第7話 新型機に乗り換え
ショーロクの年明けともなるとMSX2がユーザーに普及してきたので市販ゲームからMSX1用のゲームが激減しました。なので新しいゲームが出来んww当然投稿プログラムもMSX2ものが増えてきたり。
MSX2とは文字通りMSXの発展型の機種で旧型MSX(MSX1)と互換性を保ちつつ、従来のものとは比較にならんグラフィック機能を搭載しているのです。第5話で語った「横8ドット中2色のみ」の制限もありませんし、従来の16色から最大256色を同時表示できる性能を持ちます。
所持していたMSXは大事に扱っていたので故障もせず健在だったのですが、有り難い事に厨房入学記念として購入してもらえる事に!
ちょうどタイミング良く新機種「MSX2+」が発売された時期もあって手に入れる事が出来ました。「MSX2+ FS-A1FX(松↓電器)」という機種です。
動かしてみるといやもうスゴイの一言。
他のMSX2+にあるFM音源こそオミットされていましたが自然画表示がスゴイ!カラーは256色から19000色に増大!
(しかし自然画モードは扱いが面倒でそれに対応するツールが少なくゲームでもあまり普及せずww)
何よりフロッピーディスクが速い速い!何度も言うようにそれまではカセットテープが記憶媒体でセーブ&ロードに時間が掛かりまくり。
MSX1でもRPGの途中データセーブにはテープを使っていました。パスワードは長くて書き取りが面倒。(ドラ○エのふっかつのじゅもんとか参考にww)
またMSX1でも機種によってはありましたがROMカードリッジは2つも差し込み口がある!
実は某小波のゲーム同士では特定のゲームを組み合わせをすると裏技が起こるというシステムを採用していました。
例えば「ぐらでぃ薄」+「二連蜂」を同時に差すと、「ぐらでぃ薄」のゲームで自機が二連蜂になって楽しめるというもの。
これを応用して超有名シューティングゲームの「火の精霊」では「ぐらでぃ薄2」をセットしないと隠し面が登場せず真のエンディングに辿り着けないという凶悪システムを実装wwユーザー達からは非難轟々だったとか。
これでダブルスロットの裏技を自分ン家で再現できる!と思ったけど対応ゲームはそれほど持ってなかったのねww恩恵を受けたのはMSX専用ゲーム「ぐらでぃ薄2」ぐらい。
他にも内蔵ツールには256色対応のグラフィックツールもあったのでMSXでお絵描きが出来たのです!
それまではグラフィックとはBASIC命令を使った図形で描くもの。あるいは方眼用紙に描きたいキャラを形どり、それを8ドット内で0と1の二進数データと化し更にそれを16進数(0~9とA~Fまでを15の数字として扱い1ケタで表記する進数)に変換するという手作業が必要でした?
余談ながら、MSX2+を手に入れたこの年に必然のごとく?「夢幻戦史2」が発売する事に!対応条件はMSX2なので手に入れるしかなかった!!
今度はビジュアルシーンもカットされる事無く完備!開発スタッフにプロアニメーターが入っていたらしく、ディスクアクセスも軽いのでまるでアニメを見ているよう。BGMもFM音源で美しく感動してやりこみました。
ちなみに某ゲーム機「ぴーしー機関」にも移植され一躍有名になりましたがアレは別物。ラスボスがカッコ良過ぎるよ、PC版は卑怯でセコイ奴だったのにww
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