私、宇宙人なんだけど？

この作品は様々な愛の形の物語です。

ラブコメありお笑いありバトルあり真田作品の真骨頂とも言える変・・・魅力あるキャラクター達がこれでもかと躍動感のある内容でスピードに緩急のある表現か読む者を惹き付けて止まない仕上がりになってます。
一度、読めばきっとクセになるハズ！

先ずは怖がらず最初の1ページを開いてみて欲しいんだけど♪
話のテンポが良く気が付けばこんなに読んでる！！と、なるぐらい読みやすいです。
確かに第一話からぶっ飛んではいますが物語が進むにつれ次第にシリアスな展開に発展し最後にはホッコリ終われる所は流石です。

有志で映像化して下さる方がいれば是非お願いしたいです！

　バトルもラブコメももちろん面白いんですが、やはりこの作品の売りは、オカルトだと思います。私はあまりオカルトは信じませんが、『なるほど』と、うなりました。『オカルトなんて、信じない！』という方、一度読んでみませんか？

　現代芸術家の、会田誠さんの創作がイケるクチの人は、絶対にビンゴの『私、宇宙人なんだけど？』（真田宗治著）です！
　上掲の会田誠さんは、かつて六本木ヒルズの森美術館で個展を開いた程の大家です。ですが、全国のPTAから「天下の森美術館が、事もあろうに…」とのお叱りが殺到ｗ　急遽R18コーナーが設けられる始末…　確かに破壊力のあるエロや暴力も展示されたとても素晴らしい個展でした。
　閑話休題。
　所謂テッパンの、お約束的な、ヒーローとかヒロインとかは、もちろん、出て参りませんｗ
　主要な登場人物をはじめ、出てくる人物は皆さん、どっかイッちゃってるキャラばかり。もうホントやりたい放題の人しか出てこ…続きを読む

——本作紹介文より引用——

　退屈な地方都市の高校に、アルビノの超絶美少女が転校してきた。自己紹介で宇宙人を自称したりと、少々、頭のネジも外れているようだ。
　
　もっと頭のネジが外れた国士は、美少女に一目惚れして告白をする。だが、美少女はとある事情により、男女交際ができないのだという。そこで国士はよからぬ計画を思いつき、めちゃくちゃやりながら、美少女を連れ去ってしまう。
　
　そこまでは良かった？

　問題は、国士の行動が、世界中の諜報機関の逆鱗に触れてしまった事だ。こうして、国士と美少女と、国士の幼馴染の日向は、世界中の国家機関から追われる事となる。


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1話からぶっ飛んでます…続きを読む

倫理観が外れている分、爽快感がある作品です。

意外と設定も凝っています。

これまで真田サーガの中でもある意味で異色の作品です。

何故真田先生が危険視したのか少し判る挑戦作品です。

ただ、設定はしっかりしています。男性視点から語られる話ですが、社会で鬱憤が溜まっていらっしゃる方々にとっては楽しめる作品です。

色々と鎖が外れているので、常識に囚われないとしようとする作風は楽しめるかと思います。

一応、良心として常識的な人物もいますが、世界の裏側から視たらこちらの方が非常識だと感じます。知識の判断を含めて世界観を考えるには良い小説です。

常識とは何であるか？ も説ける作品です。…続きを読む

そもそも小説概要から面白い。主人公の倫理観がぶっとんでいるのと、
アルビノ女子の言動が不穏過ぎて、称賛するのに躊躇いを感じるが、
大きくて強い幼馴染が、何とかしてくれるのか！？
この疾走感を共有したくて、早めにレビューを書きました。