その3・MSXの王者、小波作品
ここでMSX界の王者と言われた某小波の作品を4つ取り上げます。その内3つはMSXオリジナルです。
・ドリーム大陸冒険
家族計算機の「結局南極大陸アドベンチャー」なるペンギンのゲームを御存知&プレイされた方々もいらっしゃると思います。要はあれのリメイク発展版なのです。
~不治の病に倒れたペン子姫を助けるべく万能薬たるゴールデンアップルを手に入れるため冒険に旅立ちます~
氷の世界オンリーだったステージが森林・洞窟・岩場・渓谷と種類が沢山(場合によっては宇宙空間まで)。そして取った魚を貨幣にして穴に住むエスキモー相手にアイテムと物々交換。その相手も善人&ぼったくり&サンタまでいて豊富。
その場で魚を対象にした「スロットマシン」でギャンブルまで出来るサービス付き!ウチに遊びに来ていたダチF氏は普通のステージはやらず「スロットマシン」だけやりたがるヤツでしたww
ダチ「
私 「うるさい、魚(お金)取ってないからまだじゃ!」ww
何面毎にボスのデカ恐竜と戦う事に。吐いてくる炎を避けながらの操作はキンチョーものです。死にサウンドが心臓に悪いww
・ぐらでぃ薄2
「ぐらでぃ薄2?そんなモン、家族計算機でもあったわ!」副題:号ファーの野望というゲームです。
しかし違うのです。MSXオリジナルのぐらでぃ薄2があったのです。家族計算機では移植はされなかった模様。故に号ファーの野望は便宜上家族計算機では「ぐらでぃ薄2」となり、MSXでは「ぐらでぃ薄3」というタイトルになりました。某「6マン8千」にてリメイクされている模様。
ステージは巨像(有名な「も愛」ではありません)・植物兵器・古代遺跡・浮遊大陸と目白押し!当然ボーナス面たるエクストラステージも完備。
ボスも様々な戦艦が多種多様な攻撃を仕掛けてきやがります。重要なのは倒した後で、爆発手前の数秒間沈黙している戦艦に侵入できるのです。内部でのステージの後特殊装備がゲットできます(上方レーザーとか太レーザーとか)。
そして音楽が凄い!SCC音源なる小波社独自で開発した音源がカートリッジに搭載されています。今までのピコピコ音のPSG音源ではなく硬い目の質感で爽やかな音色がカッコイイのです。
7面の極大レーザーをぶちかましてくるボスを倒した後、理不尽な展開に襲われますww
また2つのカートリッジスロットのある機体では別のゲームを加えると裏技が使えたり。下記の「ガリ薄の迷宮」を同時に挿入してプレイすると「Back up」機能が使えたり。通常フル装備してミスすると装備は失われますが、これにより元の装備を再現できます。これで理不尽な状況にも耐えられます?
他にも上記ゲーム「ドリーム大陸冒険」を同時に挿入すると自機がペンギン・パワーアップカプセルが魚になったりします。
・ガリ薄の迷宮
前作魔城〇説の二作目。ここで取り上げるのもためらうほどの超有名アクションRPG。家族計算機でも移植されていますがステージ数が減らされている上に別物らしい?
~大魔司教ガリ薄により自分の城を占領され、未来に生まれるはずの子息の魂まで奪われる事に。主人公夫婦は城と子供の魂を取り戻すべく共に戦う~
いつでも切り替え可能な二人の主人公夫婦を上手く使い分けて攻略する必要があります。
・旦那、力が強くジャンプも調節可能。しかし金づち。
・嫁、力は弱く(アイテム補正できるけど)ジャンプ力は一定。泳ぎ名人。
武器もメインの剣を始めサブ武器が5種類。また銅・銀・金と3段階の盾を入手する事で敵の攻撃を防いだり。効果音が大変に気持ちいいww
先述の〇大陸冒険もそうでしたが何よりアイテム集めが楽しい!手に入れて行く毎にパワーアップするのも快感なのですが、MSX1の制限あるグラフィック機能を余すところなく引き出したアイテムチップは眺めているだけでもワクワク感が止まらない!
ボス敵を倒すのに魔方陣の前で呪文を唱えて(キーボード入力)召喚する必要があり。10種類の個性的な戦闘が楽しめます。中でもジャンボス〇〇ムは大迫力!
ここに挙げた4作はpr〇jectEGGでもプレイできますが、本作は海外の有志が「窓」専用のフリーゲームとしてリメイクまでしています。
・謝ROM
前作魔城〇説から続く三作目にして最終章。ユ〇ヤ教思想の色が強い?タイトルからしてヘブライ語の挨拶なのだそう。
~パソコン部の主人公がゲーム「謝ROM」をプレイするとゲームの中に引きずり込まれる事に?元の世界に戻るべく相棒のブタ子とともにゲームクリアを目指します~
あちこちを歩き回るフィールドアドベンチャータイプ。主人公のボケとブタ子のツッコミが秀逸ww時折逆転するけど。
人々に会い悩み事を聞き解決しつつ8体のボスと対戦。こちらも各ボスにより個性的なゲーム形式で戦闘をする事に?(横アクション・ブロック崩し・難解パズル)
何回も繰り返しますが横8ドット中2色しか使えんMSX1です。しかし出てくるグラフィックはどれも優秀!最終戦での背景も美麗でエンディングも感動もの!!(消防最高年当時ではこっ恥ずかしかったww)
またアドベンチャーゲームなので主人公が間違った選択をしてしまった場合、後味の悪いバッドエンドになったりしますww
このゲームはクラスメイトたるMSX所持者H氏(番外編その1の人物とは別人)とともに謎解きしていました。
彼はアウトドア派なのであまり一緒にゲーム三昧とはいかなかったです。その割には凄まじい早さで解いてやがりました。
以下、分かる人向けネタですww
H氏「最後のアイテムは・・・ボスを倒す『
私 「お~なるほどなぁ、それでやってみるわ!」
・・・見事にバッドエンド突入ww
H氏「あ~すまんすまん、アレまちごうてたわ!(間違っていた)」
私 「うそつき~!」ww
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