その26・光の智慧&聖箱舟(土星)

・光の智慧

 上から見下ろした一見普通のアクションゲーム。しかしとんでもない設定があるのです。


 剣を振るっての攻撃なのですが動作がとてつもなく遅い。このゲーム、素早く動くにはボタンを連打している必要があるのです。それにより剣の攻撃力も上がるし弱い敵なら無傷で倒す事も可能。つまりボタン連打する事が前提となってきます。


 しかも設定にはオートとマニュアルの選択が。マニュアルだと常に連打しないといけないのでオート一択ですwwオートならパワーが最大限になれば押し続けるだけでOK。


 物語的には目が運転の「光の軍勢2」の後のよう。なのでその時の人物が2人登場します。一人は最後の方で出てくるだけのチョイ役ですが、もう一人は主人公を裏から助けてくれます。ラスボスとの因縁があり。


 謎解きよりもアイテム探しが面倒か。装備を換装する事で土を掘って移動したり空を飛んだり魔法を使えたりとなかなか楽しいのですがそんな時も連射は必要ww


 クリアはしたものの全アイテムコンプリート画像までは見る事は出来ていませんww攻略記事曰く大したものではないらしい??




・光の聖箱舟

 目が運転の「光と闇(実はこの作品は持ってなかったのです)」のリメイク作品で3Dダンジョン。今回の主人公もしゃべりませんww


 3Dダンジョンものらしく従来の武器とリングの装備だけではなく、武器・盾・鎧(ローブ)・兜・ブーツ・アクセサリーと身につける種類が豊富。ミスリル銀の加工もできるよ!

 後、仲間の忍者が装備している「小柄」は売っちゃダメ!全妖精を従える最強攻撃が使えます。


 そして進行キーを2回連続押しでダッシュ出来ます。素早く動きたい時だけではなく、古くなって開かなくなったドアを蹴破る事ができます。それに気付かないと堂々巡りをする事に。

 また螺旋状の道を通る事で前後左右が真逆になるダンジョンもあってなかなか悩ませてくれます。


 歩いていると敵がまっすぐやって来たり上から出てきたり横から出てきたり・・・上下左右中央くまなく登場します。


 それに合わせて仲間として引き連れている妖精に攻撃させる事が出来ます。対応する妖精も風の妖精なら上・地の妖精なら下と種類が違います。正しく攻撃できれば先制ダメージを与えられます。



 レベルが上がって来ると攻撃中に自動で必殺技が使えたり。主人公と仲間達もなかなかカッコイイ演出です。ボス登場にもムービーを用意していたりと力を入れまくっています。


 シナリオ的には舞台となる大陸が同じという事ぐらい。終盤武器に「シャイニングソード(上記智慧最強剣)」「フォースブレード(光の軍勢2最強剣)」があるのは胸熱。


 ここから次作「光の軍勢3」へと繋がるイノベイターとヒュードル(スピリットをその身に宿した存在、今作で主人公と仲間2人が宿す事に)の存在が出てきます。

 このゲームをクリアしておかないと光の軍勢3の隠れエンディングの詳細が全く掴めません。




※ネタバレによる所感。


・智慧

 光の軍勢シリーズは万人受けするコミカルな絵柄に騙されやすいですが、現実は過酷。主人公は王城警備隊員の新入り故、エンディングでは非常に胸糞悪い展開になります。こうなると敵役の魔族やラスボスよりも同族である人間達の方が悪役に見えてくるww


「オデガンは・・・冷たい国だ・・・私は・・・こんな所はたくさんだ、帰ろうサラ・・・グランシールへ!なつかしいボゥイや仲間たちの所へ」


 一応報われるエンディングになりますのでご安心を。




・聖箱舟

 町の中で出会った少年は父親を殺された事で傭兵となり光の軍勢3の真主人公に。今回は戦わなかった父親の仇と一戦交える事に。


 そして今作主人公は「光の軍勢3」にて北の国に向かい一人の女性を助けていた事が噂話で判明。こんな話を聞くと人間を超人に至らしめる「スピリット」が残っていたのは彼っぽい?


 このシリーズは詳細を敢えて描かずユーザーにシナリオの未来を想像させるところが楽しくもあり憎くもあります。できれば最後の戦いで傍観していた敵役2人とは戦ってみたかった。特に「姉」の方。

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