2日目 闇の一族惨殺事件
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◆ 2日目 荒野 ◆
現在のマップ http://www.silversecond.net/sc/trpg_owh/P01_map02.jpg
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● 2日目南エリア 関所
GM:
では皆さんは「関所」にやってきました! ここからは獣人の国です!
鳥頭の【毛深い通行税の徴収人】が、闇から逃げる人達に向かってマップのどこにいても聞こえる声で呼びかけています!
徴収人「はーい皆さん通行税を払ってくださーいピヨ!」
ワイズマン:
ピヨ!
GM:
なお獣人の国の徴収人さん、原作でも鳥頭ですがピヨッとは言いません。鳥頭の一般住人は語尾にピヨって言います。どうでもいい話!
さて、関所ではエリアごとに以下の3択を選ぶことができます!
1.1000シルバ(【日数】×500シルバ)を払って記念品をもらいつつ穏やかに通過する。
もらえる記念品→
A【聖なる短剣の破片】(3つ集めると聖なる短剣に、800シルバ)
B【耐久力の結晶】(自分の【LIFE】と最大【LIFE】+6)
C【スタミナの結晶】(自分の【ST】の最大値と現在値+4)
2.【通行税の徴収人】+【衛兵】+【女衛兵】と戦って無理矢理通る。
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NPC【毛深い通行税の徴収人】+【衛兵】+【女衛兵】
【LIFE】56(装甲5) 【防御値】15 【反撃ダメージ】18 【経験値】15
【ドロップ】 1D6×400シルバ+1D6×100シルバ+1D6×100シルバ
――――――――――――――――――――
3.壁を壊す、【石の壁】2枚と2回戦闘!
――――――――――――――――――――
【石の壁×2】
【LIFE】40 【防御値】13
――――――――――――――――――――
ロリア:
「こちら団体で通りますけど1000シルバで大丈夫でしょうか?」(団体と個人で料金一緒って色々不正が捗りそうだなー)
GM:
徴収人「団体さまでも1グループ1000シルバでーす」
ワイズマン:
「「「「「「「「「「「みんな一緒なんですけどー!!!」」」」」」」」」」」
クスクル:
知らない人がいっぱい!
GM:
徴収人「先頭の人は同行する人の名前を言ってくださーい。最大X人まででーす」 みたいな感じなのかなー。
ロリア:
えーっと今何人だこの団体……5人+1匹!(アライグマ込み)
ワイズマン:
「一旦我輩が払っておこう」
「なので、借金の件はチャラでいいかねクスクル君」
クスクル:
「仕方ないなぁ、いいよー」
ワイズマン:
「(500シルバ借りたことは変わらないのにいいのか!?)」
GM:
ワイズマンさんは-1000シルバしておいてください。
ワイズマン:
財布からっぽになりました。1000→0シルバ。
GM:
徴収人「お支払いありがとうございますピヨ! 記念品を贈呈しますピヨ-」
A【聖なる短剣の破片】(3つ集めると聖なる短剣に、800シルバ)
B【耐久力の結晶】(自分の【LIFE】と最大【LIFE】+6、2000シルバ)
C【スタミナの結晶】(自分の【ST】の最大値と現在値+4、2000シルバ)
このうち1つがもらえます!
ワイズマン:
まあスタミナですよね。
クスクル:
スタミナだよね。
GM:
スタミナ了解です! とりあえずワイズマンさん【スタミナの結晶】を持っておいてください。
クスクル:
「その結晶の半分はボクの分~」
ロリア:
1000シルバ払ってそれに近い、またはそれ以上の価値がある記念品が貰えるのは一体……。
関所出た直後で貰った品売ってる人とかいそう。
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● 2日目南エリア 昼
GM:
さて、皆さんは獣人の国に入りました!
ここは罪をおかした人にはものすごく厳しい国で、もし友好的な人を傷つけたことがあれば街や酒場のNPCたちまで襲ってきます。
ワイズマン:
(この国怖い)
クスクル:
(ゴーストドッグもここで暮らしているのかなぁ~)
ワイズマン:
(ゴーストドッグ……知らない名前ですね)
※ゴーストドッグ=『灰の少女とヨルムンガンド』に出演したNPC
GM:
で、厳しい代わりに食品アイテムをゲットしたときにはほかほかの【超ビッグステーキ】が添えられていて、食べると【LIFE】が全快します!
