概要
断じて"一行目パワーワード縛り"をやっているワケではない
幽霊や妖怪といった霊的な存在の総称──鬼神を知覚できる特異体質を持ちながら、そういった存在への知識に乏しい少年(に見えるだけで実年齢的には青年)──陽と、鬼神を知覚できないが、そういった存在への知識に明るい少女──千影の二人が、概ね自宅に湧く鬼神たちから二人の暮らしを守るため、奮闘したりしなかったりする怪異譚。
※匂わせる程度の性描写があるため、YouTubeばりにフェティッシュなコンテンツに対する厳しいポリシーをお持ちの方はそっ閉じが無難です。また、「性描写有り」のチェックにのみ惹かれたという稀有な方は、性的満足というご期待に応えられない可能性が大いにありますので、むしろ私に近寄らないで下さい。
カクヨムに投稿した拙作の中では珍しくいくらか読書層を意識した作品作りとなっているため、ちょ
※匂わせる程度の性描写があるため、YouTubeばりにフェティッシュなコンテンツに対する厳しいポリシーをお持ちの方はそっ閉じが無難です。また、「性描写有り」のチェックにのみ惹かれたという稀有な方は、性的満足というご期待に応えられない可能性が大いにありますので、むしろ私に近寄らないで下さい。
カクヨムに投稿した拙作の中では珍しくいくらか読書層を意識した作品作りとなっているため、ちょ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!チンして食べれる闇鍋
自分がこの作品にコピーをつけるとしたら、どんな文章を考えるだろう?
しばらく考えて思いついたのが、タイトルにも出ている「チンして食べれる闇鍋」でした。
この作品の具材――キャラクターたちは、とにかくクセが強い! 人間のキャラはそうでもないのですが、脇を彩る人外共が、もう一級品のゲテモノ(褒め言葉)揃いでして。1匹でもやべえのが2匹3匹もいるもんだから、これはもう「闇鍋」と呼ぶ以外、他に言葉が見つかりません。
しかしですね、この作品、ストーリーやテーマの部分は実に王道なのです。終盤なんて特に顕著で、まるで少年漫画のような熱い展開に胸が震えること請け合いです。
キャラクターは突飛なのに、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!上品なカオス(迫真)
普段はもの静かで穏やかな人が、突然可笑しなことを口走ると、道化師がやった時よりも数段面白いですよね。この小説で誘われる笑いは、常にそれです。
穏やかで知的な、上品な語り口。そこから何の兆しもなく飛び出す突破なギャグ。電車の中で数度吹き出しました。どうしてくれるんですか。
あと、これは主観ですが、語り手のト書きの文には、どこか古めかしい、和風な趣を感じます。しかしそれが示す情景を直訳してみると、現代としか考えられない……このギャップがとても独特で、この小説の個性のような気がします。とても好きです。
この小説が書店に並ぶ日を待っています。トイレのジジイが扉絵であって欲しいです。