魔導義肢の錬金術師～魔法の義肢でホムンクルスと共に平穏を掴む。捨て子の俺が救世主となるまで～

腕利きの錬金術師エアハルトはある日手足のない赤ん坊を拾う。彼は世話をするための女の子型のホムンクルス「ミレナ」を作り、その子をアレシュと名付け育てた。アレシュは義父の技術を学び、体が不自由ながらも明るく育った。ある日エアハルトははホムンクルスの素材を使った手足「魔導義肢」をアレシュに授けた。それにはかなりの痛みを伴ったが、アレシュは自由に手足を使えるようになった。希望に満ち、未来を夢見るアレシュだったが残酷な運命が全てを奪った。
アレシュは住み慣れた家から逃げ出し、待ち受ける試練を打ち砕きながら、魔導義肢とホムンクルスの力を駆使して、やがて国を救うための戦いに挑むことになる。