木からもいだ【ナユタの実】にも【超ビッグステーキ】が!? どういうことなんだ!
ロリア:
ナユタの実がジューシィなのですよきっと。
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GM:
さて、全員南なので処理が楽でいいですね。
(ちっ、中央にモンスターの王がいたのにスルーされちゃったぜ……)
ワイズマン:
(テストプレイでモンスターの王に出会って死にかけた思い出がー!)
GM:
では皆さんは荒野の酒場にやってきました! ウェスタ~ン。
ロリア:
なんか丸まったカラカラの藁っぽいの(名前覚えてない)が転がってそう。
ワイズマン:
タンブルウィード!
ロリア:
それだ!
GM:
さて、酒場の中では色んな人がお酒を楽しんでいたりしてにぎやかです。
皆さんがそこで出会ったのは……。
1D6 酒場遭遇表
(コロコロ…) ダイス (2) = 2
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<詩人エレシア>
【詩人エレシア】と遭遇する。詩人なら新たな力を得られるかもしれない。
判定:【魅力】 ジャッジ:仲間のいい話。
――――――――――――――――――――
GM:
ポロロン……詩人エレシアが歌を歌っています。
ワイズマン:
はーい、【詩人】です。
クスクル:
「このおじさんは誰がどう見ても詩人だよ、このボクが言うんだから間違いないよ!」
ロリア:
忍者(しじん)。
GM:
エレシア「ん? あなたは詩人っぽくない気がしますよ……クンクン、【魅力】0特有の臭いがしますよね、あなた?」
ロリア:
ひどい。
クスクル:
「加齢臭なだけだよー」
GM:
エレシア「ところで、よければ何か歌ってさしあげましょうか? お金は……あれっ、このイベントじゃお金取れない!?」 ※エレシアは原作では守銭奴的なキャラです
ロリア:
「イベント……? ああ催しのことですね」
GM:
エレシア「そ、そうですね、ゴホン! それはそうと、よければ何かいいお話などありませんか? 詩のネタにしたいのですけれど……」
ジャッジ:仲間のいい話!
クスクル:
仲間のいい話!? すごく難しくね!?
ワイズマン:
一応ミラでリカバリーがきくクスクルさんが判定すべきなんでしょうか。そこまで大事なイベントじゃないですけど!
GM:
ミラは実質、1回だけ判定に+1効果ですしね。
ヤベェ、このメンツの中で【魅力】あるのミラとアルバートだけか!
ロリア:
【魅力】とは。
クスクル:
「前に一緒に旅をした勇者の話をするね。何が勇者かっていうと、やっぱり細い耳長剣なのに脱いじゃうところだよね! まぁ、ボクが必死の立ち回りでうまい具合に隠してあげたから良かったんだけどね!」
ワイズマン:
「ブフッ」
GM:
エレシア「ぬ、脱ぐ!? もっと詳しく教えてください(目ギラギラ)」
いいんじゃないでしょうか、ジャッジOK!
クスクル:
「詳しくは300シルバを払ってからね、ゆっくりお話ししてあげるよ~」
ロリア:
「……」
呆れた目を2人に送ります。
ワイズマン:
「マーシュ……最近会っていないが脱いでないといいがな」
GM:
アルバート「勇者が人前で脱ぐとかありえないだろ……」
ロリア:
「マーシュさんとは久しく会っていませんね、元気にしているといいのですけど」
ワイズマン:
「嫁に監禁されとるのかもしらん」
GM:
コリーナさんに捕まって地下で監禁拷問……?
ロリア:
「……」
GM:
ではクスクルさんの判定は【魅力】で目標値9! ジャッジOKで+1! あとミラの【好意】で+1かな?
他の2人は【魅力】0なので【好意】があっても足せません。
クスクル:
2D6+0+1+1>=9 【魅力】判定!
(コロコロ…) ダイス (4+4) + 2 = 10 +2成功!
ワイズマン:
成功した―!
