手書きよりも遅い入力をどう打破するか

 手始めに打ち込んだのは書き綴った詩だったと思います。ミミズが這ったような文字が奇麗な活字に変換されていく。ちょっとした喜びを感じましたね。こちらでアップしている「ちょっと…女詩」がそうです。右と左の指を一本づつ使う程度なので時間は掛かりましたが、膨大な量というのでもないので数日もあれば完了です。


 そうなると特に打つものもない。そこで考えたのが以前の文通です。相手からメールが来れば当然返すことになる。つまりは強制的にキーを打つ練習にもなるわけです。そこでどこかにそれとなく募集を出したんでしょうね。数人からメールが来てメール交換がスタートしました。書かなくてもいい。切手も投函も必要ないというメリットもあるのか、意外と長くやっていた記憶があります。


 あとはワープロ検定なるものが機械に入ってまして、課題となる文章をプリントアウトして、それを見ながら文字を打ちこんでいくんですよ。タイマーもあるので制限時間が来るとピッと終わりを告げられる。検定は2級と1級があって、最初は全然お呼びじゃなかったですね。それでも毎日やってると次第に指も慣れて来るのか、スピードもアップして2級はマスターしました。


 その後は1級です。難易度はアップするので2級がギリギリ程度では1級は門前払いです。どのくらいやったのかな~。初めて1級をクリアした時は嬉しかったですね。しかし、家のPCでカナ入力してるのは私だけだとクレームが出て、そこからローマ字入力に替えることになるんですが、なまじ慣れただけにこれが大変でした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る