その11・コンパ要る作品
MSX2+を手に入れてからハマった「円盤駅」を作りだした今は無き「コンパ要る」。御社のゲームを紹介していきます。
・真魔王五ルベリアス
アクションRPGで元はMSX1作品からのリメイク。
めずらしくMSX2+対応ゲームでビジュアルシーンが自然画、追加された横スクロール機能に定評あり?(MSX2だとバインド表示で切り替わる)
~魔王を倒すべく進軍した姫が捕らわれの身に?妹を探す旅をしていた主人公は命の恩人たる姫を助けるべく単身で魔王の元に向かう~
普段は上から見下ろすトップビューのアクションゲームで敵を倒しつつ妖精・オババ・天使に悪魔あるいは神々とお助けキャラを見つけ出しては進めて行きます。
ボスへ至るダンジョンでは横スクロールまたは縦スクロールのゲームとなり、一度でも枠外から出れば最初からやり直し。特に縦では強制スクロールとなり一歩道を間違えると行き止まりでリセットされます。
ボスもそれぞれが個性的。意外と4面のボスが一番手強かったかも?
エンディングでは続編を匂わすような発言(妹を探す旅)でしたがとうとう世に出る事は無かった模様。
後、マニュアルに付属していたオマケがスゴイ?全キャラクターの資料設定集に五ルベリアスの雄たけび?の折り紙(紙鉄砲です)にリーナの衣を裂くような叫び声を出す普通の白い布が一枚。スゲー凝っていましたww
余談ながら本作を元にしたアレンジゲーム「スーパー料理」なるゲームが生まれる事に(円盤駅増刊号にて)。モンスターが食材となって襲いかかってくるので主人公はフライパンや包丁などで迎撃します。
発売前に某2時間ドラマで開発中ヴァージョンが取り上げられ、劇中にて今ゲームによる大物ベテラン女優同士の対決が繰り広げられていました。
・円盤駅
冒頭でハマったと言いましたが、全部コンプリート32+増刊5には程遠く7つぐらいと増刊号を2つほど。ダチA氏はいつの間にか全部入手してやがりましたww
連載ゲームだけでなく季節ごとのアニメーションや御社製ゲームの音楽館に、同じく御社が昔に出した「ゴ〇ラくん」などMSX1作品なども入っていたり。
また他社のゲーム宣伝や体験版も楽しめたり、某MSX雑誌からの投稿プログラムのゲームも出来ました。
読者投稿のCGのコーナー・アートギャラリーも実力派ぞろいで御社スタッフのツッコミも楽しい。またプログラム投稿もあって盛りだくさん。
第8話でも語りましたが今作のお陰でオリジナルゲームを作る方法や喜びを教えて頂きました。
・惑う物語1-2-3
円盤駅クリスマス増刊号で登場した3DRPGを3つのシナリオにしたリメイク。ゲーム形式は超有名ウィザー〇リィのような3D表示されるマップで主人公は魔導師(魔法使い)を目指す女の子。呪文を駆使して闘います。
一件すると普通のRPGですがこのゲームには数値やパラメーターなるものが一切ないのです。体力は主人公の顔の表情で、魔力は音楽の変わり具合で判断するしかないのです。後は合間のメッセージ表示にも注意。
そしてこのゲームの特徴はなんといってもボイスがある事です!それもボイス機能の搭載されたMSXターボRの発売よりも早い時期でした。呪文を唱えてはしゃべり敵も負けじとしゃべりまくる!
そして後の国民的ゲーム「ぷ〇〇よ」にまで発展するに至る事に。更に数年後にはコンシューマー機の土星でも発売された「わくわくぷ〇〇よダンジョン」やシナリオが完全別物のリメイク「惑う物語」も傑作揃いでした。
・乱打ーの冒険3
円盤駅増刊号で連載していたゲームの続編。御社のマスコットキャラクターたる「乱打ー」が主役だけど主役じゃない??
~主人公は元剣士の父親からオークキング討伐を命じられそれを遂行、そのまま国王から盗まれた王家の秘宝である5つの宝石を探す冒険に出る事に~
中身は至ってオーソドックスなフィールド型RPGで戦闘はコマンド形式。イベント補正もあってほとんどが男1女3のウハウハパーティー(脳筋主人公・声が出せない魔法使い・看護師見習い幼馴染・男前女子剣士)。
でもその中には幼馴染がいるからハーレムにはならなかったよww
MSXではあまりドラ〇エのようなコマンドRPGをやってこなかった私ですが、本ゲームにて駆け引きの楽しさを知る事となりました。
ダチのS氏は家族計算機持ちでドラ〇エ好きだったためか、やたらとこのゲームを気に入っていました。
実はこのゲームには開発段階のゲームを収録したNGディスクなるものが入っていたり。コマンド戦闘ながら主人公と敵がアニメーションでバトルするなかなか画期的なシステムでした。プレイはできますが途中まで。
抽選の懸賞としてNGディスクの全てのストーリーを録画したVHSビデオテープが送られるとの事でしたが、プレゼントしてもらった人はいるのかのぉ?
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