GM:
エレシア「いいでしょう、面白いお話をありがとうございます。お礼に歌を歌ってさしあげましょう。それでもう少し話してくれる気になってくれるといいのですが」
――――――――――――――――――――
成功:【経験値】2獲得。クラスが【詩人】ならスキル【英雄の歌Ⅱ】を購入できる。そうでなければ、エリアにいるPC全員の【ST】が1回復する歌を歌ってくれる。
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GM:
エレシアは元気が出る歌を歌ってくれました。
ということで全員【経験値】+2! 【ST】+1です!
ワイズマン:
【ST】8→9、【経験値】10→12です。嬉しい!
ロリア:
【ST】10→11 【経験値】6→8 になりました。
クスクル:
【ST】6→7 【経験値】6→8 【レベル】4から変わらず。
ワイズマン:
「ムムッ、なんと心地よい歌唱。これは我輩も負けてられんな」
クスクル:
かっこいいバーかと思ったらカラオケスナックだった模様。
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● 2日目南エリア 昼過ぎ
GM:
では、そうやって歌を聴いていると……。
ロリア:
酒場の扉が大きくガタンと音を立てて開く系イベントかな。
GM:
惜しい! 酒場で飲んだくれているようにみえる人間の中年男性や獣人の若者などが突然、立ち上がってワイズマンを見ます。
客「貴様……闇を殺したという一味か」
ロリア:
既に中にいた!
クスクル:
マイクを持って「ボクは通りすがりのアライグマだよ~♪」(絶唱)
ワイズマン:
「我輩の詩人たる
GM:
客「我らの悲願を阻止しようとする者よ……ここで死ぬがいい!」
酒場の一部の客が突然、武器を抜いて襲いかかってきます! その他の事情が分かってない人達は何が起きているのか分からないという顔です。
ワイズマン:
「おのれ、気持ちよく歌おうとしていたというに!」
ロリア:
「む、ミラちゃんは少し後ろへ」 すかさず抜剣!
GM:
ミラ「あ、はい……」
ミラとアルバートは下がります!
ロリア:
「アルバートさんはミラちゃんをお願いします!」
GM:
アルバート「分かった、任せろ!」
ということでここでワイズマンさんのクエスト公開!
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クエスト 『娘の想いと共に』
・公開条件: 2日目南エリアのイベント後に夜行動の代わりに発生 【経験値】10
・イベント:
ワイズマンの鍛え抜かれた忍びの直感は【闇の一族】が2日目の南エリアにいることを感じ取った。ワイズマンが彼らに勝利すれば【神器のカケラ】を入手することができる。
その際、勝敗にかかわらず【魅力】で目標値10の判定に成功すれば、心配したシースから預かっていた【シースの応急治療メモ】(ミラの応急治療メモと効果は同じ)をもらっていたことを思い出し、その場で獲得できる。
ジャッジ:シースとの別れのシーンを思い出す
・クリア条件:PCの誰かが【闇の一族の長】を倒す
・報酬: セッションクリアの名誉を得る
――――――――――――――――――――
GM:
ワイズマンさん全然敵の気配を感じ取ってねえ!
ロリア:
なんかこっちの方が機敏に反応しちゃってるんですけど!?
ワイズマン:
……え、【魅力】?
GM:
あ、しかも判定を【魅力】にしちゃった! とにかくまず戦闘です!
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GM:
さて、敵のスペックは以下の通りです!
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NPC【闇の一族】 (※演出上は複数人だが1体として扱う)
【LIFE】20 【防御値】10 【反撃ダメージ】7+毒1 【経験値】5
【ドロップ】ランダムドロップ表プラス
【特記】 倒すと罪人扱いになる。
――――――――――――――――――――
ワイズマン:
「フッ、これも計画通りだな」 マントばさっ。
ロリア:
「……本当ですか?」
ワイズマン:
「我輩の予感はよく当たるとロリア嬢自身が言ってくれたではないか。ガハハハ!」
ロリア:
「まあ、はい。そういうことにしておきましょう」
GM:
アルバート「あんまりそういう風には見えなかったぞ……」
ワイズマン:
「それよりも、ここで戦ってしまえば言い訳の弁も立つまい。我輩らは追われる身になるぞ」
「共に追われてくれるな2人とも!」
クスクル:
「なに? なに? ワイズマンも異国の人のニーソを奪うの?」
ワイズマン:
「そういえば西に来るときも同じようなものだったな……」
ロリア:
「え、こちらは非戦闘員が2人もいるんですよ!」
ワイズマン:
「なあに、ヨルムンガンドに比べれば人間に追われるくらい屁でもあるまい」
GM:
一部の客「あれが闇を倒した英雄ロリアだ! やれーっ!!」
クスクル:
こわい!
