その13・×akシリーズ

 前回M氏からお勧めされた「×ak(×の伏せ字ですww)」は随分後に手に入れる事に。もうイー〇のような順番を無視した過ちは繰り返さぬようちゃんと初作から購入ww


 これも残していたMSX愛好家の攻略記事を元にさくさく攻略。にしても序盤での砦のお使いイベントが結構面倒。いちいちアイテムを切り替えなきゃならんし。頼まれたブツを提示→王家の紋章を見せる必要あり。


 実はこのゲームには主人公の選択次第で起こるバッドエンドがあったりします。


・洞窟の奥で拘束されている魔物を解放→ 勧誘でOKすると魔族に寝返り

・死霊使いを制した後に勧誘→ 勧誘でOKすると魔族に寝返り

・炎の砦で主人公を逃がすためにつり橋の壊れた装置を人力で引っ張っているおじさんに100回話しかける→ 心変りしておじさんは脱出、主人公は力の限り装置をひっぱり続ける事にww(MSX専用らしい?)


 そしてGAME OVERとなるわけですがBGMが通常のものではなく演歌調だったりww


 しかもこのシリーズ、BGMがケタハズレにカッコイイもの揃い!

 以前コメント欄にも書きましたが本来スタッフが力を入れたのはキャラが建物の後ろに来ると隠れる立体的構造・VRシステムだったらしいのですが、一番受けたのはBGMだったそうな。

 1作目のタイトル画面に流れるBGMや魔族侵攻の音楽などは今聞いても鳥肌の立つ代物です。演出も素晴らしいし。



 エンディングでは無事に大団円。しかしその裏では今回の騒動に関わる黒幕の暗躍がありました。一番最後には巨大なボスの姿が登場。

 という所で次回作に続きます。


 当時このエンディングを何回も見て「渋い!」と唸っていました。自分の作品でもこんなラストをやってみたいと思い、自作ゲーム「BS(第13話参照)」は2部構成にしようと構想しておりました(結局実現せんかったけどww)



 続いて「×ak2」を購入。最初は中古屋で手に入れましたがところどころバグっていたので某自動販売機「武」で買い直す事に。製品版とは違い在庫切れの心配がなく便利だけどマニュアルがコピー紙なので物足りぬ。


 今度はキャラクターデザインに某有名アニメーターを起用し、更にアクションに磨きが掛かっておる!前作も剣を出す必要がありましたが、今作はちゃんと剣を敵に当てないと攻撃出来ないので高度なテクニックを要求されます。


 最終局面でメイン武器がぶっ壊れる目に遭いますがちゃんと最強剣をゲット。前作でもあったシューティング面も健在。


 ラスボスが二段変化の上に全体攻撃を仕掛けてくるというまたもや理不尽な攻撃をしてきますが何とか耐えしのいでクリア!この攻略法はMSX雑誌にもよく質問されていました。



 そしてMSXでのシリーズ最終作「×ak番外編・ガ〇ルの塔」を自動販売機で入手。


 この頃になるともはやレベル上げが不必要となりました。その代わり仕掛けがあくどいあくどいww高度なテクニックによるキーさばきが求められる事も多々ありますが謎解きがメインか。


例:以下のうそつきが語る中から真実の扉を選びなさい。


・東の扉・ぼくは、うそつきじゃないよ

・中央の扉・私は、うそはいいません

・西の扉・東の扉はうそつきですから気をつけて下さい


 まぁ落ち着いて考えれば問題ない話でしたがww


 ボスとの対戦も印象深いものが盛りだくさん。意外と手強かったのは4番目のボスだったか。後は楽勝だったとも言い難いけどww

 おまけに連れのパートナー次第では罠をかいくぐれたり体力やマジックポイントを回復できたりパワーを増強できたり。


 最終決戦前にはつぎなる×ak3への布石を匂わせますが、残念ながらとうとうMSXでは開発されませんでした。「九千八百一」か「ぴーしー機関」でやるしかない模様。

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