概要
ハードボイルド…風な探偵、早乙女瞳が巻き込まれた事件の一幕。
誰も結末を予想出来ない!いや、させない!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!…これ、ヤバいだろ?!笑笑笑笑笑笑笑
このホラー・コメディ(だと思ってる)は
一旦、マスターが店仕舞いして終わったと
記憶していたが…。
ここに来て【Love end Pe◯◯s 】と
銘打って第二弾が連載されているのだが、
この、ぶっ飛び加減が凄まじく、又笑いに
於いては破壊的なのだ!とてもじゃないが
悠長に烏龍茶なんぞ片手に茹で卵喰ってる
場合じゃあない!!
まさに!生命の危機だろ笑!?…という
ジェットコースターに似た感覚で物語は
コレでもか、コレでもかと展開して行く。
そしてそこに作者の笑いのセンスが光る!
…そんな間も許される事なく、物語は展開して行く。もう、誰にも止められないし、
誰も止めようとも思わない。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!コミカルでありながらもシリアスな要素を含んだ愛すべきキャラクターたち
個性的なキャラクターたちが巻き起こす、ユーモアとシリアスさが絶妙に混ざり合ったユニークな探偵小説です。
主人公の早乙女瞳は自称ハードボイルド探偵ですが、その言動は子供っぽく滑稽な場面が多く、ハードボイルドとは程遠い愛すべきキャラクターです。バーのマスターとのやり取りや、借金取りから必死に逃げる姿などコミカルな描写が秀逸です。
一方、金貸しの安田拓朗は優しい性格の持ち主ですが、仕事柄しぶしぶ乱暴な言葉を使わざるを得ない悲哀が感じられ、また行方不明になった犬を無事に見つけ出そうと奮闘する姿に好感が持てます。
そして、借金のために犬を売ろうとする鈴木の卑劣な行為と、それを叱責する拓の…続きを読む - ★★★ Excellent!!!スーパーソフトボイルド探偵もの(ほぼ生卵状態)
あらゆるハードボイルドムーブが空ぶって死にかけるハードボイルド探偵、『早乙女 瞳』
名前からして、ハードでもボイルドでもなさそうな彼だが、それは名前だけじゃあない。
行きつけのバーのマスターへハードボイルド風に「いつもの」と酒を注文するだけで、なぜか死にかける事件を起こしてしまう、どうやってもハードボイルドに成れないハイパーソフトボイルドマンなのだ!
そんな彼が受けた探偵の依頼は、迷い犬の捜索。
なんてことない仕事に思えたが、その裏には彼を取り巻く壮大にハードボイルドな陰謀が隠されて──。
いるかどうかは、是非、ご自分の目で確認してほしい。
そう、生卵マンな彼が、それにどう立ち向か…続きを読む