ロリア:
「ああもう、耳と尻尾が目立ちすぎる!」
GM:
とりあえずPCが3人もいれば敵はザコです!
ある意味化け物に追われるより困るこの状況! 戦闘なら攻撃判定で目標値10!
クスクル:
ぎゃぁー、また命中しなさそうな雰囲気!!
ロリア:
戦うんですか! 状況的にこれ闇の一族だけじゃなくてお尋ね者ルートですよね!
GM:
そうです! しかし倒さないとクエストアイテムが手に入りません!(まあ倒さなくても救済はありますけど)
クスクル:
もう戦っちゃってる、武器だしてる! 弓撃ってる!!
ワイズマン:
「ここで奴らを倒せば、なにか手がかりが手に入る予感がするのだ! これは本当だぞ」
ロリア:
メメタァ。
「(仕方ありません……)皆さん、私達から離れてください! 彼らは正気ではありません!」
ワイズマン:
客F「穢れた半獣がなにか言ってるわ……」
客G「どっちが正気だかわかったもんじゃないわよ中途半端耳ー!」
ロリア:
えっ! 英雄としての知名度ってどんなもんなんですかね。
GM:
ここから近所の西の街で出てきた超巨大なアレをたった2人で倒したと噂になってるくらいです。
ロリア:
近所。知名度高そう!
ワイズマン:
つまり超有名人!
GM:
アルバート「ヤツらが闇の一族だ! 人々に紛れ、闇の復活を願っている者たち……ロリア嬢が本当に英雄だというのなら俺が宣伝した以上に狙われても仕方ないな」
クスクル:
「なんでアルバートは宣伝したんだよぉぉぉぉぉっ」
GM:
アルバート「何やら手がかりが手に入ったから一歩前進したと言ってくれ!」
ワイズマン:
「アルバート君、年上の女性に”嬢”はいかがなものかと我輩思うのだが」
GM:
アルバート「えっ年上!?」
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GM:
では戦闘開始です、それぞれ攻撃判定をお願いします! 目標値は10です!
ワイズマン:
2D6+7-1>=10 攻撃判定(【敏捷】・弓)!
(コロコロ…) ダイス (2+2) + 6 = 10 +0成功!
クスクル:
2D6+5-1>=10 攻撃判定(筋力)!
(コロコロ…) ダイス (4+6) + 4 = 14 +4成功! 金貨入手!
チャリーン。
ロリア:
2D6+4+1-1>=10 攻撃判定(筋力)!
(コロコロ…) ダイス (5+3) + 4 = 12 +2成功!
GM:
さすがの全員命中! ではダメージ算出へ! もうここまで来たら平気そうですけど。
クスクル:
5D6+4+1D6+3 【クレセントアクス】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (5+3+6+4+1+3) + 7 = 29 ダメージ!
ワイズマン:
3D6-1+5+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (2+1+4) + 7 = 14 ダメージ!
ロリア:
2D6+4+1D6+2 【ファイアブランド】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (2+6+5) + 6 = 19 ダメージ!
ワイズマン:
クスクル君が相変わらずダメージディーラーとして優秀すぎる!
クスクル:
【クレセントアクス】でドガシャーン!!
ロリア:
大人でも持ち上げるのに苦労しそうなクレセントアクスを小さな妖精が軽々ぶん回す現実。
GM:
最終ダメージは14+29+19で……もう計算しなくていいや感ある数字、62点!
ワイズマン:
闇の一味が粉々になって吹っ飛ぶくらいのダメージが出ましたね……。
ロリア:
死んだかな、生きてたら拘束しようと思うのですが。
「む、思ってた以上に軟弱ですねあなた達、これでも私は全盛期より大分劣る状態なのですが……」
ワイズマン:
「……やりすぎたか、な?」
クスクル:
「ぶんぶん、ぶーん、ぐしゃ、ばしゃ、ぐちゃっ」
ロリア:
スプラッタな妖精がいるー!?
ワイズマン:
“鮮血に染まった笑顔” クスクル。
クスクル:
返り血で溺れるんじゃない?
