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「毎度っす、オーバーイーツっす。リアルモンブランの受取に来ましたー」
「おお、オーバーさん! 待ってたよ!」
リアルモンブランは栗のクリームを使ったケーキだが、その名の由来は西ヨーロッパ最高峰の山だ。
このリアルモンブランは、その山を再現したデザインと、山を思わせる
「どうだい! これがうちの自慢のリアルモンブランさ! いやー、店頭合わせても注文が入ったの初めてだから、気合入っちゃったよ!」
どうやら
畳2畳ほどの面積に、こんもりと立つ峻厳な
「おわー、すげーっすね」
結論として、その
元からドアを通れるサイズを計算して作られたのだろうが。
「それじゃあ、宜しく頼むよ!」
「うっす」
が、このままでは後部が
前カゴに後輪に取り付けていた
「それでは、失礼っす」
バカみたいにペダルが
が、
「はぁー、流石オーバーさん、力持ちだなぁ」
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