


GM:

 では夜行動を宣言してください! 実は「世界の果て」でも何かあるのです。


クスクル:

 どうしようかなー、「偵察」する意味ないし、「進行」かなー。


ロリア:

 こっちは「進行」しかしないぞ!


マリー:

 「進行」ですね!

 合流したらお金をこう、アレしましょう。配分。


GM:

 ではロリアだけ「進行」前に追撃されます!


 終末の狼「ヴォォォォーン!」


ロリア:

 「しつこいですね!」


GM:

 1D6 追撃  (コロコロ…) ダイス 4 = 4

 4:【LIFE】が1D6点減少


ロリア:

 しぬかも。


GM:

 1D6 ダメージ  (コロコロ…) ダイス 1 = 1 ダメージ!


マリー:

 かすり傷だった!


GM:

 【終末の狼】の爪のさきっちょがかすったくらいでした。


ロリア:

 「危なっ」


クスクル:

 月末の狼、意外と優しいかもー。


マリー:

 【半獣人】ですし、こう、ほら。


GM:

 終末の狼「ヴァウー!(今日はこのくらいで許してやる!)」


 【終末の狼】は闇の中へ戻っていきました……。


クスクル:

 『おとといきやがれこんちくしょー』

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