GM:
住人に紛れていた闇の一族は全員皆さんによって倒されました(やわらかい表現)。
闇の一族は【神器のカケラ】を落としました。ワイズマンさんはアイテムに入れておいてくださーい。
――――――――――――――――――――
アイテム【神器のカケラ】
3つ集めれば『神器』と呼ばれるものを再生できる。何のために使う神器かは不明。
――――――――――――――――――――
ワイズマン:
どなたか持ちます? 【神器のカケラ】。
ロリア:
重量1なら持てますよ、自分が持っても大丈夫なら。
GM:
【神器のカケラ】は重量0です! ではロリアさん持っておいてくださーい。
* * * * * * * * *
GM:
さて、あなたがたは住人を倒してしまったことにより、罪人扱いになってしまいます。住人たちは慌てて衛兵に通報しにいきました。逃げた方がいいでしょう。
ロリア:
でーすーよーねー!
クスクル:
「海賊っぽぃ! 海賊っぽいよ、ボク! 見た見た? ロリア!? すごくね?」(血まみれ)
GM:
アルバート「こわい! こわいからおまえ!!」
ロリア:
「少なくとも英雄の姿ではないですね」
GM:
敵の【経験値】は5点です! 「毒」システムを紹介する間もなく終わった!
ワイズマン:
【レベル】6になりました。
クスクル:
【経験値】8→13 【レベル】4→5 になったよー。
ロリア:
【経験値】8→13 【レベル】5になりました。
GM:
そしてアイテムも入手! ランダムドロップです!
D66 ランダムドロップ
(コロコロ…) ダイス (6+5) -> 56 その他ドロップ表! D66 その他
(コロコロ…) ダイス (3+2) -> 23 【爆弾矢】!
【爆弾矢】をゲットしました!
ワイズマン:
ブッ。
クスクル:
いままでのドロップアイテムのなかでは、メッチャ役にたつよ!
GM:
【爆弾矢】は重さ1、ダメージ+4D6の一発きりの矢です! 弓で撃ちます。
ワイズマン:
【爆弾矢】、ボス戦でも1発撃ったらそれっきりでもう攻撃できなくなっちゃうんですかね?
GM:
そうです!
そもそも【ヘビィボウガン】だけで重量2/2になってますからワイズマンはどうがんばっても撃てませんね。
ワイズマン:
じゃあいらない。
GM:
価格は600シルバです。売れば300!
ワイズマン:
ロリアさん持ちます? ロリアさんの大好きな危険物ですよ。
ロリア:
危険物好きじゃないです。でもこれはブレス吐かれても引火しませんよね?
ワイズマン:
はい。今のところ引火するのはズマンだけです。
GM:
このままだと【爆弾矢】は酒場の真ん中に捨て置かれます。
ロリア:
「ここに置いておくと後ろから放たれる危険があります、一応持っていきましょう」
いらなくなったら道中で捨てればいいですしね。
* * * * * * * * *
GM:
さて、クエストはまだ続いてます! ここでワイズマンに追加の判定です!
【魅力】で目標値10の判定に成功すれば、心配したシースから預かっていた【シースの応急治療メモ】(ミラの応急治療メモと効果は同じ)をもらっていたことを思い出し、その場で獲得できます。
ジャッジ:シースとの別れのシーンを思い出す!
ワイズマン:
ほわんほわんほわん(回想)。
「では行ってくるぞシース。くれぐれも犬や猫や人間を拾ってくるんじゃないぞ」
GM:
シース「はい、気をつけます! でも猫は許して欲しいです!」
シース「あ、それとお父さん、これを持っていってください。きっと、いざというときに役に立つと思うから……」
ジャッジOK! ワイズマンさんは【魅力】で目標値10を判定してください! ってここに来て全員まだ【魅力】0だー!?
ロリア:
【魅力】判定多くないですか!?
クスクル:
【魅力】なんて【レベル】10までずっと0だよー。
ワイズマン:
2D6+0+1>=10 【魅力】判定!
(コロコロ…) ダイス (2+2) + 1 = 5 -5失敗!
はい。
ロリア:
半分しかない!
ワイズマン:
「そういえば、シースから何かもらっていたような……」がさごそ。
GM:
失敗!
