少年鎌倉武士が首を狩って狩って狩りまくる! 痛快ファンタジー!

鎌倉時代の日本が、魔界と接続した! 元寇ならぬ魔寇を経て、鎌倉武士が異世界で大暴れ! という設定にピンときたらぜひお読みいただきたい。
安定のアクション描写、首級を上げるべく首大好きの主人公と出会うお姉さんは、「あの」種族(一話の落ちなので伏せます)。ここのセンスがまた良いですね。
魔界とは言いますが、いわゆる剣と魔法の世界で、そこに鎌倉武士たちが異物として入りこみ「カマクラン」の名で怖れられている所がポイント。
まだ七話までしか読んでいませんが、ユーキは何を思ってこの世界へやって来たのか、スツェリとの旅の行方はどうなるのか、ワクワクが止まらない一作です。