死骸を抱いて歩くなら、手は冷たい方がいい

大学生の宇佐見拓海は、慣れない一人暮らしにより金欠に陥る。
そんな時、実家に勤めているハウスメイドのジェマが奇妙なバイトを持ちかけてくる。
それは金髪碧眼の少女・アスミの面倒を見ることや彼女の身体情報を定期的に報告することだった。
不可解なバイト内容を不気味に感じつつも、アスミとは互いに親を持たないことなどの共通点があったため打ち解けていく。
しかし同じ頃、巷では少女が奇妙な形で自殺する事件が起こり始めていた……。