では、シースから渡された役に立つはずの何かの紙は……「カレーの作り方メモ」でした!
クスクル:
へなへなへな~(カレーの作り方を見て)。
ワイズマン:
「うむ。シースはきっといいお嫁さんになるだろう!」
ロリア:
「ええっと、それは何かの暗号ですか?」
ワイズマン:
そっと懐にしまう。
GM:
ナユタの実を入れるとうまみが増しておいしい! といったチェックが赤字で書かれています。渡すメモをまちがえてしまった感がムンムンです。
ワイズマン:
「いや、強行軍の最中でもゆっくりカレーを作って食えばスタミナが回復するだろうという優しい心遣いに違いない」
ロリア:
「……そうですね、では行きましょうか」
ワイズマン:
「うむ。どうやら、我輩らは住人から完全にヤバい目で見られてしまっているようだからな」
怪しい包みその3になってしまいました。
GM:
アアアアー今回のシースが完全にポンコツ化してる!!
ロリア:
旅なのに容易に腐る弁当、カレーのレシピ……。
GM:
ワイズマンさんはシースの【腐った食事】はまだ持ってますか? 持ってますよね、はい。
ワイズマン:
はい持ってますよ!
GM:
ああ……。
それはそうと、皆さんが酒場を出て道を急いでいると、またもや不穏な気配を感じます。
クスクル:
「ズマンの懐からすでに不穏な気配を感じるよ!?」
ワイズマン:
「これはシースが作ってくれた弁当だぞ。決して不穏ではない!」
ロリア:
「でもそれ既に腐ってますよね……」
ワイズマン:
「口を慎んでくれたまえロリア嬢。これが腐っているのなら世の中のすべてのものが腐っておるわい」
ロリア:
「ではまさか後で食べると……?」
ワイズマン:
「そうおいそれと食えるものか。いざというときまで大事にとっておくとも!」
クスクル:
「お腹壊したら旅どころじゃないからねぇ、親バカも過ぎるとねぇ……」
* * * * * * * * *
● 2日目南エリア 夕暮れ
GM:
さて、2日目の昼が終わって夕暮れフェイズ!
皆さんが酒場を出て道を急いでいると感じた不穏な気配……。その後、茂みからパッと見で一般人のような人々がゾロゾロ現れます。
人間の女性、商人の中年男性……しかし彼らがカタギではないことはあなたにはすぐ分かります。敵です!
人々「闇の一族に刃向かう者には死を……」
ということで【闇の一族】×2が出現します! これは【魔王】の代わりですね、ルールは以下の通りです。
――――――――――――――――――――
闇の一族の追撃
・魔王戦と違い、戦闘は1回の攻撃で決着します。
・出現した敵に勝利すれば追撃が発生しません。負けるか逃走だと魔王追撃表を振ります。
――――――――――――――――――――
ワイズマン:
「獣人の国にわざわざ人間の刺客を送り込むとは……」
ボウガンを構えます。
GM:
難民に紛れて来ているのかもしれませんね。どちらにしても襲ってきます!
ロリア:
「ここで逃げても追い打ちが激しくなるだけです、ね」
剣を構えます。
クスクル:
血まみれの妖精がクレセントアクスを構えるよ。
「ボクは通りすがりの血に飢えたアライグマだよ、ぐっへっへ」
ロリア:
「妖精では?」
クスクル:
「妖精だけどアライグマだよ」
ワイズマン:
パラメータ的にはどんな感じでしょう。
GM:
お、戦いますか! 能力は以下の通り!
――――――――――――――――――――
NPC【闇の一族×2】
【LIFE】40 【防御値】11 【反撃ダメージ】14+毒2 【経験値】10
【ドロップ】ランダムドロップ表プラス×2
【特記】 倒すと罪人扱いになる。
――――――――――――――――――――
ロリア:
私たちは既に「罪人」ですよね?
GM:
はい、もう罪人フラグが立ってますのでここで倒しても変化はありません。
ワイズマン:
【防御値】11が厳しいかもですが、やっちまいましょうか!
GM:
OK! では戦闘開始!
ワイズマン:
「貴様らの背後に何者がいるのか……暴かせてもらう。正体を見せろ」
改めて【木製の矢】を装填した【ヘビィボウガン】を構えます!
