概要
祭祀と後宮のオリエンタルファンタジー
瑛国北方広域に自治するエイク族のアルマは血の繋がらない兄・シャマルとともに護衛業で生計を立てていた。同じラズワルドの首飾りを持つ実の兄を探して。
ある日、二人は片田舎のアク・タシュ村に祭祀用の軟玉を取りに行く依頼に同行する。しかし、「王の使者」なる者たちに村娘と勘違いされ攫われてしまう。気づけばそこは瑛の後宮で――。
※恋愛モノではありません。
ある日、二人は片田舎のアク・タシュ村に祭祀用の軟玉を取りに行く依頼に同行する。しかし、「王の使者」なる者たちに村娘と勘違いされ攫われてしまう。気づけばそこは瑛の後宮で――。
※恋愛モノではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!おてんばアルマちゃんと愉快な仲間たちによるハードハイファンタジー
ひとこと紹介に微妙な矛盾が見られますが事実だと信じています。
中華風の世界観で、巨大な帝国が滅亡したあと遊牧民の部族が帝国を支配した、という舞台設定で物語が進んでいきます。
この定住民の文化と遊牧民の文化のすれ違いについても詳細に描写され、リアルな歴史をもつ世界として様子が脳内に浮かび上がってきます。
しかしそこに生きるキャラクターたちはちゃんと生きていて、それぞれに個性があり、みんな自分の役割をこなしたり時にはその役割から飛び出したりして活躍します。
とりわけ主人公のアルマちゃんは硬派な世界観と物語の流れの中で明るく元気にたくましく生きていて、ちょっとコミカルでとっても可愛いです。
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