概要
異世界、切り取り次第
弘安四年(1281年)。博多に陣を敷いた日本軍の前に現れたのは、海を渡ってきた元軍ではなく、異世界より侵略してきた魔王軍だった。
それから一年後、異世界は魔王を倒した鎌倉武士たちによって『切り取り次第』とされ、やたらめったら侵略されていた。
そんな異世界で生きる傭兵・スツェリは輸送隊の護衛中にオーガの襲撃を受け、更に仲間に見捨てられてしまう。
孤軍奮闘するスツェリの前に現れ、瞬く間にオーガたちを殺したのは、大太刀と大弓で武装した鎌倉武士の少年。
「結城孫七宗広です! 趣味は殺人、特技は斬首、好きなものは生首です!」
捨てられ兵士と血まみれ少年は、金のため、命のため、そして信じるもののために東を目指す。
それから一年後、異世界は魔王を倒した鎌倉武士たちによって『切り取り次第』とされ、やたらめったら侵略されていた。
そんな異世界で生きる傭兵・スツェリは輸送隊の護衛中にオーガの襲撃を受け、更に仲間に見捨てられてしまう。
孤軍奮闘するスツェリの前に現れ、瞬く間にオーガたちを殺したのは、大太刀と大弓で武装した鎌倉武士の少年。
「結城孫七宗広です! 趣味は殺人、特技は斬首、好きなものは生首です!」
捨てられ兵士と血まみれ少年は、金のため、命のため、そして信じるもののために東を目指す。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!鎌倉武士の強さをとくと御覧じろ!!
よくある異世界転生か何かかと思いながら読み始め、そんなんじゃないと思ってからは一気読み。
突然日本に現れた異世界への門。そこから魔族たちがやって来た。
本来であれば魔法を使う魔族たちにただの人間が太刀打ちできるはずがない。
しかし! しかし! 鎌倉武士の強さは魔族たちをも凌駕する強さを持っていた!!
逆に魔界侵攻に踏み切った鎌倉武士。
元服が済んだと言っても子供である鎌倉武士ユーキ。
ひょんなことからそんなユーキに助けられた魔族。
魔族視点の鎌倉武士の強さとこだわりと統率力をこれでもかと見せつけて来る本編はとても楽しめると思います。
是非是非、鎌倉武士の規格外の強さを追っていただきたい…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少年鎌倉武士が首を狩って狩って狩りまくる! 痛快ファンタジー!
鎌倉時代の日本が、魔界と接続した! 元寇ならぬ魔寇を経て、鎌倉武士が異世界で大暴れ! という設定にピンときたらぜひお読みいただきたい。
安定のアクション描写、首級を上げるべく首大好きの主人公と出会うお姉さんは、「あの」種族(一話の落ちなので伏せます)。ここのセンスがまた良いですね。
魔界とは言いますが、いわゆる剣と魔法の世界で、そこに鎌倉武士たちが異物として入りこみ「カマクラン」の名で怖れられている所がポイント。
まだ七話までしか読んでいませんが、ユーキは何を思ってこの世界へやって来たのか、スツェリとの旅の行方はどうなるのか、ワクワクが止まらない一作です。