GM:
アルバート「少女は任せろ! 敵を頼む!」
皆さん目標値11で攻撃判定!
クスクル:
2D6+6-1>=11 攻撃判定(筋力)! 当たるかな~。
(コロコロ…) ダイス (3+6) + 5 = 14 +3成功! 金貨入手!
ワイズマン:
2D6+8-1>=11 攻撃判定(【敏捷】・弓)!
(コロコロ…) ダイス (5+2) + 7 = 14 +3成功!
ロリア:
2D6+5+1-1>=11 攻撃判定(筋力)!
(コロコロ…) ダイス (2+5) + 5 = 12 +1成功!
ワイズマン:
ロリアさんやるう! なおクスクルさんは出目的に放っておいても当たるものと思っています。
GM:
ヒュウ! すばらしい! 全員成功!
では全員ダメージ算出! これはさすがに40出る!
ワイズマン:
3D6-1+6+0+3 【ヘビィボウガン】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (1+1+6) + 8 = 16 ダメージ!
1ゾロがある……出目がひどい……。
ロリア:
2D6+5+1D6+2 【ファイアブランド】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (3+2+6) + 7 = 18 ダメージ!
クスクル:
5D6+5+1D6+3 【クレセントアクス】で攻撃!
(コロコロ…) ダイス (4+5+4+3+6+2) + 8 = 32 ダメージ!
ワイズマン:
1人で人間2人分の火力を叩き出す妖精がおる。
GM:
15+18+32で65ダメージ! これ3体出してもよかったんじゃないですかね?
闇の一族たちは皆さんの手でボコボコにされました。
ロリア:
いやー闇の一族は強敵でしたね(ミンチ)。
クスクル:
手や足がそこらへんに転がってそうな勢いだよー。
ロリア:
【クレセントアクス】が何か間違った威力をさっきから叩き出してる……。
クスクル:
ぶんぶん、ばしゅ、ばしゃ、ぼとっ、ごろん。
「あーーっはっはっは、邪神が冥界で喜んでいそうな勢いだよー、うひゃひゃひゃひゃっ」
ワイズマン:
「酸鼻な……。アルバート君、その子をこちらに近づけないでくれたまえ」
GM:
アルバート「これは見せられない光景だぞ……少し待っていていれ」
ミラに目隠ししているアルバート。
クスクル:
もう闇の一族以上に闇なのね~。
GM:
そしてバランス的に思ったより緩すぎてヤバいぞ!
もっとハードな冒険を展開するはずがどうしてこうなった!
ロリア:
おかしい、テストプレイでは常に死にかけてたような……。
クスクル:
今日は命中しているからだよ~。テスト時は外しまくったからだよ~。
GM:
とにかくパーティは闇の一族たちを撃破しました!
撃破による【経験値】10点を増やしておいてくださーい!
ワイズマン:
【経験値】17→27!【レベル】7になりました。闇の一族おいしい。
クスクル:
【経験値】13→23 【レベル】7になったよー。
ロリア:
【経験値】13→23で【レベル】7。【レベル】6の【フォース修得】を通過しました。
特に覚えたいものもないので【墜落】覚えときますね。
――――――――――――――――――――
フォース【墜落】 消費ST6
攻撃判定の前に使用できる。特定の飛行モンスター、あるいは特徴【浮遊の】を持つモンスターの【防御値】と【反撃ダメージ】を合算後、種類ごとに1減少する(最低1)。この効果は累積せず、戦闘終了まで続く。
敵の【防御値】を戦闘終了まで減らせるので、強い飛行ボスが出ることが分かっていれば強力なフォースかもしれません。コストが大きいのが難点。
――――――――――――――――――――
GM:
【墜落】修得OK! 【ST】6ってコスト重い!
クスクル:
ボクが飛べなくなる理力?
ワイズマン:
【墜落】、役に立つといいですね……。
ロリア:
【理騎士】はフォースいらない気がする(本末転倒)。
GM:
そして敵ドロップ、2個!
――――――――――――――――――――
ランダムドロップ算出の結果、以下の2つが出ました。
・【周辺の地図】 : 遭遇表で好きなイベントを選ぶことができる。
・【回廊の巻物】 : 使用すると壁との戦いに勝利することができる。
――――――――――――――――――――
クスクル:
両方持っておきます。
ワイズマン:
今回の敵は【神器のカケラ】は落とさない感じですかね?
