くだらない日記も時には貴重な備忘録

 夏休みにも日記の宿題とか出ましたね。絵日記とか描いた覚えがあります。それ以外でもちょっと洒落た日記帳を買って書いたような記憶も。記憶もというのは曖昧だからです。たぶん三日坊主だったのでしょう。一週間くらいは書いたと思いますが。


 恐らくたいして書くことがなかった。いや、書くことはあったのだろうけど、うまく書けなかった。続ける根気がなかった。きっと続かないの要因はこんなところでしょう。それでも車に乗るようになってから、何が原因かわかりませんが、急に日記を書き始めたんですよ。


 内容はお察しの通りで何時に起きて何をしてという生活スタイルがほとんど。それで何を買った。どこどこでラーメンを食べたとか。誰々と遊んだとかです。人に見せるものでもなし、自分の日記ですからね。特に問題はないはず。その時は正直あまり過去の経験から長くは続かないだろうと思ってました。


 しかしです。それなりに続いてくると継続する喜びのようなものも沸いて来て、途切れさせたくないなどという気持ちも生まれるんですね。大抵は毎日書きましたが、時には十日くらい書かないこともあって、こうなると思いだすのが大変。記憶を遡らせるいいトレーニングです。


 結果的に5年くらい書いたのかな。今読んでもバカなことしか書いてませんが、記録としては役に立つ。ある時、フォークリフトの免許が必要になって、その免許が手元にないので再発行しようとしたら、ある程度の取得日がわからないと出来ないと言われまして、確か日記にと探したらありました。書いてて良かったとしみじみ思いました。

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