第二十話 面頬の武者

「ガアアアァァァアッ!!」


 悲鳴に近い叫び声を上げながら、ガンリョウの身体が崩壊していく。

 水流の圧力で身体は上下で二つに別れ、足下を固定していた氷が崩壊する。

 支えを失くした体はそのまま水の流れに乗り、瓦礫を押し流すように部屋の壁へガンリョウの身体を叩きつけた。


 水流が止み、様子を窺う。

 ガンリョウに動く様子はない。というよりも、動けないのか。


「やったかっ!?」

勇魚いさな。それ言っちゃうと復活してきそうだからよそう」

「お、そうか?じゃあ……やっつけたな!!でどうだ」

「まあ、それなら多分……大丈夫」


 まずは近づいて相手の状態を慎重に確認するべきだ。

 普通の人間ならば間違いなく命は無い傷だが、最後の最後まで叫び声を上げていたほどだ。

 常識にとらわれてはいけない。


「……うぅ……」


 全員で様子を確認しに行けば、やはりというか、想像した通り、ガンリョウには未だ息があった。

 呻き声を上げて僅かに此方へ視線を送るその目は、変わらず此方への敵意を孕んでいる。


「こんな状態になっても息があるなんてな。大した奴だ」

「まさか負けるとはね……。この体では動きたくても……暫く動けん。煮るなり焼くなり好きにすると良い……」


 ガンリョウが特別頑丈なのか、そもそも妖怪がそう言った種族なのかは分からないが、少なくとも死にかけているわけではなさそうだ。

 とはいえさすがにこの状態では動けない様子だし、そもそも今の言葉を最後に気絶してしまった。

 このまま中蘇芳へ連絡の馬をよこして連行することになるだろう。


「ハヌマンと狛もお疲れ。二人ともよく戦ってくれたよ」

「桃様もお疲れ様です。ご無事で本当に良かった」

「まったくだ。とりあえず桃も狛も俺らが来る前から戦ってたんだろ?こいつの身体を踏ん縛ったりは俺らがやるから、少し休んでろよ」

「そうさせてもらうよ。狛、俺達は先に戻……」


 周りに目を向けて、違和感に気が付く。

 具体的に何が、という訳ではない。言ってしまえばそんな感覚がするというだけ。

 この世界に来て戦場に出るようになってから何度も経験してきた感覚。

 勇魚達も気付いている。俺と勇魚、狛とハヌマンがそれぞれ背中合わせになるよう四方に陣を組んで武器を構え、警戒を強める。


 されど激しい戦いの後でそれぞれ大なり小なり疲労が溜まっている。

 解放されたと思ったところで再度長い事緊張状態を保つのはなかなかに辛いものがある。


「いやな感じだ……この休みたい時に空気読めないな全く」

「同感だ……。桃、連戦だがやれそうか?」

「やるしかない。ハヌマン、狛も、すまないがもうひと踏ん張り頼む」

「乗り掛かった舟だもん、任せて」

「私もまだまだやれます」


 周囲に変わらず注意を払いながら、二人の言葉に頷く。


「成程。警戒を解かずすぐに体制を整えるか。良い勘だ」


 辺りに満ちていた静寂を割いたのは、一つの聞きなれない声だった。

 その在りかは、全員の背後。

 即ち四方に陣を構えたそのど真ん中。


「!!!」


 気が付いたのは全員ほぼ同時だった。

 蜘蛛の子を散らすようにそれぞれがその声の主から距離を取る。


「なんだ、あいつは……」


 勇魚の言葉が俺の気持ちを代弁してくれた。


 突然現れた声の主は一振りの大太刀を背にしたの白磁のように美しい鎧姿の武者。

 大鎧で完全武装したその人物は兜を被り、面頬を付けている為に顔は分からない。


 背丈は俺より小さい。花咲の爺様と同じくらいか?

 声は籠っていて判別がつかないが、中性的な印象を受ける。

 しかし表情も読めず、今一人で出てきた目的も分からない.


「あんたは何者だ?何が目的だ?」

「申し訳ないが名乗ることは出来ない。目的は……元々はここの様子を見に来ただけだが、今はそうだな。そこに転がっている敗北者を回収しなければならなくなった」

「それは困る。こいつにも聞きたいことは色々あるんだ」

「そうか。だがこちらも聞かれたくないことはある。連れ帰らせてもらおう」


 そう言った鎧武者は、背にした大太刀の柄に手をかける。

 実力行使で来るという事らしい。


(さてどう動く……)


 その一挙手一投足を、見逃さないようつぶさに観察する。

 相手の武器があの大太刀とすれば、動き始めてから武器を抜いて攻撃する一連の動きはさほど早くないはず。

 体感した時間は酷く長く感じたが、恐らくは実際の時間は長くても数秒。

 そして目の前の武者は、手にかけた大太刀をゆっくりと抜いていく。


(来たっ……!)