GM:
はい、今回はカケラ落としません。
うーん、なかなかプラスの過酷さが表現できない!
ワイズマン:
なんだかリソース的には余裕たっぷりですね。
ロリア:
敵を全員ワンバンで仕留めてるせいで随分おだやかだ(お尋ね者達)。
* * * * * * * * *
● 2日目南エリア 夜
GM:
ではワイズマンの夜行動だけはクエストで上書きです!
ロリアさんとクスクルさんの夜行動お願いします! なお【闇の一族】を倒したので追撃はありません。
ロリア:
どうしようかなー……そうだ、お尋ね者だからまともに「探索」出来ない!
クスクル:
あ、GM! ボクってアルバートと「交流」できるる?
GM:
あーせっかくだからありにしてもいいですよね。OKですよ!
クスクル:
じゃぁ、アルバートと「交流」してみるるー。
ワイズマン:
真っ赤な妖精、アルバートに迫るの巻。
GM:
OK! アルバートの【好意】はワイズマンと一緒にいる間だけ有効とします。クスクルさんは【ST】-2しておいてくださーい。テーマは……。
1D6 会話テーマ
3:家族の悩みごとについて話す。【生命】で判定。
アルバート「ん? 妖精か……おまえ、家族はいるのか?」 みたいな感じで聞いてきます。
クスクル:
「実家に帰ったら、なぜか親がアライグマだったんだよねー、まぁ、それは別にいいんだけど、問題は獣臭いのと、ご飯が全部洗ったあとでベチャベチャなんだよねぇ~、困ったなぁ~」
GM:
アルバート「おまえ、その実家っておまえの下にいるやつ(アライグマ)の実家じゃないのか!? というか妖精って親いるのか!?」
クスクル:
「はっ、ボクじゃなくて、こいつ(下のアライグマ)の実家だったのか!!」
ワイズマン:
(アライグマに乗りっぱなしなのにいまさら獣臭いとか感じるんでしょうか!)
クスクル:
(ボクの乗ってるアライグマはマメにシャンプーしてるもん。あ、でも、犬も犬臭いよね、あっはっは)
GM:
アルバート「まあ、家族がいるなら大事にしろ。俺の家族は子供の時に散り散りになってしまってな……」
クスクル:
アルバートの悩みを聞いてあげる、ジャッジさらに成功。
GM:
ジャッジはすでにOKです! 目標値は9! 【生命】で判定してください! ジャッジOKにつき判定+1!
クスクル:
2D6+4+ジャッジ1>=9 【生命】判定!
(コロコロ…) ダイス (4+4) + 5 = 13 +4成功!
GM:
成功!
アルバート「なんだかおまえの話を聞いてると家族がアライグマでもいいのかもなって気がしてきたぞ。生き方はそれぞれだな……」
ワイズマン:
おおらかだなあ、アルバート……。
GM:
アルバート「そうだな……きっと俺自身が親だと思っているものが親なのだ……」
アルバート「クスクル、俺の母さんになってくれないか!」
ワイズマン:
前言撤回、変態だー!!
ロリア:
アルバートの価値観が大分ずれてる!
クスクル:
「おーよしよし、アルバートちゃんカワイイでちゅねー」
GM:
アルバート「バブー!!」
アルバート「すまん、冷静になるとおかしいだろ、これ……やっぱり忘れてくれ……」
クスクル:
「なに言ってんだいこの子は、母さん、お腹を痛めて生んだ子のことを忘れるわけがないだろう?」
GM:
アルバート「もうお母さんプレイはいいから! やめて!!」
クスクル:
「(ちっ、これからアルバートに養ってもらおうと思ってたのに……)」
GM:
ということで、クスクルさんのアルバートの【好意】+1です!
* * * * * * * * *
GM:
次、ロリアさん夜行動どうします?
ロリア:
4日目もあるなら「進行」選びます。というか海岸でごりごり【ST】削れそう。
GM:
OK! しかしプレイヤーさんがプラスのシステムに対策すると割と楽ですねー。プラスも慣れたら慣れたで結構いけるのかもしれません。
クスクル:
さりげなく関所対策してますからね~。
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