主人公、話がすすむに連れ、どんどんハードボイルド主人公化進む。
場所が場所なだけ?、レイモンド・チャンドラーの主人公たちよりもHBだ。
しかも、(ご多分にもれず?)社会側は悪蔓延なので、主人公は誰よりも人間社会的にみると限りなく正義としか言いようがない。
しかし、現社会同様、その他の多くは体制迎合であり違法はよくないとか洗脳されている者達。立場を利用しいいようにする「善い人」も教育され、時には征伐される。
今自分が生きていて、現在の正義にわずかにでも疑問を感じることができた者は、子の作品を大いに楽しむことができるだろう。
そして、自分の感じた「疑問」が正しかったと認識できるだろう。
あなたは洗脳が解け、目覚める。
みたいな効果があるかもしれんっつ!!!
あってほしいなっつ!!!
な、感じの作品です!
まぁ、gdgd言ったの↑めんどくせーだろうから、読んでみてください。
そうだなー30話くらいまで読んでみて、この作品に大いに惹かれなきゃ、合わないということで。体制迎合作品に行きましょう。
他の紹介者も言っていますが、
内容に評価が全然追いついていないのは、あれかな?
なろうでは3話までしか公開していない。なのに総合ポイント34も得ている。通常3話ならゼロだ。
今から毎日1−2話更新していけば、今の最新話までいかずともに3万ptにいくだろう。ちなみに書籍化オファー来るのは3万くらいから。確実にそのポイント稼げる昨品。なぜ公開継続しなかったのか?惜しいものだ。全く惜しいものだ。すんげー惜しいものだよ?!
まぁそんな感じ。
大人向けの作品かもしらん。でも中学生くらいから判る者達もいるだろうね。
ぜひともかっけー画でマンガにはなってほしいかな?
ピクシブにも昨品UPしてほしいかな、かっけー画師の目に止まってかっけー挿絵かいてくれないかなー♪
あああ、殴りたい。
なろうをもじったようなタイトルでちょっと忌避してた過去の自分を殴りたい。
なんなら「あらちょっとこの『悪党になろう』っての読んでみようかしら、ちょっとレビューでも……」とか思いながら画面を見てる貴方の横っ面も殴りたい。
読め!!!!
損しねぇから!!!!
これ!!!!読め!!!!!
この小説、マジで最高に楽しいぞ!!
俺はここ数日、寝食を忘れて読んだ。
いや、楽しいか? と言われるとちょっと違う。
どきどきするし、職人芸みたいなプロットのせいでずーっとハラハラもするし、笑ってしまうし、兄はいつも可愛いし、なんていうか主人公は途轍もなく※※※※だし、複雑な読後感。
でも、何よりも何よりも……
この小説、登場人物が全部ちゃんと「生きてる」んだよ!!!すげぇよ!!!
モブに至るまで、本当にきちんと血が通ってる!!!
ある意味で富野作品(あっさり死ぬモブにわざわざスプライト切って「お母ちゃーん……!」と言わせてから爆散させたりするんだ)に似通ってる。
しかも、しかもだよ。この小説、Web小説によくある独善的な、価値観の押し付けのような部分が全く無いんだわ。大人が読んでもストレスがない。
すげぇバランスで構築された、奇跡のような作品だと思う。いや、芸術品だろうな。筆者は意図的にやってるだろうし。
さらには筆者の文章力がマジで高すぎる。こんなに表現が一話から最新話までずっと安定して上手い人を俺は見たことがない。一話たりとて面白くないものもないし、冗長に見える表現もないし、なんならバトルシーンなんて全部名シーン。ほっこりシーンはとってもふわふわ。すげぇぞ、読んだらトぶぞ。
いやほんと、なんなの? 筆者もミクちゃんと同じような化け物なの?
幾たびも転生し生来の善良さで人を信じ……しかし、最後には裏切られてきた主人公。
ある時の死に際に「結局は悪党でないと生きられないのか」と諦観を覚えた。
そして新たに生を受けてみれば、マッドサイエンティストによって生み出された実験体だった。
研究所を潰し、そこで囚われていた精霊を助けた主人公が、自分らしく生きていく物語。
タイトルにある「悪党」とは、悪辣に振舞い誰かを積極的に迫害する輩のことではありません。
理不尽に自分の歩みを妨げられるのを嫌い、障害を排除する際に力を振るうことを厭わない。
思い切りよく行動に踏み切り法に縛られずに我を通す、そんな生き様を示す言葉です。興味を持った方は是非お読みください。