 直後に感じたのは鈍く重い衝撃。

 それが横なぎの斬撃を剣で無意識にギリギリで防いだことによる衝撃であった事に、吹っ飛ばされながら気が付く。

 空中で身体を捻って体制を立て直し、一緒に吹っ飛ばされた狛の身体を受け止める。


「ごめん、手間かけさせて。ありがとう」

「お互い人の形を保てていて何よりだ」


 彼女もぎりぎりで受け止めることが出来たらしい。

 というよりも、人の形を保っている時点でそれは分かっていた。

 あれは防げていなければ身体が両断されている威力だ。

 再度謎の武者の方を見やれば、勇魚が大太刀を振るった武者へ槍を突き出すのが見えた。


「でかい武器振ってる割には早いな!」

「そちらも、なかなかの膂力を持っているようだ」

「へっ、褒めてくれるのは嬉しいが、こうも簡単に防がれるといっそ嫌味に聞こえるな!」


 互いに鍔ぜり合ってから距離を取り、再度打ち合う。

 お互いに長い間合いを持つ武器だ。

 突き、払い、叩きつけるを巧みに使い分けてどうにか鎧武者と渡り合っているが、はっきりいって押されている。

 

 体格に見合わない大太刀を振るう姿にはぶれも揺らぎもなく、まるで舞でも踊るかの様に軽やかな動きで大太刀の刃が勇魚へと襲い掛かっている。

 そしてその動きから繰り出される一撃は勇魚と打ち合っても押し返されることは無い。


「大鎧だけでも相当な重量があるはずなのに、なんて奴だ……」


 思わず愚痴のように言葉が零れる。

 直ぐにでも助けに入らなければならなかったが、最初の一撃を防御したときに痛めたのか、腕にずきりと痛みが走る。

 やがて懐に入る隙を伺いながら二人の打ち合いを観察するうちに、辛うじて保たれていた均衡が崩れ去ってしまった。


「うおぉ!?」


 勇魚が槍を叩き下ろした直後、その槍を数歩下がることで躱した鎧武者が槍を踏みつける。

 そしてそのまま大太刀で刈り取る様に、槍の柄を切断してしまった。


「勇魚!」

「させません!」


 そのまま大太刀が勇魚の首を刈り取ろうとした刹那、それを救ったのはハヌマンだった。

 ハヌマンは両手の硬鞭で挟み込むようにその攻撃を防御して勇魚を逃がすと、そのまま硬鞭で大太刀を滑る様に懐に飛び込んで横っ腹に叩き付けようと迫る。


「甘い」


 しかし鎧武者は懐に跳びこんだハヌマンを前蹴りで押し出すように蹴り飛ばし、接近を許さない。

 その後俺と狛が再度接近して背後から斬りかかったが大太刀と鎧で防がれてしまう。

 その後二人で攻めるが、悲しいことにパワー不足だ。

 大太刀の攻撃は体の回転での遠心力を活かしたものだが、軌道は読みやすい。

 しかしその間合いの長さゆえに懐へ飛び込むまでに一度は躱すなり防御するなりが求められる。

 躱せれば一番だが、大太刀との戦闘経験がない自分にとってそれはまだ難しく、かといって防御すれば押し戻されてしまう。


(魔法……使わせてくれるか……?こいつが)


 魔法であれば、大太刀の間合いの外から攻撃も可能だろう。

 しかし初撃でみせた攻撃の速さを思えば、へたに魔法の発動で隙を作るのも危険だ。

 いくら自分が魔法の発動にかかる時間が短いとしても、隙が全く無いわけではない。


(くそっ、なんだって今こんなのが出てくるんだ……!)


