『作文嫌いの🦍が文章を嗜む🦍になるまで』

かつては文章を書くのが不得手だったという作者様が、ご自身の思い出を振り返りながら、書く楽しさに目覚めていくエピソードが綴られています。「あのときはああいう文章を書いていた」という回想が、印象深い思い出とリンクして、作者様の青春の日々も見えてきます。「書く」って、思い出のタブになっているんですね。
最近執筆がちょっとしんどいな、と感じたら、こちらを読んでみてはいかがでしょうか。思い出すかもしれません。大切な思い出、そして「書くことの楽しさ」を。

　作家様の過去の出来事を辿りつつ、予想外に読者の私の過去の懐かしい記憶が蘇ってもきました。
　たぶん、誰もが一つは思い当たる。そしてほっこりする。
　この作品を読んでそんな体験が出来ることでしょう。

　ぜひ、読んでみてください。
　とても素敵な作品、ですよ。

　オススメですっ⭐︎

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（1080文字）

　この作品に出会って、何かを書き残す事が楽しくなりました。
　このエッセイのおかげで、作文すら嫌いだったのに、小説のようなものを書きあげる事ができました。

　なんて書くと怪しい広告のようですが、作文も読書も苦手だった子供が、立派な『小説家』に成長する物語。……だと思って読んでます。
　実は途中でレビューしているので、どうなるのかは知りません。

　格好だけつけた難解な言葉を並べるでもなく、幼い頃を思い出したり、何故か懐かしいような不思議な気分になれます。
　一話が、だらだらと長くもなく、読み易いので、何かの合い間にでもどうぞ。
　作者様曰く「エールエッセー」との事なので、読むだけの人達にこ…続きを読む