概要
夢、婚約者、家族、故郷。すべて奪われた少女は残酷な運命に立ち向かう――
【以下、結末を含んだ800字程度のあらすじです】
火宮華は鍛冶師一族の末代。しかし女という理由で跡を継がせてもらえず、不服に思っている。
婚約者・朔夜は、こっそりと華へ刀を鍛える機会を与えるなど、彼女を鼓舞していた。
数年後、帝都から想軍中将・一条尊が現れる。
想軍とは対妖の部隊。村中で軍をもてなす宴の最中、八岐大蛇が現れて集落を水底に沈めてしまう。
尊に助けられた華の目の前に現れたのは朔夜。
実は朔夜こそ八岐大蛇を召喚した禁術師だった。
生きる気力を失った華を、尊や、彼の幼なじみであるくずはは温かく見守る。
やがて朔夜の居場所が判明した。
尊へ同行を希望した華に、くずははお守りとして翡翠の腕輪を託した。
港町で、華は刀鍛冶の央と出会う。
女でも鍛冶師を目指していいという央の意見に触
火宮華は鍛冶師一族の末代。しかし女という理由で跡を継がせてもらえず、不服に思っている。
婚約者・朔夜は、こっそりと華へ刀を鍛える機会を与えるなど、彼女を鼓舞していた。
数年後、帝都から想軍中将・一条尊が現れる。
想軍とは対妖の部隊。村中で軍をもてなす宴の最中、八岐大蛇が現れて集落を水底に沈めてしまう。
尊に助けられた華の目の前に現れたのは朔夜。
実は朔夜こそ八岐大蛇を召喚した禁術師だった。
生きる気力を失った華を、尊や、彼の幼なじみであるくずはは温かく見守る。
やがて朔夜の居場所が判明した。
尊へ同行を希望した華に、くずははお守りとして翡翠の腕輪を託した。
港町で、華は刀鍛冶の央と出会う。
女でも鍛冶師を目指していいという央の意見に触