 お陰で特訓の課題が山積みだ。勇魚は武器を失い戦闘不能。

 狛に武器を作ってもらおうにもやはり隙が無い。


「そろそろ諦めてもらえないか。今の君たちでは私に敵わない」

「戯言を!」

「待てハヌマン。落ち着け」


 鎧武者がうんざりした様子で、挑発的な言葉を吐く。

 反応したハヌマンを手で静止して、思考を巡らせた。

 確かに此方に勝ち目は薄い。

 命の奪い合いが当たり前とはいえ、命の使いどころは少なくともここではない。

 ここは大人しくガンリョウの身柄を渡して無事に戻ることを、命を優先すべきだ。

 その言葉を飲んで撤退をしようとしたその時だった。


「なにをしている」


 突如つむじ風と共に現れ、そんな一言をもたらした影はハヌマンの丁度背後。

 その声の主は片手には太刀があって、今まさにハヌマンのわき腹を切り裂こう構えている。

 片手に太刀、もう片方に扇、そして背中の翼。

 まるで天狗だ。


「ハヌマン!!危ない!!」

「桃様!!」


 振り下ろされる凶刃。

 ハヌマンを思い切り押しのける。


 とっさに飛び込み、剣で受けるまではよかった。

 防いだはずの一太刀は止めること敵わず、鍔迫り合いの感覚の代わりにわき腹に感じたのは痛みと灼熱感。


「……こんな時に折れるとは、間の悪い……」


 壁だの大太刀だのと打ち合い続けていたのだから無理もないかもしれないが、ハヌマンへの攻撃を防御したら剣が折れた。

 それはもうぽっきりと綺麗に折れた。

 

 それでも剣が勢いを殺してくれたことで真っ二つにされることは無かったが、綺麗にわき腹に刃が滑り込んでいる。

 これ以上刃が入ってこないように折れた剣でなんとか押しとどめているし、興奮状態だからか痛みは思ったよりもないが、正直な話動揺が大きい。


「貴様!!」

「桃!!」


 ハヌマンが叫び、勇魚が駆け寄ってくる。

 ハヌマンは斬りつけてきた天狗に向けて双鞭を振るったが、天狗はひらりとそれを躱すと此方を意に介さず鎧武者の傍の中空で足を止める。

 いつの間にかその背にはガンリョウの上半身が背負われていた。


「時間をかけ過ぎだ。貴様まで命を破る気か」

「それはすまなかった。思ったよりも楽しめそうな相手だったので」

「ふん。この程度の相手、なにが楽しめそうなんだか……。ガンリョウ、貴様はもっと愚か者だ。本来の目的を置いて変に欲をかきおって」


(……本来の目的……?村の事か?)


 徐々に痛みが増してきた中で、何とか意識を保とうと思考を巡らせる。

 会話の内容からして、この天狗はある程度上の立場だ。


「さて、とはいえ村の占拠も失敗して成果なしではな。どうせならそこの神園の血を引く男だけ連れ去って他は殺していきたいところだが……」

「させないっ!!」


 その言葉に、狛が飛びかかり刀を振りかぶる。

 獣のような素早さで懐へ潜り込んだ狛の刃は迷いなく天狗へ向かい、その太刀と打ち合う。

 しかしこれまでとは違い空中からも襲い来る三次元的な動きに翻弄され、形成は不利。


「話の邪魔だ」

「ぐぅあっ……!」


 その立ち合いに割って入ったのは鎧武者の太刀だった。

 横合いからの不意打ち気味の一撃に、辛うじて反応して受け止めた狛だったが、勢いまでは殺しきれずにそのまま大きく吹っ飛ばさ れて壁に叩き付けられる。

 彼女はそれでも立ち向かうため起き上がろうとしたが、そのまま力尽きてしまった。


(くそっ……こんな時に……!!)


