概要
王子様にかけられた呪いを解けるのは、王妃様が忘れた「真実の家族愛」だけ
王に見捨てられた王妃リュンヌは、自身の息子・第一王子を喪い、更には息子の存在を抹消されてしまう。
彼女は息子の無念を晴らすために悪魔と契約したことで、側室の息子アネモスの暗殺を計画することになる。
しかし…王族として尊ばれるはずの少年は、呪われた王子として両親からも見放されていた。
リコリスと名と姿を変えて侍女として潜入した彼女だが、世話を続けるうちに王子に絆されてしまう。
そんな彼女を王子も慕い始め、更にアネモスを見守る王弟までもが、彼女に優しく接近して……。
これは、愛されないと思っていた彼女が、葛藤の先で隠された愛情の行方に気付く物語。
彼女は息子の無念を晴らすために悪魔と契約したことで、側室の息子アネモスの暗殺を計画することになる。
しかし…王族として尊ばれるはずの少年は、呪われた王子として両親からも見放されていた。
リコリスと名と姿を変えて侍女として潜入した彼女だが、世話を続けるうちに王子に絆されてしまう。
そんな彼女を王子も慕い始め、更にアネモスを見守る王弟までもが、彼女に優しく接近して……。
これは、愛されないと思っていた彼女が、葛藤の先で隠された愛情の行方に気付く物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!憎しみに囚われそうになった元王妃は葛藤の末に愛を取り戻すのか
最近のWeb小説では葛藤の表現や、未熟なヒロインは好まれないと言います。私は全く逆でそういうのが好きなので、とても残念です。この作品は、堕落しそうになったヒロインが葛藤して悩み、愛を取り戻す(予定)物語で、まさに私の好みです。
王妃リュンヌは、夫である王に見捨てられた上に側室に陥れられて息子を失ってしまいます。その悲しみは海のように深く、復讐を誓って悪魔と契約するまでに至ります。復讐の一環で側室の息子を殺すために彼女は悪魔の力を借りて姿かたちと名前を変えて王子の侍女として潜入しますが、呪われた王子の世話を心優しい王弟と共にするうちに復讐への葛藤が生まれます。葛藤に苦しみ、悩み続けるその姿は…続きを読む