SYUTEN　平安の都で鬼を斬る話

平安時代。国風文化が花開き、雅な宮廷文化が彩る華やかな時代。同時に、武士の時代へと繋がる息吹が育まれてもいた。
　都を脅かす「鬼」に賞金がかかったことで、様々な身分の者が鬼退治に名乗りを上げた。
　主人公水原ヒカルという貴族の青年と、盟友であるイブキという若者も、その争いに飛び込んでいく。
　権謀術数が渦巻き、陰陽師や呪いが都を跋扈し、数多のしがらみと思惑で混沌を極める京の都で、彼らは鬼を追いかけながら、己の運命に立ち向かうことになる。
　これは、千年も昔の時代の、若者たちの物語。

　歴史・時代・伝奇のジャンルではありますが、実質ファンタジーです。３部構成の作品で、投稿開始時点で１部の中途まで完成しています。しかし、３部のラストについてはもう決定しているので、時間がかかっても書き上げるつも…続きを読む