 命ごと流すように傷口から流れ落ちる血を必死に手で押さえながら、視界の片隅で戦いの行方を追っていく。

 僅かに映るその景色の中で、勇魚とハヌマンは双つの硬鞭を分け合って必死の応戦をしていた。


「そろそろ終いだ」


 見下ろすように此方を眺めて、天狗が告げる。


 先ほどから意味深な事ばかりが聞こえるが、いい加減考えるのもつらい。

 神園の血を引くとはなんだ、誰の事を言っている?いや、その視線を見ればわかる。自分の事だ。

 勇魚とハヌマンも其れを認識しているからこそ抵抗しようと俺の前に躍り出て、天狗と鎧武者を睨みつける。


「二人とも、狛を連れて逃げろ……。」


 蘇芳の次期当主である勇魚が死ぬことだけは避けなければならない。

 いや、次期当主という立場がなかったとしても生きることを優先すべきだ。

 一時的な敗北はあっても、生きている限りは挽回する手段も機会もきっとあるのだから。

 しかし逃げるよう促しても、二人とも聴こえているだろうにそれに従おうとする様子はない。


「この任務の責任者は俺だ……!二人とも……今は俺に従え……!」

「悪いがそれは出来ねぇ」

「何言ってる!お前は次期当主なんだぞ!」

「だからこそだ。それにここでお前を攫われたらまずいって、俺の勘が告げてるんだよ。だから絶対にここは譲れねえ」

「俺はお前たちを……置いていく側にするわけにはいかないんだ……」


 かつての世界で、自分は命を落とす際に何も残せず、別れを告げることも出来なかった。


 本来両親に置いていかれるべき立場の俺は、先に命を落として両親を置いて行ってしまった。

 死ぬという事は本来そういう事なのかもしれないけれど、医者が俺の臨終を告げた際の両親の表情は俺の心に深く棘を突き刺していた。

 大切な存在に突然置いて行かれた人間の表情とは、ああいうものなのかと。


 本来知るはずのない置いて行ってしまった側の感情を、俺は知っている。

 あんな表情を凰姫様や恵比寿様や鯱丸様に、ビーマに、狛の家族にさせることが、酷く恐ろしい。

 彼らがその顔を見ることが出来ないとしても、見知ったもの達が置いていく側に、或いは置いていかれる側になって傷つくことが、酷く恐ろしい。


 そしてそれ以上に、彼らに俺自身が置いて行かれることが酷く恐ろしいのだ。

 俺は両親の死を、或いは身近な人の死を経験したことがない。

 経験した大切な存在の死と言えば飼っていた猫を亡くしたときくらいで、祖父母が亡くなったのも物心つく前だった。


 俺は本来臆病で、俺にとって、置いて行かれることは未知の恐怖なのだ。

 それでも、体は疲労と出血で動いてくれない。

 新しい肉体を申し訳なく思いつつも与えられて、心臓の持病を克服して尚、俺は肝心な時に動けない。


(せめて魔法を……いま出せるありったけを絞り出せ……!!)


 身体が焼けた炉の傍に立った時のように熱くなる。

 いや、これは外側からの熱ではない。

 内側だ。まるで焼けた鉄を喉から流し込んだようだった。

 肺が、心臓が、胃の腑が、まるで炉の火の中にくべられたような感覚だった。


(……他人の身体をもらい受けてまでこの世界で命貰ったんだ……!こういう時こそ根性見せなきゃいかんだろうが……!!)


 身体の熱感と対照的に現れたのは大量の水。

 俺の前に立つハヌマンや勇魚の頭上を完全に覆うほどの竜巻のような渦を八本作って、此方を睥睨している天狗たちを阻む。


「……!この水量……それにこの魔法は……!」


 まるで首をもたげた蛇が絡みつくように、或いは噛みつくように行く手を阻む渦に、天狗が一瞬狼狽える。

 その狼狽えぶりと対象に動いたのは謎の鎧武者。


 その姿が掻き消えたかと思えば、奴は背後へ回り込んで大太刀で斬りかかってくる。

 剣は折れており、勇魚達の防御も間に合わない。

 だがここでやられるくらいなら腕を犠牲にする方がましだと、折れた剣を逆手に出来る限り衝撃を殺す。


「その鬼灯の様な目の色……完全に覚醒する前に捕らせてもらう」

 

(目の色……?何を……)


 相手の言葉に疑問を抱くが、今はそれどころではない。このまま折れた剣で受け続けては防御しきれない。


「これならどうだ……!」


 それならばと、腕にまとったのは氷の鎧。

 頑強な鱗の様に肌にまとわれた氷は大太刀の刃を押しとどめ、触れた端から蝕むように冷気を伸ばし凍結させていく。


「氷とは……複数の属性持ちか。それに先ほどから使っている魔法、その指輪を通していないな」

「さっきから何を言ってる!?」 


 魔法は本来属性を連想させるような媒体を使う必要がある。

 だから狛は溶岩の飾り石の根付を持っているし、花咲の爺様も矢羽根と矢尻に仕込みを入れている。

 水を象徴する道具しか持たない桃に、そんな事はできるはずがない。


「自覚なし……か、だが其の目の色といい魔法といいお前、化け始めているな」

「戯言をっ」


 その言葉に驚きながらも大太刀を弾き飛ばし、鎧武者を遠ざける。

 そこから間髪入れずに巻き上がった水流の渦を天狗たちに殺到させると、天狗たちはその水量に邪魔されて近づこうとしても近づけなくなる。


「ここにきて化身の兆候がでるとは、運のいい奴!!だが……長くは持つまい!」

「……ッ!!」


 たしかに天狗の言う通りだ。


 状況が好転したように見えるが、相手は此方が力尽きるのを待てばいい。

 俺は疲労も出血も激しく、勇魚とハヌマンは武器を分け合って辛うじて戦える状態。

 狛は時々動こうとしているあたり、疲労と戦闘のダメージで動けなくなっているといった所か。

 万事休すか。そう思ったその時だった。


 直後風切り音と共に次々と何かが壁を大穴を空けて貫通したかとおもうと、相次いで二本目の矢が天狗の手にある太刀を思い切り折り飛ばした。

 その何かが空けた大穴から覗くのは外の景色と鋭く光る眼光。


(爺様か!!)


「っ、どうやら時間切れらしい。この状況であの爺相手は今の我らには骨だ。退却するぞ」

「承知した」


 天狗と鎧武者の身体をつむじ風が包んでいく。

 その風が止んだ時、二人の姿は跡形もなく掻き消えていた。

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