概要
夢、婚約者、家族、故郷。すべて奪われた少女は残酷な運命に立ち向かう――
【第23回角川ビーンズ小説大賞二次選考通過/三次落選】
※以下、結末を含んだあらすじです。
※作品冒頭で、津波に準ずる場面がございます。ご注意願います。
火宮華(ひのみやはな)、十五歳。
鍛冶師一族に生まれながらも女という理由で跡を継がせてもらえないことを、不服に思って過ごしている。
婚約者・朔夜は、彼女へ刀を鍛える機会を与えた。
華は喜びに溢れるが、刀匠の父親に露見し、夢を諦めるよう禁じられてしまう。
一方で、朔夜は神から授けられたという玉鋼を華へ見せて、その夢を鼓舞する。
数年後、帝都から帝国想軍中将・一条尊が現れる。
想軍とは対妖の部隊。
想軍をもてなす宴の最中、八岐大蛇が現れて、集落を水底に沈めてしまう。
尊に助けられた華の目の前に現れたのは朔夜。実は彼こそ八岐大蛇を召喚した禁術
※以下、結末を含んだあらすじです。
※作品冒頭で、津波に準ずる場面がございます。ご注意願います。
火宮華(ひのみやはな)、十五歳。
鍛冶師一族に生まれながらも女という理由で跡を継がせてもらえないことを、不服に思って過ごしている。
婚約者・朔夜は、彼女へ刀を鍛える機会を与えた。
華は喜びに溢れるが、刀匠の父親に露見し、夢を諦めるよう禁じられてしまう。
一方で、朔夜は神から授けられたという玉鋼を華へ見せて、その夢を鼓舞する。
数年後、帝都から帝国想軍中将・一条尊が現れる。
想軍とは対妖の部隊。
想軍をもてなす宴の最中、八岐大蛇が現れて、集落を水底に沈めてしまう。
尊に助けられた華の目の前に現れたのは朔夜。実は彼こそ八岐大蛇を召喚した禁術