皇帝の主治医、地方に左遷されるも、左遷先で実力主義を採用したら、帝国本部を超える部隊が出来上がっていた～左遷した上司は貴族だけど皇帝や将軍から冷遇されています～

皇帝の主治医テオドリックは秘密を抱えている。それは、皇帝や帝国の運命さえ変えてしまうほどのこと。皇帝の信頼を勝ち取り順風満帆な人生を送っていたテオドリックだったが、ある日突然上司の策略により地方に飛ばされることになる。
「面白い、その策略に気付けなかった俺の負けだ。ここは大人しく左遷されるか」
皇帝の信頼を得ていたテオドリックは、皇帝から他人の能力を見ることが出来るアイテムを左遷前に授かっていた。そのアイテムを使っていたら最強の部隊が完成していた。