唯一清らかったあの言葉は遥か遠くの空音だった

　高校3年の6月最後の試合を終え、バスケ部を引退した主人公の「色井拓偉」は、バスケ部の伝統である「万部」を受け継いだ。
　万部のメンバーは同じくバスケ部だった女子2人拓偉の元カノである「心未清佳」と拓偉の親友である「伊頼遥香」。3人は入学当初から仲が良く、いつも一緒にいた。しかし拓偉と清佳が別れてから少し距離が空いていた…
　そんな3人は協力して事件を解決していくうちに再びな絆を深めていく。
　失くした青春のやり直し。最後に拓偉が選ぶのは…