概要
エルフのお嬢様やモフモフの魔犬と共にのんびりと旅を楽しむ
小倉ナオトが大学を卒業して四か月後、彼が入った会社は倒産した。当面の生活費その他諸々を確保するため、彼は亡き父が集めていた古物の数々を売りに出そうと考える。物置を調べているうちにナオトは魔法の書を手に取った。そのほとんど白紙の本を眺めて、彼は奇妙なことに気付く。最初のページにだけ書かれていた文章。知らないはずの文字で書かれているのに、意味を理解できたのだ。その呪文を口にしてみると不思議なことが起こった。彼の目に映る景色がぐるぐると回り、気付いた時には見知らぬ遺跡へ転移してしまったのだ。そこでナオトが出会ったのはエルフのお嬢様だった。彼女が話す言葉は日本語を聞いているように理解できるが、それが日本語で無いことも理解できる。彼女と話をしているうちにナオトはここが異世界だということを理解した。そし
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