概要
守って死ぬくらいの覚悟はあるの。
「真実を明らかにするために、どうかその力を貸して欲しい」
山の神を父に持つ半神半人の娘、稲羽玉依。
県庁職員として粛々と働いていた入庁四年目の春、人事異動で林業公社機備課への派遣が内示される。
しかしその派遣の目的は、内偵としてお蔵入りとなった事件を調査することにあった。
不安を抱きつつ林業公社へ向かった玉依を待っていたのはフレンドリーな理事長に厳つい専務理事の新田、そして僧侶とは思えない粗暴さを見せる直属上司の真方だった。
「三秒待ってやるから、本性を現せ」
「本日からお世話になる稲羽です!」
異動初日から命の危機を迎える玉依は無事、真実へ辿り着けるのか――。
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約15万8000字の作品です。
山の神を父に持つ半神半人の娘、稲羽玉依。
県庁職員として粛々と働いていた入庁四年目の春、人事異動で林業公社機備課への派遣が内示される。
しかしその派遣の目的は、内偵としてお蔵入りとなった事件を調査することにあった。
不安を抱きつつ林業公社へ向かった玉依を待っていたのはフレンドリーな理事長に厳つい専務理事の新田、そして僧侶とは思えない粗暴さを見せる直属上司の真方だった。
「三秒待ってやるから、本性を現せ」
「本日からお世話になる稲羽です!」
異動初日から命の危機を迎える玉依は無事、真実へ辿り着けるのか――。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神と人の間に生まれた娘の【守って死ぬ覚悟】。その先にあるものとは?
ふと目に留まった、【守って死ぬくらいの覚悟はあるの。】のキャッチコピーに惹かれ、つい手を出してしまったこの作品。まさか読了後、即2周めを走るくらいの沼にはまることになるとは思ってもみませんでした。遅読なもので、滅多にそういうことは出来ないのです。
twitterで読了ツイートをしており、この小説のツイを見返すと『面白い』『好き』しか言葉を知らないのかという程で苦笑するしかありませんでした。本当に面白くてはまった小説に対して『大好きです!』以上の言葉を見つけるのって難しくて困りますね。
主人公の玉依は事件を解決するべく、相方となった真方と共に奔走します。その懸命さに好感が持てるのですが…続きを読む